非常食や飲料水などのローリングストックを心掛ける岩手
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エフエム岩手「Prism〜ココロ・イロドル・プログラム〜」の佐竹莉奈です。
我が家は、おじいちゃん・おばあちゃん・夫婦・そして子供の五人家族。幼い娘以外はみな10年前の東日本大震災を経験しています。震災当時私は実家で暮らしていましたが、ライフラインの復旧が進まず水や食料の確保が困難になってしまいました。「水はいつ出てくれるだろうか、もし家の食べ物がなくなってしまったらどうしようか」…と、不安な思いにかられながら過ごしていたことを覚えています。
そういった経験を生かして、今は日持ちする缶詰や非常食、飲料水などのローリングストックを心掛けるようにしています。戸棚には常に一定数の備蓄。消費期限が近づいてきたら食卓へ、使った分は買い足しておく。もしものときの備えがある、というのは、いざという時の心の余裕、ひいては冷静な判断や行動につながります。いつやってくるかわからない災害。非常用グッズや避難経路の確認・家具の固定や建物の補強など物質的な備えはもちろん、身を守るための知識や「もしも何かがあったとき」について家族と日ごろから話しておくなど心の備えも忘れずにありたいものです。「そなえ」は多すぎて困ることはありません。何かあっても大丈夫と思えるもの・ことをこれからもしっかりと防災について考え、実践していきます。