石油ストーブとローリングストック!青森
エフエム青森「ラジmott!」の宮川香織です。
平成23年、3月11日。東日本大震災。これまでに体験したことのない地震でした。とりあえず足りないものはないか、一度スーパーに行きましたが、商品はほとんどありませんでした。電気・ガス・水道と、ライフラインが寸断されているので、懐中電灯とラジオ、食べ物や飲み物は、冷蔵庫にあるもので何とかしようという事になり、家で過ごしました。一番辛かったのは“寒さ”です。厚着をしても毛布に包まっても、寒さで眠れませんでした。ストーブは電気で使うものしかなく、体を温める術がありませんでした。電気がなくても使える石油ストーブがあれば・・・と震災後、落ち着いてからすぐに買いに行きました。カイロも常備しようと思ったのは、このときからです。
また、家では非常食を備蓄したり、防災用に何かを備えていませんでした。非常食については備えたいと思い、ローリングストックを取り入れています。缶詰や水なども、買い足しながら使うようにしました。
あの時足りなかったものは、何だったのか?というところからスタートして状況を考えながら、必要なものを考えていく。
私のもしもの時の備え、日常で無理のない範囲で、防災を取り入れ行こうと思っています。