罪のない子ども達が被害を受けています。
「虐待」と言う言葉。聞こえはとても悪く、一見特定の親が行う行為に思えますが、増加の一途を辿るとても他人事とは言い切れない言葉になってきているんだそうです。もちろん、自分が「虐待」を子どもにしてしまうかもしれない、してしまっているかもしれないという親も増えて来ている現実。
誰かに早く相談することが、最近の一番の解決策だとゲストの杉浦さんもおっしゃっていましたが、とても難しい課題なのかもしれません。
みなさんはそう言った場合、相談できる「誰か」浮かびますか?
日常の忙しさにかまけてつい相談することもなくそのまますごしてしまうこともあるというお母さんもいるようです。
私はまだ子育ての経験がありませんが、犬の世話だけでも精一杯です。
今のうちから相談できる身近な人を作れるご近所付き合いも大切なのかもしれませね。
「虐待」のことだけに拘らず、「一人で抱え込まない、悩まない」ことの大切さをこの番組の様々なテーマを通して学んだ気がします。
人は一人では生きて行けない。人と人とが助け合って『人』という文字が作られるんですよね。
そして、今回でこの番組を卒業することになりました。
4月から色々なテーマに基づいて、街頭インタビューや体験リポートなどさせていただき、とても充実した一年となりました。
ラジオの街頭インタビューはアシスタントの女性と二人で小さなMDとマイク片手に街の人に突撃するので、かなり最初は警戒されます(^^;
でも、ほとんどの皆さんが快くインタビューに答えてくださり、時には「大変ですね」「頑張ってくださいね」などのあたたかい言葉をかけたいただき、胸があつくなる時も多々ありました。そんな皆さんの励ましがあったから一年間がんばれたこともあるのかもしれません。私にとってとても貴重な経験となりました。
また、中山さん、スタッフを初め、関係者の方々、毎週いらっしゃるゲストの方には本当にあたたかく接していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
私がフリーアナウンサーを目指した最初のきっかけは、大学時代にあるラジオ番組のナビゲーターを勤めさせていただいたことから始まりました。以来、ラジオのスタジオでしゃべる世界が私の原点となり、憧れの世界にもなりました。
この「ちょっとアニメ声」の私が、「FMっぽい声じゃないよね」と言われていた私が、東京FMでお世話になれたことは、とても大きな宝物となりました。
またいつかどこかで皆さんとお会いできることを楽しみに、これからもわたなべさとこは精進してまいります!
本当にありがとうございました!!
これからもビューティフルジャパンをどうぞよろしくお願いいたします。