秋元才加とJOYのWeekly Japan!!

生活に身近な情報や政府の取り組みをわかりやすくお伝えする番組「秋元才加とJOYの Weekly Japan!!」。番組パーソナリティーの秋元才加とJOYが、毎回、生活に密着したトークをゲストと繰り広げ、私たちの暮らしに必要な情報をお届けします。

2019.07.27

自分に誇れる自分を目指そう! beyond2020マイベストプログラム



1年後に開幕となる東京オリンピック・パラリンピック競技大会。アスリートに限らず、この大会を契機に記憶にも、記録にも残るマイベストを目指しませんか?
今回は「自分に誇れる自分を目指そう! beyond2020マイベストプログラム」というテーマでお話しました。

秋元  東京オリンピック・パラリンピック競技大会まで、1年を切りました!
リスナーの中にも、2020年夏までに達成したい目標を掲げている方などいらっしゃるのではないでしょうか。

ここからは、内閣官房オリパラ事務局 企画官 安達佳弘さんにお話を伺っていきます。
東京オリンピック・パラリンピックというと、世界のアスリートが競い合う大会ですが、政府では、これを機に様々な取組を進めているんですね。

安達  大会については、一過性のものにするのではなく、様々な取組を進める契機にしたいと考えています。様々な取組には、本日のテーマである個々人の健康づくりがありますし、このほかに日本文化の魅力発信などもあります。こういった取組を、次世代に受け継がれる遺産、いわゆる“レガシー”にしていきたいと考えています。

JOY  東京オリンピック・パラリンピックでは日本中が盛り上がるので、その機運をうまく生かして、レガシーを作っていこうということですね。

安達  その通りです。今日ご紹介する【beyond2020マイベストプログラム】ですが、beyondは「超えて」という意味なので、beyond2020は「2020年を超えて、受け継がれていくレガシーをつくろう」ということです。
個々人が健康面などで自己ベストの目標を立ててその達成を目指す、このような一人ひとりの行動をレガシーにしていこうというのが、この【beyond2020マイベストプログラム】なんです。
来年のオリンピック開幕日、7月24日に向け、大会を応援する皆さんに、健康的で自己ベストな状態で東京大会を迎えてほしいという思いから始めた取組です。

秋元  “健康でいよう”でなく、“自己ベスト”なんですね。

安達  実は東京オリンピック・パラリンピックの基本コンセプトのひとつは『全員が自己ベスト』なんです。
東京オリンピック・パラリンピックをアスリートだけの大会と捉えずに、是非、皆さん一人ひとりが健康的でベストな自分を目指す絶好の機会として活用していただきたいと思っています。

JOY  大会の基本コンセプトに『全員が自己ベスト』が掲げられているんですね。

安達  日ごろからスポーツを継続的にされている方や、ジムで鍛えている方だけでなく、それ以外の方も含め、また、子供から大人、お年寄りの方まで、それぞれが今より健康になるために、自分なりの目標を立てて、その達成に向けて日々を過ごしてほしいと思っているんです。

秋元  ちなみに、どんな目標を立てればいいのでしょう?

安達  例えば、体重を何キロ落とすとか毎日何歩歩くとか、水泳やマラソンの目標タイムなど、なんでもいいので目標を立てて継続的に頑張るということでしょうか。
あまり堅苦しく考えずに、まず始めてみてほしいです。

JOY  でも、安達さん。目標を掲げるのはいいんですけど、続けるのは根気がいりますよね。

安達  そうですよね。個人ではモチベーションを保つのも、目標をクリアするためのノウハウもなくて苦労される方もいらっしゃるかもしれません。
そこでこの取組【beyond2020マイベストプログラム】では皆さんが目標達成できるように支援してくれる企業や団体を認証しています。

秋元  どんな企業や団体を認証しているんですか?

安達  皆さんの身近にもあるスポーツクラブや、健康経営に取り組む企業、「健康経営」とは、従業員などの健康管理を経営的な視点でとらえ実践することですが、そういった企業や、さらには学校などもこの取組に賛同して、それぞれの取組をスタートさせています。
例えばスポーツクラブでは目標達成に向けてコーチやスタッフが指導やサポートをし、目標達成までの記録更新や目標達成を表彰して継続を促すなどの工夫をしています。またある企業では社員に食事や運動の記録を見える化するためのウェアラブル端末(身に付けるタイプの端末)を支給して、目標達成を応援する取組を行っています。

JOY  学校の取組もあるんですか?

安達  埼玉県内の公立学校では、毎年行われる体力テストの結果を参考に目標を設定して、2020年の体力テストで自己ベストを目指す取組を行っています。
目標はそれぞれ違っていても、みんなが一緒に達成に向けて頑張っていると思うと、自分も負けてられない、頑張ろうとモチベーションを維持することにもつながりますよね。
そして目標を達成できたら、自分でも頑張れるんだ、やれば出来るんだと、自分に自信を持つことが出来るのではないでしょうか。

JOY  たしかに、目標達成するとそれが自信につながりますからね。

秋元  自分も東京オリンピック・パラリンピックに参加しているような気分になって、楽しそうですね。自分のペースで目標が達成出来たら、自分に金メダルをあげたいですね。

安達  自分に誇れる自分を目指して、是非、皆さんも目標を決めて、東京オリンピック・パラリンピックに向けてマイベストを目指しませんか?来年7月24日の開幕まで、あと1年です!
そして、健康になった皆さん一人ひとりの行動や頑張りがレガシーとなります!

秋元  今日の話を聞いたら、来年の東京オリンピック・パラリンピックがより楽しみになってきました。

JOY  東京オリンピック・パラリンピックに向けて自分で目標をつくったら参加している感が出てくるよね。頑張った先に何かがあることを感じられる大会になるかもしれないね。