番外編! 川瀬良子、2020年・秋の“ひとり”農業体験ツアー in やさと
茨城
2020.10.08
川瀬良子、2020年、秋の“ひとり”農業体験ツアーに行って来ました!
いつもは、「JA全農親子農業体験ツアー」で、
親子リスナーの皆さんと行く、
茨城県石岡市の八郷(やさと)地区の「朝日里山学校」。
今年はコロナの影響で、皆さんとご一緒することができませんでしたが、
この学校を拠点に農業体験をご指導なさっている、
柴山進さんにお話を伺いながら、
皆さんの分まで、しっかりと体験させて頂きました。
秋は旬の味覚がたくさん!
まずは、お米から。
本来であれば、
農業体験に来る皆さんの手で田植えをし、刈り取るはずだった稲。
今回、こうして稲刈りができたのは、
参加者が来られなくても、
毎日、休むことなく田んぼでお米の管理をし続けてくれた、
柴山さんのような生産者さんがいるおかげなんですね。
そして、稲を刈り取ったあとの田んぼをよく見ると、
いろんな生き物たちがたくさん!
田んぼで、生き物調査の活動をすすめている、
山崎敏彦さん解説のもと、「田んぼの生き物調査」にチャレンジしました。
田んぼはお米を作る場所ですが、生き物もたくさん棲んでいます。
それは、生産者さんがお米を作る、という営みがあるからこそ。
そして、私たちは、お米を食べることで、生き物を養っている。
「田んぼの生き物調査」を通して、
そんなメッセージを多くの人に伝えたい、と山崎さんはおっしゃっていました。
続いて、田んぼから畑に場所を移し、
サツマイモと栗の収穫もしてきましたよ〜!
畑から伸びた葉(茎)を引っ張ると、
ズルズルと、まさに“芋ヅル式”に土の中から顔を出すサツマイモ。
木から地面に落ちたイガを、
足で踏み広げてひとつずつ拾っていく栗。
自然の恵みがそこらじゅうに広がる秋。
収穫したものをどうやって食べようか、思いを巡らせるのも楽しみのひとつです。
今年は、コロナによって行き場を失った「食」の問題や、自然災害など、
例年よりも、多くの農業のニュースに接し、家で食べる機会も増えました。
このような状況でも、変わらず食卓を豊かにしてくれたのは、
農業を守り続けてくれた生産者さんのおかげです。
同時に、こんなことにも気付きました。
「私たちが食べることで、日本の農業は成り立っている。」
さぁ、食欲の秋です。
ニッポンのおいしい食材、たくさん食べましょ!
「生産者が自分で、“農業は大事”と言うと自己主張になるけど、
参加者が、“農業は大事”と言えば、それは世論になります。
だから、農業体験を通して、
農業の応援団をたくさん作りたいと思っているんです。」
そんな柴山さんの言葉が印象的だった、
今回の“ひとり”農業体験ツアーinやさと。
来年は、是非、皆さんと農業体験ツアーに行きたい!
そして、農業の応援団をもっともっと増やした〜〜い!