09/16スキマスイッチ 『スキマノハナタバ〜Love Song Selection〜』
2018/9/16 update
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。今日のゲストはスキマスイッチの大橋卓弥さん、常田真太郎さんです。お2人はジャカルタでライブを行い、帰国したばかりで、いい色に焼けています。スキマスイッチとは、2003年デビューの同期です。ということは、平原さん同様、今年はデビュー15周年のアニバーサリーイヤーなんです。
曲はどうやって作っていくんだろうってすごく興味があって。詞が最初?それとも、曲が最初?
卓弥さん「ほとんど、曲が先で、歌詞をつけることが多いですね。」
真太郎さん「僕は詞のモチーフはもっていたり、歌詞の一番だけだったりとか、でも、結局メロディーが先なんで、のらなかったら、それは採用されないという感じ。卓弥は結構メロディーのストックを持っているんでね。」
卓弥さん「ストックというか、思いついた時にメモします。ボイスレコーダーや携帯ですぐ録音しておけるから。たぶんね、ボイスレコーダーのトラックも800とかあります。数秒とか数十秒のものがたくさん入っているから、800トラックとかになっているんですね。探すの大変!聴く日を決めないと。」
もうだめだ!ってなる時はあるんですか?
卓弥さん「全然ありますし、今日はやめよう!ってなることもある。」
真太郎さん「あのね、行き詰まった時に、頼む!って思っている時はある。出してって!」
時間をかけていい曲ができる時もあるけど、時間をかけなくてもいい曲ができる時もありますよね。どちらの方が多いですか?
真太郎さん「うーん。メロディーはあまり時間かけない方が多いかな。比重としては歌詞の方にすごく時間をかける。メロディーはなるべく1日で、ワンコーラスは作るようにしているかな。平均ですよ、あくまで。出ない時は全然でないけど。『雫』って曲があるんですけど、たぶん、作るのに2時間かかってないよ。」
卓弥さん「かかってないよ。15分ぐらいだよ。微調整に1時間か2時間はかかっているでしょうけどね。」
こんなにバランスが整っている2人っていないと思うんです。
真太郎さん「長く続いている2人なので、お互いの領域みたいなものが、だいたいわかっているんじゃないですかね。僕らは、両方が歌ったりしないので(ボーカルは卓弥だから)、日本ではあまりいないですよね。だいたいデュオって、2人とも歌うじゃないですか。だから、そういう意味ではちょっと違うバランスかもしれないですね。」
ここからは、スキマスイッチにとって、デビュー15周年にして、初となるセレクションアルバム『スキマノハナタバ〜Love Song Selection〜』についてお聞きします。セレクションアルバムをリリースするというのは、お2人とも感慨深いものがあったとのことですが…
真太郎さん「やはり先輩が出しているイメージが強くて、ベストでもなければ、オリジナルアルバムでもない。自分たちのアイディアをいろいろ盛り込んでもらえたんです。セレクションアルバムってこうやって作るんだなと思って。」
卓弥さん「基本的には記念日に使えるんじゃないかという曲を選んで、曲を花束みたいに贈ってもらいたいなと。プレゼントに使ってもらいたいなと。」
このブックレットもね、花がいっぱい。ひとつひとつの歌詞に花が描かれていますね。
卓弥さん「それも贈る人がカスタマイズできるように、ジャケットを変えられるようにと思って。ちょっとメッセージが書けるスペースもあります。」
真太郎さん「音楽をギフトにするのは、昔はよくやっていた気がするんですけど、あまり今って活発じゃないのかなという話は、最初に出ました。こういう風に考えてもらっているんだな、自分のことを考えてリストを作ってもらえているんだなって思えますよね。昔は一生懸命、吹き込んでいましたから。」
いろいろな曲がある中で、1曲選ぶとするとどれですか?
真太郎さん「『未来花(ミライカ) for Anniversary』はロンドンのAbbey Roadで録らせてもらって。もともと『未来花』って曲はピアノ1本でデモがあって、それを2人で日本で出すときはやはりピアノ1本がいいということで3月に発売した『新空間アルゴリズム』というアルバムで収録できたんです。ロンドン行くときに、何の曲を録ろうという話になった時に、せっかくピアノ1本で録ったのも、すごく思い入れのある曲になったので、Abbey Roadでストリングスを入れて録るのもいいじゃないのって話になりました。
それも、僕らとしてはすごく思い出深いもので、CDとして届けたいと思ったので、『スキマノハナタバ』を作ったというのもあるんですよね。」
卓弥さん「僕のソロの曲を真太くんがリプロデュースしている曲があるんです。ボーナストラックという形で入っていて。スキマスイッチは作詞・作曲 大橋卓弥、常田真太郎と連名で作っているんですが、『ありがとう』は僕が一人で作った曲。それを収録するかどうかも、すごく2人で悩んで、ただ記念日に使いやすい曲だし、結婚式で流しましたとか、そういう声がたくさんあったので、どういう形で収録すると腑に落ちるのかと考えて、真太くんが完全リプロデュース、僕は歌い手としてだったら、しかもボーナストラックという形なら、いいんじゃないかということで作ったんです。」
いろいろお話を伺ったセレクションアルバム『スキマノハナタバ〜Love Song Selection〜』は9月19日にリリースされます。
11月10日、11日の2日間、横浜アリーナにて15周年アニバーサリーライブを開催!そして、10月7日には『長岡米百俵フェス』に出演します。(この日は、平原さんも出演!)ぜひチェックしてくださいね。
その他、スキマスイッチのライブ情報について詳しくは、オフィシャルサイトをチェックしてください。
来週もお楽しみに。
皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム ことことさん
「好きな人の声を聴くと、幸せホルモンが分泌されて、とても愉快な気分になります。このラジオを聴いている瞬間、まさに幸せホルモンが溢れます。平原さんの声が堪能できるラジオ番組を持ってくださって、とても感謝しています。平原さんはどんな人の声に癒されますか。」
平原さん
「久しぶりに会った人に綾ちゃん声、低くなったねと言われるんだよね。デビュー当時、19歳の時の自分の声を聴くと虫みたいだもん。初めてラジオに出た時は“わたしにとっては〜”というのを、1回の放送で56回ぐらい言ってたんだよね。わたしも成長したのか、歳を追うごとにどんどん低い声になるのか、わかりませんが。
平原さんはどんな人の声に癒されますか?ってことなんですけど、そうだな。わたしも低い声の方が好きかもな。でも、明るい声も好き。なんでも好き。そこに愛があれば!」
番組では皆さんからのメッセージをお待ちしています!「アナタにとって○○な曲」のリクエストも大歓迎です。例えば・・・、大切な曲や癒される曲、元気が出る曲や泣ける曲、初めてCDを買った曲、カラオケで良く歌う曲、結婚式でかけたい曲など、○○に当てはまるキーワードは、何でもOKです!
曲はどうやって作っていくんだろうってすごく興味があって。詞が最初?それとも、曲が最初?
卓弥さん「ほとんど、曲が先で、歌詞をつけることが多いですね。」
真太郎さん「僕は詞のモチーフはもっていたり、歌詞の一番だけだったりとか、でも、結局メロディーが先なんで、のらなかったら、それは採用されないという感じ。卓弥は結構メロディーのストックを持っているんでね。」
卓弥さん「ストックというか、思いついた時にメモします。ボイスレコーダーや携帯ですぐ録音しておけるから。たぶんね、ボイスレコーダーのトラックも800とかあります。数秒とか数十秒のものがたくさん入っているから、800トラックとかになっているんですね。探すの大変!聴く日を決めないと。」
もうだめだ!ってなる時はあるんですか?
卓弥さん「全然ありますし、今日はやめよう!ってなることもある。」
真太郎さん「あのね、行き詰まった時に、頼む!って思っている時はある。出してって!」
時間をかけていい曲ができる時もあるけど、時間をかけなくてもいい曲ができる時もありますよね。どちらの方が多いですか?
真太郎さん「うーん。メロディーはあまり時間かけない方が多いかな。比重としては歌詞の方にすごく時間をかける。メロディーはなるべく1日で、ワンコーラスは作るようにしているかな。平均ですよ、あくまで。出ない時は全然でないけど。『雫』って曲があるんですけど、たぶん、作るのに2時間かかってないよ。」
卓弥さん「かかってないよ。15分ぐらいだよ。微調整に1時間か2時間はかかっているでしょうけどね。」
こんなにバランスが整っている2人っていないと思うんです。
真太郎さん「長く続いている2人なので、お互いの領域みたいなものが、だいたいわかっているんじゃないですかね。僕らは、両方が歌ったりしないので(ボーカルは卓弥だから)、日本ではあまりいないですよね。だいたいデュオって、2人とも歌うじゃないですか。だから、そういう意味ではちょっと違うバランスかもしれないですね。」
ここからは、スキマスイッチにとって、デビュー15周年にして、初となるセレクションアルバム『スキマノハナタバ〜Love Song Selection〜』についてお聞きします。セレクションアルバムをリリースするというのは、お2人とも感慨深いものがあったとのことですが…
真太郎さん「やはり先輩が出しているイメージが強くて、ベストでもなければ、オリジナルアルバムでもない。自分たちのアイディアをいろいろ盛り込んでもらえたんです。セレクションアルバムってこうやって作るんだなと思って。」
卓弥さん「基本的には記念日に使えるんじゃないかという曲を選んで、曲を花束みたいに贈ってもらいたいなと。プレゼントに使ってもらいたいなと。」
このブックレットもね、花がいっぱい。ひとつひとつの歌詞に花が描かれていますね。
卓弥さん「それも贈る人がカスタマイズできるように、ジャケットを変えられるようにと思って。ちょっとメッセージが書けるスペースもあります。」
真太郎さん「音楽をギフトにするのは、昔はよくやっていた気がするんですけど、あまり今って活発じゃないのかなという話は、最初に出ました。こういう風に考えてもらっているんだな、自分のことを考えてリストを作ってもらえているんだなって思えますよね。昔は一生懸命、吹き込んでいましたから。」
いろいろな曲がある中で、1曲選ぶとするとどれですか?
真太郎さん「『未来花(ミライカ) for Anniversary』はロンドンのAbbey Roadで録らせてもらって。もともと『未来花』って曲はピアノ1本でデモがあって、それを2人で日本で出すときはやはりピアノ1本がいいということで3月に発売した『新空間アルゴリズム』というアルバムで収録できたんです。ロンドン行くときに、何の曲を録ろうという話になった時に、せっかくピアノ1本で録ったのも、すごく思い入れのある曲になったので、Abbey Roadでストリングスを入れて録るのもいいじゃないのって話になりました。
それも、僕らとしてはすごく思い出深いもので、CDとして届けたいと思ったので、『スキマノハナタバ』を作ったというのもあるんですよね。」
卓弥さん「僕のソロの曲を真太くんがリプロデュースしている曲があるんです。ボーナストラックという形で入っていて。スキマスイッチは作詞・作曲 大橋卓弥、常田真太郎と連名で作っているんですが、『ありがとう』は僕が一人で作った曲。それを収録するかどうかも、すごく2人で悩んで、ただ記念日に使いやすい曲だし、結婚式で流しましたとか、そういう声がたくさんあったので、どういう形で収録すると腑に落ちるのかと考えて、真太くんが完全リプロデュース、僕は歌い手としてだったら、しかもボーナストラックという形なら、いいんじゃないかということで作ったんです。」
いろいろお話を伺ったセレクションアルバム『スキマノハナタバ〜Love Song Selection〜』は9月19日にリリースされます。
11月10日、11日の2日間、横浜アリーナにて15周年アニバーサリーライブを開催!そして、10月7日には『長岡米百俵フェス』に出演します。(この日は、平原さんも出演!)ぜひチェックしてくださいね。
その他、スキマスイッチのライブ情報について詳しくは、オフィシャルサイトをチェックしてください。
来週もお楽しみに。
皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム ことことさん
「好きな人の声を聴くと、幸せホルモンが分泌されて、とても愉快な気分になります。このラジオを聴いている瞬間、まさに幸せホルモンが溢れます。平原さんの声が堪能できるラジオ番組を持ってくださって、とても感謝しています。平原さんはどんな人の声に癒されますか。」
平原さん
「久しぶりに会った人に綾ちゃん声、低くなったねと言われるんだよね。デビュー当時、19歳の時の自分の声を聴くと虫みたいだもん。初めてラジオに出た時は“わたしにとっては〜”というのを、1回の放送で56回ぐらい言ってたんだよね。わたしも成長したのか、歳を追うごとにどんどん低い声になるのか、わかりませんが。
平原さんはどんな人の声に癒されますか?ってことなんですけど、そうだな。わたしも低い声の方が好きかもな。でも、明るい声も好き。なんでも好き。そこに愛があれば!」
番組では皆さんからのメッセージをお待ちしています!「アナタにとって○○な曲」のリクエストも大歓迎です。例えば・・・、大切な曲や癒される曲、元気が出る曲や泣ける曲、初めてCDを買った曲、カラオケで良く歌う曲、結婚式でかけたい曲など、○○に当てはまるキーワードは、何でもOKです!