07/01清水翔太さん 最近、歌詞が変わってきた理由
2018/7/1 update
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿らせていただきます。意外にも(?!)ヒーリング・ヴィーナス、3回目の登場です。清水翔太さんにとって、デビュー10周年のアニバーサリーイヤーです。「大人になったよね〜。」っていう勝手なおば気分だと話す、平原さん。はじめて翔太さんにお会いした時は、スーパー シャイボーイだったんですが、2回目はだいぶ打ち解け、3回目の今日はちょっと本音を話してくださったような気がしました。
歌詞も変わってきたよね。夜遊びしてるんだ…みたいなね。そういう曲だから、そういう歌詞もでてくるんだろうけど。
「昔は、好きな人ができたりとか、遊びに行ったりとかしていたとしても、それをそのままそのタイミングで曲にすることってなかったんですよ。最近、書く曲は今起こっていることを書くのが好きで。」
尊敬するアーティストとして、ダニー・ハサウェイ、マーヴィン・ゲイ、レイ・チャールズを挙げていますが、中でももっとも影響を受けたのは?
「これは、最初に18ぐらいの時に挙げたもので、いろんな目線で好きな人を書いたんです。この3人だと、歌ということでダニー・ハサウェイはすごく影響を受けていて。こういうふうに歌いたいという歌の理想だったり、ダニー・ハサウェイのライブ盤ってすごくいいじゃないですか?お客さんも一緒に大合唱していたりとか、その空気感がすごく好きで、僕もライブでお客さんに歌わせるんですよ。それもダニー・ハサウェイに影響受けていたりとかしますね。」
影響受ける部分って、それぞれ違ってくるんでしょうね。
「そうですね。ソウルミュージックにハマったきっかけになった曲があって、それはマーヴィン・ゲイなんですよ。はじめてソウルミュジックを買ってみようと思って、アルバムの1曲目を聴いて、なにこれ?と思って。ソウルミュージックという存在がR&Bから入った、若い頃の自分の感覚では、古いものっていうか、今の人は聴かない、昔のものなんだろうと思っていたら、全然、今聴いてもかっこいいみたいな。それですごく好きになったんですよね。」
レイ・チャールズは?
「もちろん、ソウルミュージックの流れで好きにはなったんですけど、映画(『Ray/レイ』)がすごく好きで。単純にかっこいいですよね。生き方もそうだし、当時のゴスペルとR&Bを融合させるというのはトライじゃないですか?どの時代にもトライする人っていて、僕もそのトライを忘れたくないという感覚が強いんで、すごくかっこいいなと思うんですよね。すごく叩かれただろうけど、それをかっこいいと思うからというところで演奏し続けるかっこよさに憧れますよね。」
ニューアルバム『WHITE』をひっさげての全国ツアーがスタートします。この『WHITE』についても伺いたいんですが。歌詞がどんどん変わっていっているというのがあって、より自由になっているよね。
「本当に自由になりましたよね。作品を作る上で、僕、結構周りに気を使うんですよ。なるべく、スタッフも、リスナーも自分も納得いく、突き抜ける200点より、70点、80点のものを作るべきかなみたいな。でも、それをやり続けていくうちに、自身の表現とか、自分の言葉、自分のメロディーとかどんどん作れなくなってきて、ベストアルバムを出して、ここで区切ろうと思って。見つけてもらって、デビューさせてもらったことへの恩返しはしたかったので、8年間ぐらいやって、ベストアルバムを出して、これでもう気を使うのはいいだろうと思いました。ここからはエゴになったとしても、自分のやり方でやってみたいなと思って。」
いろんな年代で変わってくると思うんだけど、今、一番、伝えたいものは何?
「僕は本当にどうでもいいことが書きたくて、もう大きいこと言いたくなくて、なんか元カノ思い出すんだよなとか、そんなレベルのことを聴く人を絞りたくは絶対ないんですけど、今の自分の年代ぐらいの感覚があるから、どの年代もあると思うんですよ。自分たちの世代にしか、感じない感覚。それをそのまま曲に今の感覚でしていきたい。それがかっこいいという風に見えたら嬉しいと感じていて。」
特に面白いなと思ったのが、「会いたいアイツに会うため」という歌詞。アイツって誰?括弧が付いているし、強調しているもん。例えば、憧れの人、この人といつか共演したい。目標にしている人と会いたいとか、そういう感じにも取れるわけ。
「これは『(I'm fine)』という曲なんですけど、本当は大してI'm fineじゃないんですけど、I'm fineって伝えたいなと思ったんですよ。そうじゃないけど、いやいや、元気だよって言いたい相手っているじゃないですか?そういう表現なんですよ。この曲を書いている時は、“アイツ”の正体って、これまた本当にくだらないものでいいんですよ。例えば、今ハマっている飲み物とか。そんなんでいいんですよ。なんかがあるから、まあまあ元気に生きていますよって言えちゃう。なんとなくそういう表現で書いたんですよ。」
最後に今後の夢や目標を教えてください。
「いろいろな人から翔太くん曲書いてよっていうお話をいただくのをすごくありがたく感じていて、そこでちょっとトライとか、こういうのが好きなんだよねっていうことをどんどん表現していったりとかしたいなと思っているので、たくさん提供をやりたいと思っています。ちょっとがんばります!」
明後日、7月3日からスタートするツアーについて、詳しくは清水翔太さんのオフィシャルサイトをチェックしてくださいね。
皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム ホーリッジ・ユウマさん
「メールが読まれて、二人で大うけしました。 “お父さん30歳ってサバよみすぎ!平原さん戸惑っているよ!”と言うと “ユウマがメールを出すとは思わなかった。歳は適当にしておいた。”ということで、僕たち、本当に親子です。父は平原さんに名前を読んでもらったので、普段からテンション高めなのに“最高な日曜日だな〜”と異常にハイになって、そばにつながれていた犬に頬ずりしていました。かわいい父です。」
平原さん
「リスナーの方は覚えているかもしれないのですが、いつもこの番組を聴いているという15歳の男の子からメールをいただき、ラジオの充電がなくなって、わたしの“さよなら!バイバーイ”という言葉とともに、音が聴こえなくなったから、魔法のようだったというメッセージだったんですけど、30歳の方から同じようなメールが来て、これはきっとお父さんと息子だろうと思ったんですけど、いや、待てよ。15歳と30歳っておかしくないかという話になって。で、真相はいかにと思ったら、またメッセージが来ました。お父さんがサバを読んでいたそうです。頬ずりしていたのは、たぶん、他人のわんちゃんだよね。スーパーの横でだれかが繋いでたんですね。面白いメールいただきました!」
番組では皆さんからのメッセージをお待ちしています!「アナタにとって○○な曲」のリクエストも大歓迎です。
歌詞も変わってきたよね。夜遊びしてるんだ…みたいなね。そういう曲だから、そういう歌詞もでてくるんだろうけど。
「昔は、好きな人ができたりとか、遊びに行ったりとかしていたとしても、それをそのままそのタイミングで曲にすることってなかったんですよ。最近、書く曲は今起こっていることを書くのが好きで。」
尊敬するアーティストとして、ダニー・ハサウェイ、マーヴィン・ゲイ、レイ・チャールズを挙げていますが、中でももっとも影響を受けたのは?
「これは、最初に18ぐらいの時に挙げたもので、いろんな目線で好きな人を書いたんです。この3人だと、歌ということでダニー・ハサウェイはすごく影響を受けていて。こういうふうに歌いたいという歌の理想だったり、ダニー・ハサウェイのライブ盤ってすごくいいじゃないですか?お客さんも一緒に大合唱していたりとか、その空気感がすごく好きで、僕もライブでお客さんに歌わせるんですよ。それもダニー・ハサウェイに影響受けていたりとかしますね。」
影響受ける部分って、それぞれ違ってくるんでしょうね。
「そうですね。ソウルミュージックにハマったきっかけになった曲があって、それはマーヴィン・ゲイなんですよ。はじめてソウルミュジックを買ってみようと思って、アルバムの1曲目を聴いて、なにこれ?と思って。ソウルミュージックという存在がR&Bから入った、若い頃の自分の感覚では、古いものっていうか、今の人は聴かない、昔のものなんだろうと思っていたら、全然、今聴いてもかっこいいみたいな。それですごく好きになったんですよね。」
レイ・チャールズは?
「もちろん、ソウルミュージックの流れで好きにはなったんですけど、映画(『Ray/レイ』)がすごく好きで。単純にかっこいいですよね。生き方もそうだし、当時のゴスペルとR&Bを融合させるというのはトライじゃないですか?どの時代にもトライする人っていて、僕もそのトライを忘れたくないという感覚が強いんで、すごくかっこいいなと思うんですよね。すごく叩かれただろうけど、それをかっこいいと思うからというところで演奏し続けるかっこよさに憧れますよね。」
ニューアルバム『WHITE』をひっさげての全国ツアーがスタートします。この『WHITE』についても伺いたいんですが。歌詞がどんどん変わっていっているというのがあって、より自由になっているよね。
「本当に自由になりましたよね。作品を作る上で、僕、結構周りに気を使うんですよ。なるべく、スタッフも、リスナーも自分も納得いく、突き抜ける200点より、70点、80点のものを作るべきかなみたいな。でも、それをやり続けていくうちに、自身の表現とか、自分の言葉、自分のメロディーとかどんどん作れなくなってきて、ベストアルバムを出して、ここで区切ろうと思って。見つけてもらって、デビューさせてもらったことへの恩返しはしたかったので、8年間ぐらいやって、ベストアルバムを出して、これでもう気を使うのはいいだろうと思いました。ここからはエゴになったとしても、自分のやり方でやってみたいなと思って。」
いろんな年代で変わってくると思うんだけど、今、一番、伝えたいものは何?
「僕は本当にどうでもいいことが書きたくて、もう大きいこと言いたくなくて、なんか元カノ思い出すんだよなとか、そんなレベルのことを聴く人を絞りたくは絶対ないんですけど、今の自分の年代ぐらいの感覚があるから、どの年代もあると思うんですよ。自分たちの世代にしか、感じない感覚。それをそのまま曲に今の感覚でしていきたい。それがかっこいいという風に見えたら嬉しいと感じていて。」
特に面白いなと思ったのが、「会いたいアイツに会うため」という歌詞。アイツって誰?括弧が付いているし、強調しているもん。例えば、憧れの人、この人といつか共演したい。目標にしている人と会いたいとか、そういう感じにも取れるわけ。
「これは『(I'm fine)』という曲なんですけど、本当は大してI'm fineじゃないんですけど、I'm fineって伝えたいなと思ったんですよ。そうじゃないけど、いやいや、元気だよって言いたい相手っているじゃないですか?そういう表現なんですよ。この曲を書いている時は、“アイツ”の正体って、これまた本当にくだらないものでいいんですよ。例えば、今ハマっている飲み物とか。そんなんでいいんですよ。なんかがあるから、まあまあ元気に生きていますよって言えちゃう。なんとなくそういう表現で書いたんですよ。」
最後に今後の夢や目標を教えてください。
「いろいろな人から翔太くん曲書いてよっていうお話をいただくのをすごくありがたく感じていて、そこでちょっとトライとか、こういうのが好きなんだよねっていうことをどんどん表現していったりとかしたいなと思っているので、たくさん提供をやりたいと思っています。ちょっとがんばります!」
明後日、7月3日からスタートするツアーについて、詳しくは清水翔太さんのオフィシャルサイトをチェックしてくださいね。
皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム ホーリッジ・ユウマさん
「メールが読まれて、二人で大うけしました。 “お父さん30歳ってサバよみすぎ!平原さん戸惑っているよ!”と言うと “ユウマがメールを出すとは思わなかった。歳は適当にしておいた。”ということで、僕たち、本当に親子です。父は平原さんに名前を読んでもらったので、普段からテンション高めなのに“最高な日曜日だな〜”と異常にハイになって、そばにつながれていた犬に頬ずりしていました。かわいい父です。」
平原さん
「リスナーの方は覚えているかもしれないのですが、いつもこの番組を聴いているという15歳の男の子からメールをいただき、ラジオの充電がなくなって、わたしの“さよなら!バイバーイ”という言葉とともに、音が聴こえなくなったから、魔法のようだったというメッセージだったんですけど、30歳の方から同じようなメールが来て、これはきっとお父さんと息子だろうと思ったんですけど、いや、待てよ。15歳と30歳っておかしくないかという話になって。で、真相はいかにと思ったら、またメッセージが来ました。お父さんがサバを読んでいたそうです。頬ずりしていたのは、たぶん、他人のわんちゃんだよね。スーパーの横でだれかが繋いでたんですね。面白いメールいただきました!」
番組では皆さんからのメッセージをお待ちしています!「アナタにとって○○な曲」のリクエストも大歓迎です。