森永乳業 presents 平原綾香のヒーリング・ヴィーナス

TOKYO FM/FM OH!/@FM(FM AICH) EVERY SUNDAY 18:00-18:55

ON AIR REPORT 毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな“音楽の世界”を辿ります。

12/16宮本笑里さんが選曲!家族で聴きたい3曲とは?

2018/12/16 update
平原綾香さん・宮本笑里さん
毎週ゲストをお招きして、その方ならではのパーソナルな音楽の世界を辿らせていただきます。今日のゲストは、先週に引き続き、宮本笑里さんです。プライベートでも仲良しのお二人。音楽の好みも合うようで、楽しそうな雰囲気をお伝えできたかなと思います。

最新アルバム『classique』はご自身初となる全曲クラシックのヴァイオリン名曲集なんですよね。選りすぐりの名曲ばかりだね。
「そうね。耳馴染みのいい曲が多いです。私も小さい時から聴いていて、いつかやりたいなと思っていた曲もあります。『ルーマニア民俗舞曲』は若干、マイナーかもしれないけど、小学校に入る前ぐらいの頃、ヴァイオリニストの五嶋みどりさんのアルバムを踊りながら聴いていて、いつか弾きたいと、すごく思っていたから、念願が叶った曲なんです。」

(演奏を通じて)クラシックの作曲家と対話していると、“この人とは仲良くなれそう”とか、“この人とは彼氏向きじゃないな”とかない?
「相性というのはあるかもしれない。バッハの『主よ、人の望みの喜びよ』は簡単なようで、めちゃくちゃ難しくて。大先生というか、恐れ多いよね。弾かせてもらって、本当にすみません!という感じになる。」

わかる!私、初めて『ノクターン』を歌った時に、なかなかOKがもらえなかったの。それは、自分のOKが出なかったというのもあるんだけど、何だかOKしてもらっていない気がしたの。歌い切れてない感じ。クラシックって、メロディーに彼らの思いや魂、意思がすごく付いているよね。
「ものすごく強くあるからこそ、どれだけ表現していいのか、正解がわからない。自分なりに歌わないと、単調に歌ってもつまらなくなってしまうし、その表現の幅を問われるなと思います。」

“この人はすごく合うな”という作曲家は?
「小さい時から、大好きだったのもあるけど、バルトークはすごく弾きやすかった。バルトークって、皆さんも、絶対聴いたことある曲が多いはず。わくわくする曲も多いと思う。」

ここからは、宮本笑里さんにテーマに合わせて選んでもらった曲をご紹介いただく、一夜限りのスペシャル企画です。
今回のテーマは「ファミリーソング」です。ご両親、ご主人やお子さんなど、ご家族と一緒に聴きたい曲や、ご家族の影響で好きになった曲など“ファミリー”をテーマに、3曲選んでくださいました。


ステファン・グラッペリ『スウィート・ジョージア・ブラウン』
(平原さん)「こういうのは、弾かないの?」
(笑里さん)「私、弾けない〜(笑)」
(平原さん)「弾けなくないよ!弾きなよ!」
(笑里さん)「弾けたら、めちゃくちゃかっこいいなと思います。アルバムのジャケットを見ると、ステファン・グラッペリさんはやさしそうなおじいちゃんみたいな表情をされているんだけど、音色を聴くと、色気もあるし、年齢を感じさせないですよね。巨匠だなと感じることはあるけど、若々しいし、アイディアも豊富で、ヴァイオリンで、こんなに表現ができるって素晴らしいなと思っています。」
(平原さん)「弾きなよ!弾きたいんだったら、弾いたら?」
(笑里さん)「そうね〜。ちょっとね〜。勉強しなきゃいけないね〜。」
(平原さん)「これ全部さ、耳コピして弾けばいいじゃん。」
(笑里さん)「耳コピ、大変じゃん(笑)」
(平原さん)「面倒くさいと思ったでしょ?しょうがないよ、今、忙しいんだから。子育てもしなきゃいけないし。だけど、私はやったほうがいいと思うよ。絶対、新しい何かが生まれると思うんだけどな。」
(笑里さん)「いろいろ挑戦してみないとわからないもんね。」

ヨーヨー・マ『ガブリエルのオーボエ(「ミッション」より)』
(笑里さん)「メロディーも美しいし、ヨーヨー・マさんは包容力があるし、歌い方も壮大で、聴いている人の心が洗われます。特に美しく感じる1曲だなと思っています。ぜひ、家族でゆったりとした気持ちで聴いてもらいたいなと思って、選曲しました。」
(平原さん)「『ミッション』って映画なのかな?」
(笑里さん)「そうね。その中で流れています。オーボエで吹いているバージョンをヨーヨー・マさんがご自分でチェロでアレンジしたバージョンだから、またちょっと違うのね。」

ジョシュ・グローバン『Believe』
(平原さん)「ジョシュ・グローバンは、バランスが取れているよね。元々、声楽家寄りの人なんでしょ?POPSとオペラの融合がうまく行っているよね。配線がつながっている感じ。」
(笑里さん)「ジョシュ・グローバンとジョシュア・ベルというヴァイオリニストのコラボしている曲が他にもあって、それも大好き。」
(平原さん)「その曲、知ってる!好き!今度、一緒にやろうよ!」
(笑里さん)「やりたい!その曲、いつかやるのが夢なの。」
(平原さん)「私、ジョシュになるよ!あのヴァイオリンも大好きで、ビゼーの『カルメン』みたいだよね。ちょっと妖艶な感じで、私はこの人生を、私が選んだ道を生きるのよっていうのが、かっこよくてね。」
(笑里さん)「男性なんだけど、すごく女性的で、繊細な音色も奏でられるというのもすごい。」
(平原さん)「実は、笑里はいいプロデューサーなんですよ。私に『Time to Say Goodbye』を歌わせたんだからね。」
(笑里さん)「ありがとうございます!夢を叶えてくれて。」
(平原さん)「私も、自分で歌えると思ってなかったけど、歌っている自分が今いると思うとね、幸せです。それを聴いたMay.Jちゃんも『Time to Say Goodbye』を歌っているんだよ。」
(笑里さん)「そう!この間、ライブに行ったら、歌ってた。楽屋に挨拶に行った時に、“あーやが歌っているのを聴いて、私も歌いたくなった”と言ってて。
つながりができたね。」

お時間が来てしまいました。最後に、今後の夢や目標を教えてください。
「目標は、誰が聴いても、宮本笑里の音楽だねと気づいてもらえるような、曲に出会えたらいいなと思います!」

笑里さんの生演奏を聴いてみたい方は、ぜひ、『宮本笑里リサイタルツアー2018〜2019』にお出かけください。詳しくは、宮本笑里さんのオフィシャルサイトをチェックお願いします。

皆さんからのメッセージをご紹介♪
ラジオネーム 高崎の大ちゃんさん
「中学生の娘はお年頃のようで、最近、父親の私と話をする機会がめっきりと減ってしまいました。そこで、娘の好きなTwiceのことをネタにして、話す機会を増やしています。今のところ大成功です。」

平原さん
「かわいい、お父さん!Twiceって、どなた?歌を聴いたらわかると思うけど。韓国のアーティストなんだね。中学生だからコンサートのチケットを買うのも大変なので、一緒に行かないか?みたいな感じでね。いいんじゃないですか?私のメイクさんが韓国のアーティストが大好きで、韓国情報を教えてくれるのね。
奥さんが東方神起の大ファンで、コンサートに一緒に行ったんだけど、奥様を含め、女性たちの熱狂ぶりがすごくて、ツイッターでレポートを書いている人がいるんだって。読んでみたら、それが面白かったんですよ。なぜか、新横浜の一番人通りが多いところで、シウマイを売っていたのね。よく見たら、東方神起のシウマイだったわけ。それを買って食べるというのが、東方神起のファンの方の楽しみらしいということも書いてありました。なぜそうなのかということもうまく解説してありましたよ。」

番組では皆さんからのメッセージをお待ちしています!「アナタにとって○○な曲」のリクエストも大歓迎です。例えば・・・、大切な曲や癒される曲、元気が出る曲や泣ける曲、初めてCDを買った曲、カラオケで良く歌う曲、結婚式でかけたい曲など、○○に当てはまるキーワードは、何でもOKです!

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