夜9時頃、ペガスス座の大きな四辺形が高く高く昇っています。そして、そのペガスス座の後を追うように続くのがアンドロメダ座。古代エチオピア王家のアンドロメダ姫の姿です。このアンドロメダ姫の左足に輝く2等星「アルマク」は、望遠鏡を向けると2つの星がペアになった「二重星」であることがわかります。オレンジ色の2等星と紫がかった青色の5等星が寄り添う姿は、秋の夜空に輝く2つの宝石のようでとても美しいんですよ。まるでアンドロメダ姫が身につけているアンクレットに輝く2つの宝石のような「アルマク」。澄んだ秋の夜空に望遠鏡を向けて、ぜひ見つけてみてくださいね。

AuDee