小学4年の夏休み、家族で長野へ行き、キャンプをした時のこと。夕食の後片付けの最中、一人だけ遊んでしまい父から怒られてしまいました。きつく注意されて落ち込んだので、なかなか寝つけずにいたのでテントから出て、星空を眺めていたら、祖父が出てきて私の横に立ちました。そして、夏の星座の説明をしてくれたあと、こう言ってくれました。

「これからの人生、無数の星のように良いことも悪いことも、たくさんあるだろう。今日みたいに、叱られる日だってある。そういうことを乗り越えて、キミは成長していくんだ」

その後、私は安心して眠りにつくことができました。あの日、祖父が教えてくれた夏の星座と言葉は、今でも鮮明に覚えています。

AuDee