今日は二十四節季の「冬至」。1年で最も夜が長いシーズンですね。日の出の時刻も遅く、明日12月22日の東京の日の出は6時47分。日の出前に早起きをして、東の空にレアな惑星・水星の姿を見つけてみてはいかがでしょうか。太陽系の惑星の中でも、地球よりも太陽に近い水星と金星は、空でのみかけの位置が太陽からあまり離れることがないため、その姿を見ることができるのは、日の入りの後または日の出の後のわずかな時間に限られます。とくに水星は、地平線からあまり高く昇らないため見つけるのがなかなか難しいのです。この水星が、いま日の出前の東の空で見つけやすくなっています。日の出前40分から30分くらい前の朝6時頃に、東の空がよくひらけた場所で水星をさがしてみてくださいね。年内は見頃が続きますよ。

AuDee