東京まちかど天文台

2014年07月11日

2014年7月11日のオンエアレポート


今夜も東京まちかど☆天文台をお聞き頂きまして
ありがとうございました。

今週は、プラネタリウム解説員の永田美絵さんをお迎えしました。

永田さんはカリスマ・プラネタリウム解説員としてご活躍中!
この番組にも何度かご登場いただいています。
もうすぐ、夏の星空シーズン到来!ということで、
この季節の星の楽しみ方をお伺いしました。

永田さんが、今の時期オススメしたい星は、
南の空に輝く「土星」、そしてその少し西寄りにある「火星」。
火星は動きが速いので週に一度くらい観測すると
どんどん土星に近づくのがわかるそう。
そして、東の空には夏の大三角が!
東の空高くには、織姫星の「こと座のベガ」、
その少し下に彦星の「わし座のアルタイル」、
もう一つが白鳥座の「べネブ」です。

そして、夏の星の和名を教えて頂きました。
南の空に輝くさそり座のアンタレスは「赤星」「酔っ払い星」、
さそり座自体も、S字で釣り針のように見えるので
「魚(うお)つり星」と呼ばれています。
さそり座は天の川の中に位置しているので、
まるで天の川にポチャンと釣り針を垂らしているよう…
流れ星は「星の嫁入り」や「夜這い星」とも呼ばれています。
これは、恋人を恋しく思い続けた結果、魂が抜け出して
好きな人のところに会いに行く姿と例えられていたのだとか。素敵なお話ですね!

他にも、これから夏にかけての注目の星イベントは…
夏は流星群の季節!
7月末(30日頃)は「みずがめ座δ流星群」や「やぎ座α流星群」が見ごろ。
そして、8月12〜13日は「ペルセウス座流星群」も!
流星群の時以外にも流れ星は見ることができるそう。
永田さん直伝の流れ星を見るコツは、
「空のキレイな所に行って長い時間、星を見上げること」。
月のない空の暗い方角を見るのがよいそうです。

最後に、永田さんからこの番組を聴いている「宙ガール」「宙ボーイ」の
みなさんに素敵なお知らせ!
コスモプラネタリウム渋谷では、
7月から毎週金曜19時の新プログラム「星空めぐり」がスタートしています!
夏の星空、流れ星や、火星・土星について解説されていますよ。


★永田さんがプラネタリウム解説員を務められている
コスモプラネタリウム渋谷のサイトはこちら!

★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪きらきらキラー / きゃりーぱみゅぱみゅ 
♪夜明けの流星群 / SCANDAL  

★ ★ ★ 富士山スターウォッチングマップ配布スタート! ★ ★ ★
富士急行が運営する“フジヤマNAVI”と”ビクセン“がコラボした、
富士山エリアの星空観察スポットを紹介するリーフレット
「富士山スターウォッチングマップ」の配布がスタートしました!
篠原さんも星空の専門家のみなさんとともにこちらの選定委員を務めています。

リーフレットは、山梨県・静岡県の市町村役場や、
首都圏の家電量販店を中心に配布されています。
ぜひ、こちらを活用して富士山と星空を楽しんでくださいね!
富士山スターウォッチングマップのサイトはこちら!

★ ★ ★ 星空インフォメーション ★ ★ ★
一年の中でも、太陽が最も高く昇るこの季節。
反対に、夜見える月は、一年で最も南の空低いところに輝きます。

明日、7月12日は満月。
この7月頃の満月は、ほんのりと赤みがかっているため
「ストロベリームーン」と呼ばれます。

空低くにある月は、夕日が赤く見えるのと同じように赤っぽく見え
またさらに、この季節は湿度が高いために、
月がなお、ぼんやりと赤く見えるため、こう呼ばれているんだそうです。

もともとイギリスで生まれたこの呼び名。
イギリスには他にも「ローズムーン」という呼び方もあるようです。
6月は薔薇の季節、イギリスらしい、高貴な香りが漂うような名前ですよね。
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