本日も「東京まちかど☆天文台」をお聞き頂きまして
ありがとうございました。

今回はアーティストの中村 中さんをお迎えしました。

今年デビュー８年目の中村 中さん。
篠原さんとは出会って６年目くらいで、お二人は大親友！

中村さんが思い出に残ってるのは１０代の頃に見た「しし座流星群」
2001年の「しし座流星群」の大出現の時に
小学校の校庭に忍び込んで、校庭の古墳にみんなで寝転んで見たのだとか。
流れ星がバンバン流れて、ペットボトルのキャップぐらいの大きさの流れ星が
ギュンと流れたというエピソードに篠原さんも「それは火球だよ！」と大興奮！
跡が残り、地面と体が照らされて明るくなるくらい流れた！と、
とても鮮明な記憶を語ってくださいました。

当時、反抗期で家族ともうまくいかず、学校に友達もいない時期・・・
学校の外に仲良くしてくれる不良グループが
「流星群出てるらしいぜ」と誘ってくれたのだそうです。
もしかしたらそれは「家族に優しくしてあげてね」という
メッセージだったのかも？！


そんな中村さん、9月3日（水）6枚目のアルバム「世界のみかた」が発売に！
篠原さんは、このアルバムを聴いて、最初から最後まで聞いていると中村さんの
絵本の世界に飛び込んだような、宇宙に入れてもらったような感覚になったそう。

今回のアルバム全体のテーマは「あきらめる」
悩んでも解決できないこともある、どこかで決着をつけて大人になっていく。
世界のみかた、視点を変えれば、ポジティブにもとらえられる！
「あきらめる」ということをどう考える？という
問いかけを込めて作ったとおっしゃってました。

そして、今年11月から中島みゆきさん主宰の「夜会Vol.18」への出演が決定！
まだ中村さんも知らない部分が多く、内容は闇の中。
「橋の下のアルカディア」というタイトルは決まっているので
アルカディア＝理想郷がなぜ橋の下にあるのか？
ちょっとわけありな雰囲気・・・？と、
中村さん自身も想像を膨らませているそうです。

さらに、年末には赤坂アクトシアターでワンマンライブも決定しています！
タイトルは「敵か！？みかたか！？」、「世界の“みかた”」のためのライブです。
視点を変えるという意味を込めたアルバムなので、
目線・視覚にもこだわりたいと中村さん。
本当は「見方」だけど「味方」にも取れるとこのタイトルを付けたそうです。

最後に中村 中さんから、宙ガール・宙ボーイへ
生きていると、星のように、触ったことないこと、見たことないことが
たくさん！それらを全部受け止められる強さと、探究心を忘れないで・・・
CDを買ってほしい！！
とお茶目なメッセージを頂きました！

☆中村 中さんの公式サイトはこちら

★　★　★　本日のオンエア曲　★　★　★
♪　蒼い星／柴咲コウ
♪　世界のみかた／中村 中　　

★　★　★　星空インフォメーション　★　★　★
夜10時頃。南の空には夏の代表的な星座
「さそり座」そして「いて座」が輝いています。

いて座にあるひしゃくの形をした南斗六星の下側、
さそり座のしっぽのすぐ後ろのほうに、
アルファベットの「C」のような形をした星の並びがあります。
「みなみのかんむり座」という小さな小さな星座です。

南の空低くにあるため、ちょっと探しにくいですが、
小さく整った形をしているので、
空がひらけた場所ならちゃんとみつけることができますよ。

かんむりというよりも、首飾りのように見えるこの星座は
「南のリース」とも呼ばれています。

そして、同じ頃、西の空をみてみると・・・
傾きかけたうしかい座のアルクトゥルスよりも、空の上のほうに、
一回り大きな「C」の文字が！こちらは「かんむり座」です。
みなみのかんむり座に比べると、りっぱな首飾りに見えますよ。

夏の夜空にかかる２つのアクセサリー、
見つけたらちょっと贅沢な気分になれそうですね