2014年11月14日
2014年11月14日のオンエアレポート
本日も「東京まちかど☆天文台」をお聞き頂きまして
ありがとうございました。
ポッドキャストは来週月曜日に更新いたします。
今回も星のソムリエの 泉水 朋寛さんをお迎えしました。
泉水さんが星に興味を持った最大のきっかけは
小さい頃に買ってもらった「おさるのジョージ」で有名なレイが書いた
「星座を見つけよう」という本。
四季の星空の楽しみ方、星の見つけ方、星の名前・・・が書かれた本で
実際に空を見上げて、本に書かれたとおりだと思ったのだそう。
本と星座を見比べた時の宝物を見つけたような感動が今につながっているんだとか。
実は、篠原さんも同じ本の英語版を持っていました。
北斗七星は英語で「Big Dipper（大きなひしゃく）」と書いてあったのですが
Big Dipperにはジェットコースターという意味もあるんです！
うねりがジェットコースターのよう！海外の英語の解釈は面白い！と盛り上がっていました。
泉水さんの印象的な星の輝きの１番は、2001年11月のしし座流星群！
人生の中で一番美しい星空、天文現象という体験で
思い出すだけで話しながら涙ぐんでしまうほど！
もう一度と願うけど、一度きりでもいい！という体験だとか。
そして、都内でも星空を楽しむコツを伺いました。
・目の前の街頭の光を手で遮るだけで見える星の数が違う！
・勤め先や歩道橋の上など、高いビルの上に上ってみる。
・深夜になると街の光が消えて意外と東京でも見える。
目に入る光を減らす、深夜に空を見上げるなど時間帯をずらすなど、
アイディア次第で星は姿を見せてくれます！
そんな泉水さんは、六本木で毎月1回（第四金曜日）1時間のセミナーを開講！
これからの季節見える星座や天文現象が学べます。
そして、同じ日に六本木ヒルズの屋上で天体観察会も開催しています！
詳しくは、
☆六本木天文クラブのサイトをチェック！
さらに泉水さんが編集も手がけている月刊「星ナビ」12月号が発売中！
篠原さん出演の宙フェスのレポートも掲載されていますよ。
☆「星ナビ」の詳細もわかるアストロアーツのサイトはこちら！
最後に宙ガール、宙ボーイにメッセージを頂きました。
空を見るというのは特別なことじゃない！上を見るだけで星や月、太陽が
自分の身近にある空や宇宙を見上げてほしい、そのお手伝いをしたい！とおっしゃっていました。
★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ 恋は流星パート2 ／ 流線形
♪ スターマン ／ デヴィッド・ボウイ
★ ★ ★ 星空インフォメーション ★ ★ ★
夜7時すぎ、東の空には、冬の星座が昇り初めています。
その先駆けとなっているのは、おうし座の「プレアデス星団」。
日本では「すばる」という和名で、おなじみですね。
それに続いて昇ってくる明るいオレンジ色の星は、
おうし座の1等星「アルデバラン」。
すばるの後を追うように空に現れるため、
日本では「すばるの後星（あとぼし）」とも呼ばれます。
そして同じ頃、北東の空にもうひとつ、黄色みを帯びた明るい星・・・
ぎょしゃ座の1等星「カペラ」が輝いています。
このカペラは、すばるとほぼ同じ時間に昇ってくるため
「すばるの相手星（あいてぼし）」と呼ばれているんです。
すばるが引き連れてくる、明るい冬の星々・・・
華やかな夜空の季節が幕を開けます。
