東京まちかど天文台

2015年06月05日

2015年6月5日のオンエアレポート



今日は秦基博さんにお越しいただきました。

星を見るのがお好きという秦さん。
全国ツアーでいろんな場所に行くと、星の見え方が違う
都会にいるとはっきり見えない星も地方に行くとくっきり・・・

星をインスピレーションにして曲を作ったりもされていて
空や星、月にまつわる星空ソングをこれまで40曲以上も歌っています。
人が物思いにふける時は斜め上を見る
その目線の先に星や空や月やお日さまがあるのかな、と思う。
考え事をする時に、見上げると色んなものと重ね合わせるのかな・・・

「五月の天の河」という曲があります。
この曲を作る際、5月に天の河が見えるのか調べたそう。
普通は7月の七夕の時というイメージ。
でもずっとあるんだよな?というのが曲のモチーフに。
普段は見過ごしているものでもずっとそばにある・・・
曲自体は遠距離恋愛をテーマにしたものですが
ライブをすると待ってくれている人たちに会える。星の光じゃないけど
音楽を通して時間を共有できる。
それを男女の恋人同士に重ねたのが、この曲なのだとか。

新曲も素敵な月ソング!18枚目のシングル「水彩の月」は
河瀬直美さん監督、樹木希林さん主演の映画「あん」の主題歌になっています。
映画の中に出てきた、夕暮れ時の青い空に浮かぶ
淡い月のシーンが印象的で
それを秦さんの言葉にした時に「水彩の月」になったそう。
水彩の月とは何か具体的には言っておらず
受け取ってくれる人がイメージしてくれるものでいい。
なるべく中で広がる言葉にしたい・・と考えていらっしゃいます。

宙ガール・宙ボーイへ・・・
「水彩の月の話を篠原さんとしていても、
同じ言葉の中に色んなイメージがあるように
みなさんにも星や月という言葉の中にイメージがあると思う。
そんなイメージを想起してもらえるような曲を作りたい・・・
自分自身もたくさん星を見上げる機会が増えたら・・・
その時にまた曲を聞いてもらえるように頑張ります」
とメッセージをいただきました。



★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪夕暮れと星空の間/渡辺麻友
♪水彩の月/秦基博

★ ★ ★ プレゼントのお知らせ ★ ★ ★
日本で唯一の“宇宙モノ”専門の演劇ユニット「宇宙食堂」の
新作舞台「なつのロケット」。
7月11日(土) 夜7時〜の回に、2組4名をご招待!
ご希望の方はこのサイトのメッセージフォームから
「舞台チケット希望」と書いて送ってください。
締め切りは6月8日(月)到着分まで。
(当選者の発表はプレゼントの発送を持ってかえさせていただきます。)

★ ★ ★ 星空インフォメーション ★ ★ ★
日がいよいよ長くなってきましたね。
夜8時頃。西の空にはまだほんのりと明るさが残っています。
そんな中、ひときわ明るく輝くのが「宵の明星・金星」です。

金星は、あさって7日に太陽から最も離れる
「東方最大離角」となるため、
いまが一番見やすいタイミングなんです。

その右に目を移すと、同じくらいの明るさの2つの星が仲良く並んでいます。
金星に近い方から、ふたご座のポルックスと、カストルです。
「めがね星」、「猫の目」とも呼ばれるこのペアの星は、
本当に地上を見つめているよう。

そして、金星の左上に明るく輝くのは木星。
この先、夕方の西の空に注目していると、
木星と金星の距離がどんどん近くなっていくのがわかります。
月末にはぴったり寄り添うように近づくんですよ。
そろそろ梅雨入り、貴重な晴れの日の夕暮れは、
西の空の2つの惑星に注目してくださいね。
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