東京まちかど天文台

2015年10月30日

2015年10月30日のオンエアレポート



本日は音楽家・蓮沼執太さんをお迎えしました。

蓮沼さんは現代の音楽シーンの最先端をいく音楽家。
美術作品、森山未來さんのダンス音楽なども手がけ、
南米チリにあるアルマ望遠鏡がとらえた電波をもとに国内外のアーティストが
楽曲を制作するプロジェクト「ALMA MUSIC BOX:死にゆく星の旋律」に参加されています。

東京に住んでいると、空を見上げる余裕もなかったりするけれど
去年たまたまアメリカのホワイツバーグに行った時に見た星が
今までに見たこともないほどだったそう!
小さいものから大きいものまで、光の強弱が肉眼でわかるのに感動し
心地よさのあまり、星を浴びながらそのまま寝てしまったとか!

蓮沼さんが星のメッセージをもとに作った楽曲が収録されたアルバム
「Music for a Dying Star – ALMA MUSIC BOX × 11 artists」が
先月末に発売となったばかり!
生きている宇宙の音がぎゅっと集まっていて、宇宙の鼓動のようにも
聞こえて、たまに鳥のさえずりのような可愛らしい音もあり
深いリラックスの世界に連れて行ってくれるとしのはらさん。

耳を澄ますと色々な音が入っているのですが
オルゴールだけでなく、カリンバや、
川でフィールドレコーディング(環境音)した音=地球の音が入っています。
オルゴールの音は星の光の音なので、自然の音をミックスしたかったと蓮沼さん。
音楽を身体に呼吸として入れたくなる作品です。

最後に蓮沼さんから宙ガール、宙ボーイへ
「光の時間とかを想像すると意識も変わって夜も楽しくなるのでは?」
とメッセージを頂きました!



蓮沼執太さんの公式サイト
CD「MUSIC FOR A DYING STAR」についてはこちら

★ 蓮沼さんからお知らせ ★
写真家のホンマタカシさんがプロデュースしている展覧会「鉄道芸術祭」に参加。
大阪・アートエリアB1で、12/26まで開催されています。
鉄道の音を録り、それを素材に音の展示を行っています!
鉄道芸術祭vol.5 ホンマタカシプロデュース
もうひとつの電車 〜alternative train〜


★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ 流れ星 / 塩ノ谷早耶香
♪ Limbo / milk(梅林太郎)

★ ★ ★ 星空インフォメーション ★ ★ ★
夜8時頃、真南の方角を眺めると、
空の低い方に、明るい星がぽつりと輝いているのが目に止まります。

目立つ星が少ない秋の夜空で、ひときわ輝いて見える孤高の星、
みなみのうお座の1等星「フォーマルハウト」です。

「フォーマルハウト」とは、アラビア語で「魚の口」という意味。
星座絵では、すぐ上にある「みずがめ座」のカメからあふれる水が
大きな魚の口に注がれている、というふうに描かれています。

日本では「秋星(あきぼし)」、
「秋のひとつぼし」という和名で呼ばれています。
この星を見て、季節の移り変わりを感じていたんですね。
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