2015年11月27日
2015年11日27日のオンエアレポート
本日はミッツ・マングローブさんをお迎えしました。
しのはらさんとミッツさんはよく松任谷由実さんのコンサート会場でお会いする仲！
苗場で１度会った際は、ユーミンさんとクリス松村さんと一緒に
ソチオリンピックの開会式を見るという貴重な体験も。
星はあまり見ないというミッツさんですが、
最近は月が皇居や丸の内のビルの真横に大きく出るのを見ると、
幽玄というか、怖い反面すごく惹きつけられ
時間を忘れてぼーっと見ていることも多いとか。
12歳の時、移住したイギリスで入ったボーイスカウトの
ドーバーの白い崖の上でのキャンプで、初めて「満天の星空」をご覧に。
そして流れ星がビュンビュン飛び交っていて、見た瞬間はゾクッと怖くなったそう。
絵本や映画のイメージを持ったまま、本物を見ると「うわっ、本当に消えるんだ」と
初めてお化けを見たような感覚に。
その感情が神秘的なものの象徴なのでは？とミッツさん。
ロマンチックな気持ちよりも、人の手や知識が届く次元の話ではないからこそ
人間は自分の身体の中に宇宙を感じる？
解明できないことはいっぱいあり、結局人間は宇宙にある万物のはしくれ。
それを制覇しようなんておこがましい・・・
まずは綺麗さよりも自然の桁外れなスケールに飲み込まれる
最終的に私たちは宇宙のチリになっていく、そういう考えにいくので怖いと・・・
そして、ミッツさんが結成した音楽ユニット「星屑スキャット」の
ニューシングル「ご乱心」が11月18日にリリースになったばかり！
ユニット名にもなっている「星屑」という言葉がお好き。
「クズ」はネガティブだけど「星屑」はとても良い言葉！
スターダストも「ダスト」はホコリなのに「スターダスト」になると
突然歌になるという言葉のからくりが、とても滑稽でおもしろいと感じられています。
キラキラ派手な衣装を着ているけど、所詮宇宙の、地球の、日本の、
東京の、新宿のクズですよ、という思いも込めたのか込めてないのか！？
今回は初めて作詞家の方に書いてもらった歌詞。
自分たちだけでは、制限が出てきてしまうので、
外のイメージは「やっぱりこうなんだ！」と新鮮だったとミッツさん。
森雪之丞さんの歌詞には、言い得て妙なことがいっぱい書いてあった
とおっしゃっていました。
最後に、宙ガール・宙ボーイへ
生活がかかっているので、ぜひ「ご乱心」というシングルを買って
聴いてください！とメッセージをいただきました。
★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ 光になって／さよならポニーテール
♪ ご乱心／星屑スキャット
★ ★ ★ 星空インフォメーション ★ ★ ★
もう11月も終わり。冬がすぐそこまで来ていますね。
でも、西の空にはまだ夏の名残が見られるんです。
夜8時、東の空に冬の主役・オリオン座が姿をあらわす頃、
西の空には夏の大三角が沈もうとしています。
夏と冬、季節を代表する星座がちょうど交替する時期ですね。
12月の足音を聞く頃には、「北十字」とも呼ばれるはくちょう座は、
地平線に立つ十字架のように沈んでいきます。
夜9時過ぎに西の空を眺めると、
ほんとうに大きな十字架が立っているかのよう。
振り返れば、東の空には冬の大三角の星たちが輝いていますよ。
