東京まちかど天文台

2013年03月22日

2013年3月22日 オンエアレポート

まちかど天文台をお聞きいただきましてありがとうございました。
今週、東京まちかど天文台にお越しいただいたのは、
篠原さんと同世代の宙ガールで、星空のスペシャリスト、武井咲予さんでした。

武井さんは星空案内人「星のソムリエ」の資格をお持ちで
普段は、山梨県・清里のホテルでほぼ毎日、天体観望会を開催。
訪れる方々に星空の魅力を伝えています。

そんな武井さんが天体・星空に魅了されたきっかけは、中学3年の頃に
父親に天体望遠鏡を買ってもらったことが始まりで、
その後はあっという間に星空を覚え、宙ガールへの道を歩み始めた
ということです。

さて、武井さんには今回、今の時期にオススメする星の楽しみ方を
教えていただきました。武井さんオススメの天体は、木星とのこと。
ただ、どんどん西へ移動してきたので、今までのようにずーっと
夜空にいるのではなく、沈む時間も早くなってきたということ。
あと、1ヶ月過ぎると21時過ぎには見えなくなってしまうそうです。
まるで桜のような天体をお楽しみください。

最後に今まで心に残る星空を伺いました。
それは7〜8年前に見た星空で、その日は雨が降っていて、
星空観測にはまったく向かないコンディションの日だったのですが、
武井さんの天文台に移動してみると、雨が上がっており、
月を背にして、八ヶ岳が見える北の空を見てみると、月の光で、
虹が見えたそうです。あっという間に消えてしまったそうですが、
奇跡の星空で、今までで一番心に残っている星空ということでした。

武井さんには来週も星の楽しみ方を教えていただきます。
お聞き逃しなく。



☆☆☆今週のオンエア曲☆☆☆
♪桜の咲くまで/篠原ともえ
♪Yellow Moon/akeboshi

☆☆☆今夜の星空インフォメーション☆☆☆
あたりがすっかり暗くなった頃、東の空に目を向けると、
春の星座「しし座」が夜空に駆け上がるように昇っているのが見えるでしょう。
立派なたてがみを蓄えた、百獣の王・ライオン。
とても風格を感じさせる星座です。

ライオンのたてがみの部分は、ちょうど「?」マークを
裏返したような星の並びになっています。
この並びは、草を刈るカマに例えて「ししの大鎌」と呼ばれ
しし座を探すときの目印にもなります。

そして、はてなマークの「・」にあたる星は、1等星の「レグルス」。
ライオンの心臓の部分にある、この「レグルス」は
ラテン語で「小さな王様」を意味しています。

夜空を駆け上がるしし座に追われるように
冬の星座たちは西の空へと姿を消していきます。
冬から春へ・・・空の衣替えを楽しんでみてはいかがでしょうか。
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