東京まちかど天文台

2013年03月29日

2013年3月29日 オンエアレポート

東京まちかど☆天文台をお聞きいただきまして
ありがとうございました。

今週も星のソムリエ:武井咲予さんをお迎えして、
宙ガール流星空の楽しみ方をお伺いしました。

武井さんは星空を眺める時は必ずカメラを持って行くそうです。
そして、三脚に自由雲台をつけて、撮影するときは、
レンズを一番広角よりにして、景色と星座を必ず入れて
撮影しているそうです。ちなみにその写真のことを
最近は「星景写真」と呼ばれているそうで、
結構、人気になっているそうです。

武井さんに何枚か写真を見せていただきました。


ちなみにこの下の写真はアストロカメラという機材を使って
撮影した写真で、流線を表現するのに40分かけてゆっくり撮影したそうです。

そんな武井さんが最近、撮影した写真の中で一番感動した
景色が「オーロラ」だそうです。それがこのお写真。

このお写真は、フィンランドで撮影したそうで、
まるでオーロラと会話しているようにその姿をあらわし、
この写真が撮影できたそうです。

最後に、武井さんに会って星トークをしてみたいというあなたに
武井さんが活動されている「星空公団」というグループをご紹介
します。コチラは星空の明るさの調査や星空観望会などを行って、
星空のことを広く伝える活動を定期的に活動されているそうです。
ぜひ、宙ガール・宙ボーイのあなた。チェックしてみてください。

星空公団のウェブサイトはこちらから

武井さん、2週間にわたりありがとうございました。



☆☆☆本日のオンエア曲☆☆☆
♪アルデバラン/サカナクション
♪Fantasy(宇宙のファンタジー)/Earth, Wind & Fire

☆☆☆今夜の星空インフォメーション☆☆☆
夜9時頃になると、東の空から、レモンのような形をした月が昇ってきます。
今日のお月様は、居ながらにして待つ、と書いて
「居待月(いまちづき)」ともいいます。

春の月は水蒸気に包まれ、柔らかくかすんで見えることが多いですよね。
今夜もそんな「おぼろ月」が見られるかもしれません。

月の輝きの左側に目を向けると、
ぽつりと小さく、黄色く輝く星が見えるでしょう。
これ、実は土星なんです。
今夜は月が明るいので、ちょっと控えめに光っていますが、
この土星、これから夏にかけて、ほぼ一晩中夜空に姿を現してくれます。
絶好の土星観測シーズンの到来、と言えるでしょう。

土星といえば美しい「環」があることで有名ですよね。
春の夜空に土星を見つけたら、望遠鏡がある方は、ぜひ覗いてみましょう。
環につつまれた可愛らしい姿でこちらを見つめ返してくれますよ。
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