東京まちかど天文台

2013年04月05日

2013年4月5日 オンエアレポート

東京まちかど天文台にお聞きいただきまして
ありがとうございました。

今週は番組の星空アドバイザーで、
お姉さん宙ガールでもある国立天文台の
小野智子さんをお迎えしました。

今回、小野さんにお話いただいたのは、
「この春、オススメの星たち。」
いろんな星があるのですが、オススメなのが、
乙女座の"スピカ"。乙女座の一等星でこの時期だと
東の空、夜8時ぐらいに見やすい場所に上がってきます。

スピカのオススメポイントは、青白く、柔らかく
女性的に輝くところ。ちなみにスピカは日本では
「真珠星」と呼ばれています。

そして、もうひとつのオススメは、土星。
先ほどご紹介したスピカよりゆっくり昇り、
ギラギラ光るわけでは無く、土っぽく
茶色に光るのが土星。

土星の魅力・オススメポイントはぜひ毎年続けて
観察して欲しいところ。
土星には“環”が付いていますが、
コチラがだんだん角度が傾いて、毎年違う角度で
観ることが出来るそうです。ちなみに2009年は
「環」が真横にあり、ほとんど見えなかったのですが、
だんだんだんだん傾いてきて、今年2013年は、
よく写真集で観るようなきれいな「環」のついた
土星を観ることが出来るそうです。
カッコイイ土星をぜひ目撃してください。

最後に、小野さんからの素敵なお知らせ
小野さんは東京・渋谷のカルチャーワークスにて
星空の入門講座「星空散歩入門」を開始します。
4月11日で締め切りですので、ご興味がある人は
ぜひチェックしてみてください。
☆カルチャーワークス☆

本日のゲストは小野智子さんでした。
小野さんは来週も登場いただきます。



☆☆☆今日のオンエア曲☆☆☆
♪星の消えた夜に/Aimer
♪カッシーニ(土星に環がある理由)/元ちとせ

☆☆☆今夜の星空インフォメーション☆☆☆
夜8時頃、北東の空を見上げると「北斗七星」が空高く昇っています。
大きなひしゃくの形をした北斗七星。
西洋では「the Big Dipper」とよばれ、
やはり水をすくう大きな「匙」に
例えられているんですよ。

この北斗七星のひしゃくの柄のカーブを
そのまま延長していくと、春の1等星を
辿ることが出来ます。

まずは、ひときわ明るく、オレンジ色に
キラキラと輝くうしかい座の1等星・アークトゥルス、
そしてまっしろに輝くおとめ座の1等星・スピカ。
小野さんのお話に出てきましたね!
その先には、ちょっとひかえめな星座・からす座のガンマ星。
この北斗七星からスタートする大きなカーブを
「春の大曲線」と呼びます。

北斗七星は、北極星を探す目印になるだけではなく
春の空の道案内もしてくれるんですね。
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