東京まちかど天文台

2013年05月10日

2013年5月10日 オンエアレポート

今週も東京まちかど☆天文台をお聞きいただきまして
ありがとうございました。

今週も先週に引き続きまして、デジタルグラフィックアーティストの
KAGAYAさんをお迎えしてお届けしました。

先週は、KAGAYAさんの活動の中でも絵やプラネタリウムの
部分を放送ではご紹介しましたが、
今週は写真撮影もされています。最近の作品では、
下の写真で篠原さんが持っている作品。こちらは,
「パンスターズ彗星と夕暮れと富士山」の写真。
この作品は事前にこんな構図で取りたいと思い、
パンスターズ彗星が予想よりも小さな見え方だったので、
彗星と富士山が同じサイズで構図に納めるにはどうしたらよいのか
考え、富士山からどんどん離れていき、最終的には東京湾を渡り千葉まで
行ってしまったそうです。そこから望遠レンズを使って撮影したそうです。

そして今、最近携わったプロジェクトが、名作「銀河鉄道の夜」を
原作にしたプラネタリウム。作成は思ったより難しく、
すべて手探りで、製作には3年を費やしたそうです。
そんなKAGAYAさん渾身のプラネタリウム「銀河鉄道の夜」は
東京スカイツリータウンにあるプラネタリウム「天空」で
公開中です。ぜひご覧下さい。

さらに、KAGAYAさんがこれから観てみたい空について聞いてみました。
すると、とにかく「珍しいもの」をみたいそうです。
たとえば、皆既日食中にオーロラが見えているとか、
皆既日食中に水星が見えているとか、とにかく珍しい空を見るために
日夜努力をしているそうです。

最後に、宙ガール・宙ボーイにメッセージをいただきました。
それは「星空は宇宙を見上げる事ができる窓」ということ
これはあまり難しいこと考えられず、お気に入りの月や星などを
見ていって、空をもっと楽しんでほしいということだそうです。

KAGAYAさん2週に渡り、ありがとうございました。



☆KAGAYAさんオフィシャルサイト

☆☆☆本日のオンエア曲☆☆☆
♪五月の別れ/井上陽水
♪Express feat. Silla (múm)/HIDETAKE TAKEYAMA

☆☆☆星空インフォメーション☆☆☆
春の夜空に輝く大きなひしゃく、北斗七星を頼りに
探す星といえば・・・、そう、北極星ですよね。

一年をとおして、真北に位置し、ほぼ動かないこの北極星は
「こぐま座」のしっぽの先にあたる2等星。
その不動の姿から、世界各地にもさまざまな別名があるんです。

日本では、「子・丑・寅・・・」の「十二支」のうち
北の方角を指す「子(ね)」をもちいて「子の星(ねのほし)」と呼ばれています。

そして、大航海時代のヨーロッパでも、
北極星は、北の方角をしめし、航海のみちしるべになることから、
「海の神」という意味の「ステラ・マリス」と呼ばれていたようです。

ちなみに篠原さんがフィンランドに行ったときに、
北極星はなんて呼ばれているのか現地の人に聞いてみたところ
「ナベのふた」ということでした。一瞬、「えー」っと驚いたみたいですが、
理由を聞くと宇宙のすべての中心だからそこがないと「フタ」が持てないでしょ。
という事をきいてもっとロマンチックな答えだったらいいのになと思ったそうです。
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