今週もまちかど天文台をお聞き頂きまして
ありがとうございます。

まずは、まちかど天文台から素敵なお知らせ。
まもなく地球に大接近する「アイソン彗星」
宙ガール・宙ボーイなら絶対に見たいですよね。

そんなアナタに素敵なプレゼントを２つ。
天文学普及プロジェクト「天プラ」さん主催による、
アイソン彗星と冬の星空の観望会が、六本木ヒルズ屋上にて開催されます。
日時は12月6日、7日、8日の3日間、朝４時から日の出まで。
費用は3,500円。参加には事前に予約が必要となり、
3回ともチケットSOLD OUTの中、まちかど天文台は
12月6日回 3組6名様分のチケットを確保しました。

そして、女子限定でもうひとつ。
三宅島でアイソン彗星を楽しもうという企画
Vixen「宙ガール」×東海汽船 「島ガール」のコラボ企画。
三宅島を旅して星空を楽しもうという企画
題して「「宙ガール×島ガールツアーin三宅島」
日程は12月6日(金)から12月8日(日)。
昼は島内ネイチャーガイドツアーや野鳥観察で、
豊かな三宅島の自然を体験。夜は満天の星のもと、
ビクセンの天体望遠鏡や双眼鏡を使って星空観望会を行います。
参加者には、ビクセン×東海汽船オリジナルカラーの双眼鏡をプレゼントします。
このツアーに女性限定で1組2名様を番組からご招待。

プレゼントをご希望の方はメッセージフォームに
希望の商品（星空観望会 か 三宅島ツアー）と
住所・本名・連絡先を書いて送信してください。

締め切りは11月24日(日)到着分までです。
当選者には来週月曜日25日に直接連絡します。
たくさんのご応募お待ちしております。

☆　☆　☆　☆　☆

そして、本日番組のゲストにお迎えしたのは、
国立天文台 天文情報センター 縣秀彦先生をお迎えしました。
縣先生は国立天文台で天文学の普及に努める
とってもやさしい先生です。

そんな彗星博士・縣先生にアイソン彗星の魅力を伺いました。
まず、アイソン彗星見られるのか？見えないのか？
縣先生にお話しを伺ったところ、見られるチャンスはあるとのこと。
ただ、昨年の9月に発見されたときには、彗星の周りを包んでいる
氷が光ってとてもキレイに見えたと言うことですが、
太陽に近づくにつれて、周りの氷が溶け、双眼鏡を用意しないと
なかなか見るのが見られない状況だそうです。

ただ、こんなに太陽に近づく彗星は珍しい。
なので、太陽に最接近する11月29日の前後１週間付近は、
双眼鏡や望遠鏡で太陽を見ないよう気をつけて観測すれば、
明るさは6等星〜4等星ぐらいですが、双眼鏡や写真で見られ
場合によっては肉眼でも観測できるかも知れません。

一番ベストの観測時期は12月5日、6日ぐらいから
東の空、太陽より低い位置に現れますので、
高い山、東の方向が開けている場所を探して見てください。
12月7日（土）、8日（日）はぜひ遠出して、
観測してみてはいかがでしょうか。

また、「アイソン彗星を見つけようキャンペーン」を実施中。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

今週は国立天文台の縣秀彦先生をお迎えしてお届けしました。
オンエアレポートでも書ききれない
篠原さんと縣先生のアイソン彗星トークはポッドキャストでも配信中です。
ぜひチェックしてみてください。



☆　☆　☆　今週のオンエア曲　☆　☆　☆
♪Babies are popstars／松任谷由実
♪ほうき星／相対性理論

☆　☆　☆　星空インフォメーション　☆　☆　☆
夜９時すぎ、東の空にはフルムーンをちょっと過ぎた、
レモンのような月が昇っています。

そのすぐ上に、月明かりにも負けずキラキラと輝く星があります。
太陽系で最も大きい惑星「木星」です。
明るさはマイナス2.5等級。周りのどの一等星よりも
元気に光っています。

今はふたご座の中で輝いている木星。
実は、去年はお隣、おうし座にいたんです。
木星は、1年ごとにおひつじ座、おうし座、ふたご座、と、
星占いの星座をひとつずつ順に移動していきます。
12年で12星座を一巡り。

惑星は、このように少しずつ星たちの中で位置を変えていくため、
「惑う星」、と書くんですね。

これから春までの間は、木星を存分に楽しむことができます。
天体望遠鏡を向けて、周りをまわる衛星や、
縞模様をたのしんでみるのもオススメですよ。

寒い冬空の中でオレンジ色に輝く木星、
そのぬくもりあふれる光を受け取ってみてくださいね。