東京まちかど天文台

2016年01月01日

2016年1月1日のオンエアレポート



今日は年始恒例!
国立天文台、副台長の渡部潤一先生をお迎えしました。

先生としのはらさん、昨年は一緒に皆既月食を見ようとしたことも。
しかし、当日は曇り…しのはらさんの宙仲間とみんなでネット中継を見て
先生に解説をして頂いたりと、変わらず親交の深いお2人です。

2016年の宙のショー的についてうかがうと、
当たり年・・・ではないけれどいくつか興味深い現象も!

☆3月9日、太陽が欠けて見える「部分日食」が全国で見られます。
午前11時前後に見られるので、日食グラスのご用意を!
ちなみに、先生はこの時インドネシアで皆既日食を見る予定だそう!

☆8月28日は、金星と木星が大接近!
望遠鏡で見ても重なって見えるほど。
日の入り直後の西の空で、
金星と木星がほぼくっついている様子が見られます!

☆さらに1月9日には、明け方に金星と土星の接近もあります。
明けの明星・金星に土星がくっついているように見える。

先生ご自身は、今年は春に学会に向けて研究をまとめないといけない・・・
とお忙しい様子。
渡部先生に来週もお話をうかがいます!


★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ ながれ星/福山雅治
♪ ヘールボップ/日食なつこ

★ ★ ★ 星空インフォメーション ★ ★ ★
お正月休みは、ちょっとおめでたい星を見てみたくなりますね。
夜11時から日付がかわる深夜0時頃、
真南の空低くに赤く輝く星を見つけてみましょう。

地平線すれすれにしか昇ってこない、
りゅうこつ座の1等星「カノープス」です。

見られるチャンスがなかなかない、このカノープスは、
目にすると寿命が延びると言われている長寿の星です。
七福神にいる頭の長い神様、「福禄寿(ふくろくじゅ)」は
この星の化身とも言われているんですよ。

お正月のあいだは、東京の夜空も街明かりが少なく星が見やすくなります。
すっきりと晴れた夜は、南の空が開けた場所で
このカノープス探しにチャレンジしてみましょう。
2月の前半くらいまで見やすい時期が続きますよ。
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