2014年04月11日
2014年4月11日 オンエアレポート
今夜もまちかど天文台をお聞きいただきましてありがとうございました。
本日のゲストは、
アーティストの一青窈さんをお迎えしてお届けしました。
2人はデビュー前から「ヒトちゃん」「ともえ」と呼び合う大親友！
音楽プロデューサーの武部聡志さんが「絶対気が合う！」と紹介され
一青さんのアルバム「月天心」のレコーディング中に誕生日ケーキを持っていったのが出会い。
上手く歌えなかったところで、急に真っ暗になったので
「怒って電気を消された。芸能界怖い！」と思っていると、突然シノラーが登場！
初めての芸能人に、ビックリ！そして、嬉しかったそう。
それから10数年、今では何でも話せる仲に。
一青さんのデビューアルバムのタイトルは「月天心」。
「月」も「天」も「心」も、日本人も中国人もすぐ見て分かる。
共通する言葉をタイトルにしたかったのだとか。
月が好きで、仕事帰りでも、海外でも必ず月を確認するという一青さん。
他に必ず見てる人がいる、ひとりじゃない、頑張ろう！という気持ちになるんだそうです。
篠原さんは「この星は今私だけのもの！」と独り占めにする気分に…対称的ですね！
そして、ニューシングル「蛍」が3/26に発売に！
恋をしたことがないという友達が、飛び立てずにかすかな光を放つホタルに思え
彼女が飛び立っていければいいな、という思いが歌詞に込められています。
なので、最後には「恋をしよう、あきらめないで」と伝えているのだそう。
篠原さんのこの曲のイメージは「星」。
３月に石垣島でホタルと星のコラボレーションを見た時に
暗くなって光り出すホタルの輝きは星に似ていると感じたそう。
ホタルは恒星のように自らの力で光っているけど、
その輝き方は、太陽の力をもらって光る惑星のように、
ホタルも自然の力をいただいて輝いているという印象を受けたのだとか。
星も地球も全て一緒の共同体、という感じがすると一青さん。
沖縄で夜光虫を見に行った時に、
海の中で手足を動かすと、ヒラヒラ〜と蛍光緑の光が！
ティンカーベルのような気分になり、魔法使えた！！と大興奮だったそうです。
反応してどんどん光っていく夜光虫もホタルも、みんな同じ。
星も同じく、私達が見つめると光ってくれる！と、
仲良しの2人のキラキラエピソードで盛り上がっていました！
一青さんは、来週もお越しいただきます！お楽しみに☆
★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪宙 ／ 武藤彩未
♪蛍 ／ 一青窈
★ ★ ★ 星空インフォメーション ★ ★ ★
夜8時頃、南東の空を見ると
真っ赤な星が、ひときわ明るく輝いています。
地球のお隣の惑星「火星」です。
火星は、この春、大注目の星！
2年2か月の周期で、地球に接近するのですが、
来週月曜、14日が、今回最も近づくタイミングなんです。
そのため、4月の中旬にかけての今が、輝きのピーク！
明るさはマイナス1.5等級！あのシリウスと肩を並べるほどなんです。
白く輝きを放つシリウスとは対照的に、
赤い光を自分自身に集めるように光るのがとても素敵。
そして、そのすぐ下には・・・
真っ赤な火星とは対照的に、真っ白な、おとめ座の1等星・スピカが。
さらに東の空に目を向けると・・・
うしかい座の1等星・アルクトゥルスがきらりとオレンジ色に輝いています。
この春の東の夜空は、とっても華やか！
赤、白、オレンジ、それぞれが放つ美しい色、
そして、輝き方の違いを感じてみてくださいね。
