東京まちかど天文台

2014年05月09日

2014年5月9日オンエアレポート



本日も、ACIDMANのボーカル・ギターの大木 伸夫さんを
お迎えしてお届けしました。

大木さんは、この番組にもご出演いただいている、
国立天文台の渡部潤一先生とも、対談されたことがあるとか。
「ALMA望遠鏡」のお話などをされたそうです。
渡部先生は話し方がとても上手いので、
先生が解説や監修をされた番組は解りやすいと、おっしゃっていました。

先月リリースされたACIDMANのニューシングル「EVERLIGHT」は
初の試みとしてソーラーエネルギーを使用してレコーディングを行ったそう!
その理由は、まず「音がいい」こと。
そして、原発事故以前はガンガン電気を使って音楽をやっていたけれど
「ソーラーで出来ないのか?」という思いもあったからなのだとか。
ソーラーは誰が聞いても分かるレベルで音がクリアになるので、
電源が違うだけでこんなに音が違うの?!とビックリしてしまうほど。
レコーディングで使ったのはACIDMANが初かもしれないそう!

大木さんにとって宇宙はイマジネーションであり、
いろいろなものが好きだけど、そのことにしか興味がないのだとか。
一番興奮するのは宇宙であり、人間の根源であり、命というもの。
そこが一番追及していきたいところだとおっしゃっていました。

宇宙に関して、大木さんは「知りたい」欲求が強いので、
新しい価値観が生まれる瞬間に立ち会いたいという思いがあるそう。
あり得ない粒子だと思っていたので、ヒッグス粒子が発見されたと知った時は、
「世界が変わる!」と驚き、椅子から転げ落ちそうになったのだとか!

最後に、この番組をお聴きの「宙ガール」「宙ボーイ」に
自称「宙おじさん」の大木さんから、メッセージを頂きました!
「一日一回空を見上げて思いを馳せると人生が変わってくると思います。
そのお供にACIDMANをよろしくお願いします!」

大木さん、ありがとうございました!



★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ 星のラブレター / THE BOOM
♪ EVERLIGHT / ACIDMAN

★ ★ ★ 星空インフォメーション ★ ★ ★
夜8時頃、北の空高く高く、大きなひしゃくの形をした「北斗七星」が昇っています。

このひしゃくの柄の端から2番目の2等星、
「ミザール」に注目してみましょう。
よ〜く目をこらすと、そのすぐそばに「アルコル」という4等星が
寄り添っているのがわかります。
視力のいい人は肉眼でこの2つを見分けることができるため、
古くアラビアでは、兵士の視力検査に使っていたそうです。

この寄り添うような小さな星「アルコル」は
アラビア語で「かすかなもの」という意味。
日本にも「そえぼし」と呼ぶ地方があったそうです。

アルコルの位置の覚え方はとっても簡単。
ひしゃくの、水をくむ部分から7つの星を順番に
「お・お・ぐ・ま・の・しっ・ぽ」…となぞってみましょう。
「しっぽ」の「し」にあたる星がミザール、
その後の小さな「つ(っ)」がすぐそばのアルコルです。
このアルコルは双眼鏡で見ると、そばにいる「そえぼし」というのが
わかるので、ぜひ覗いてみてくださいね。
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