2014年05月30日
2014年5月30日オンエアレポート
今夜も東京まちかど☆天文台をお聞き頂きまして
ありがとうございました。
ポッドキャストは来週月曜日に更新いたします。
今週は「離島経済新聞社」主宰の
鯨本あつこさんをお迎えしてお届けしました。
「離島経済新聞社」は、日本の離島にまつわる情報サイトです。
お母様が青ヶ島出身ということで島に縁がある篠原さん、
「離島経済新聞社」の紙新聞版「季刊リトケイ」の創刊号に登場しました!
島専門の新聞というのは今までになかったもの。
リトケイでは日本の中に島は6,852、
その中でも人が住んでいる島(418島)の情報を集めています。
鯨本さんが島専門の新聞を作るきっかけは
4年前くらいに出会った友人が瀬戸内海の大崎上島に移住し、
遊びに行こうとネットで情報を探しても出てこなかったけれど、
実際行ってみると面白い!離島の情報を集めるサイトを作ろう!ということから。
星空はいつも島の人と夕方から飲んで帰り道に見上げるという感じだそう。
周りが暗いので小笠原でも沖縄の方でも星空はキレイなのだとか。
篠原さんは島で月を見るのも好き!
海と生活している島の人たちにとっては、月は潮の満ち引きの目安。
北斗七星が北極星を導いてくれるのも、漁をする人たちの目印になっていたので
昔は、星をたよりに島から島へ渡っていたのではと、おっしゃっていました。
船に乗る人は宙ボーイや宙ガールだったんですね。 星が導く島への旅!素敵です!
新聞の読者の中にも、島の自然が好き、星が好き、という人がいらっしゃるそう。
島ガールは島の人も含め自然のすべてが好き!
篠原さんが星を好きになったきっかけも、青ヶ島の星空なので
宙ガールと島ガールはつながっているんですね!
今日5月30日に「季刊リトケイ」の最新号が発売になったばかり。
今回は、離島の観光特集!
ウェブサイトは日々更新!季刊リトケイの定期購読の申し込みも受付中です。
★「離島経済新聞(リトケイ)」のサイトはこちら
最後に鯨本さんから宙ガール・宙ボーイへ
「ぜひ島に行って星も自然も味わってほしい!」とメッセージをいただきました。
ぜひリトケイで島星特集も企画していただきたいですね!
![](/cms/thumbnails/52/526e6fd3d7cd8c042ac72299c03c9301.jpg)
★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ 帰れない二人 / 井上陽水
♪ 星降る島〜オーマルシーラ・オーウルシーラ
/ ソウルフラワーユニオン
★ ★ ★ 星空インフォメーション ★ ★ ★
夏も近づき、日が暮れる時刻もすっかり遅くなりましたね。
今日の東京の日の入りは午後6時50分。
夕日が沈んだ後の西の空を眺めると、
低いところにぽつりと輝く水星を見つけることができます。
日の入り直後か、日の出直前の、
低い空にしか見つけることができない水星は、
番組でも何度かご紹介している、とってもレアな惑星です。
いま、西の空には明るい木星が輝いているので、
木星から右下のほうにたどると見つけやすいですよ。
この水星、ちょうど今頃から6月はじめにかけては、
比較的高い位置に輝くため、
今年のうちで、最も見つけやすいタイミングを迎えているんです。
明日5月31日の日の入り後には、西の空に、細い三日月と水星が仲良く並びます。
月を目印に、その右側にキラッと可愛らしく光る水星を
見つけてあげてくださいね。