オンエアブログ

2021年12月25日

2021年12月25日 ゲスト☆渡部潤一先生

本日のOAの模様はradikoのこちら

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#プラカフェ でご感想お待ちしております!

★ ★ ★最近の星ニュース ★ ★ ★

今日はクリスマス。
みなさんどんな夜をお過ごしでしょうか?
そんなクリスマスに欠かせないのがクリスマスツリーですが、
そのてっぺんに飾る星としておそらく世界で
最もキラキラしているのが、アメリカ・ニューヨークの
ロックフェラーセンターにあるツリー!

2004年から使用されているというその星は、直径約3メートル。
スワロフスキー・クリスタルを、なんと
300万個も使用して作られているといいます!

みなさんもどうぞ今夜の素敵なクリスマスを、
スター・パーティーとともにお過ごしくださいね☆

★ ★ ★ ★ ★ ★

さて今夜のスターゲストは、
国立天文台副台長の渡部潤一先生です!



先生は、年末年始にスターゲストとして
何度もお越しいただいているんですが
篠原さんとお会いできるのはお久しぶりのこと♪

今年も、渡部先生に2021年に話題となった
天文ニュースをお聞きしていきたいと思います!

まず早速、今年あった大きな出来事というと・・・?

ずばり、5月26日の皆既月食、
そして11月19日にあった“ほぼ”皆既月食!
月食自体はさほど珍しくなくても、1年に2度も
日本から見れたのは珍しいことだったんだそうです☆

篠原さんも5月に見た皆既月食をコラム
「アイデアのありか」で書かれていましたね!

お子さんが見られる時間帯だったことも大きかったようで
大勢の方が空を眺める機会になりました・・・♪

ちなみに先生は天文台から中継があり、
途中のお休み時間に外に出てご覧になったとか。

その他、今年は「宇宙旅行元年」とも言われ
民間の方でも宇宙に出かけるニュースがたくさんありましたよね!

先生はそのことについて、
「戦後の頃は、海外旅行に行ける人は少なかったものの、
それから徐々に行けるようになってきましたよね。
その時と状況が似ているのでは?
一般の方でも行ける時代が近づいて来ているのかも!」と
おっしゃっていましたよ☆

そんな渡部先生は、今年ご著書を出版されています!
タイトルは「古代文明と星空の謎」

古代文明が残した遺跡を天文学的に解釈している研究は
たくさんありますが、先生ご自身がお好きな分野なので
そんな論文を読んでいて「紹介したい」と思われたのがきっかけだとか。
大学の講座でやっていたところ評判が良く、
1冊にまとめてもらったんだそうです!

ストーンヘンジやピラミッドは天文と関係があると言われていて、
他にも例えばキトラ古墳の天井図に書いてある星の図が
どこでいつ描かれたのかも天文学で読み取ることができるんだそう。
天文学はもともと理系分野ですが、文系の人にも楽しめるような
内容になっています!ぜひお手に取ってみてくださいね☆

渡部先生には、来週年明けの1月1日に
2022年の天文ニュースを教えていただきます!
どうぞお楽しみに!

★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★

♪ 世界は美しいはずなんだ/ Yama
♪ 通りはまだ / オオザカレンヂkeisuke (ケイスケサカモト)

★ ★ ★ プレゼント情報 ★ ★ ★

東京ガーデンテラス紀尾井町内の店舗で使える商品お引換券
3000円分と星座早見盤を毎月20名様にプレゼントいたします。
ご希望の方は東京プラネタリーカフェのサイトにある
「メッセージはこちら」から、必要事項と、
「商品お引換券希望」と書いてご応募ください。

当選者の発表はプレゼントの発送を持って返させていただきます。
たくさんのご応募お待ちしております!

現在「KIOI WINTER」と題し、
約40万球にもなるシャンパンゴールドの
温かい光のイルミネーションが施設を包みこみます。

1月23日には、4階カンファレンスにて
「ニューイヤーコンサート」を開催。
演奏は例年通り、東京藝術大学出身の実力派たちによる
この日限りのアンサンブル。
新型コロナウイルス感染予防対策に十分に配慮した、
ゆとりある指定席で心飽きなく新春のひとときをお楽しみください。

また商業エリアでは、この時期にしか
味わうことのできない冬限定メニューを数多く取り揃えております。
イルミネーションを巡る冬の散歩の後は、
ぜひお食事をお楽しみください。

詳しくは東京ガーデンテラス紀尾井町の
ホームページを確認してください。

★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★

夜9時頃。頭の真上高くにのぼっているのは「プレアデス星団」。
日本語の通称で「すばる」です。その東側に目を移すと、
オレンジ色に輝く明るい星を見つけることができます。
おうし座の1等星「アルデバラン」ですね。

「アルデバラン」はアラビア語で「後に続くもの」という意味。
まさに、すばるの後を追いかけるように、
続いてのぼってくることからこう呼ばれたのだそうです。
なので日本での呼び名も「後星」と言うんだとか!

このアルデバランの近くには、アルファベットの「V」の
字のように星がつらなっているようすがわかります。
これも「すばる」と同じような星の集まりで
「ヒアデス」と呼ばれる星団なんです。
すばるよりもずっと地球からの距離が近いために、
星が広がってばらばらに見えてしまうんだそうですよ。

この「V」の字のヒヤデスが、牡牛の顔、
そしてアルデバランが牡牛の右目のように見えますね。
このヒアデスの「V」を延ばすと長―い角を突き出して、
冬の夜空を駆け抜ける大きな牡牛の姿に見えてきますよ。

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