オンエアブログ

2022年10月15日

2022年10月15日 10周年記念☆公開収録(大西浩次さん、北山輝泰さん)

本日のOAの模様はradikoのこちら

公式ツイッターはこちら

#プラカフェ でご感想お待ちしております!

★ ★ ★篠原さんニュース ★ ★ ★

この地球になくてはならない「水」をテーマに、
篠原さんが、住宅設備機器メーカー・
タカラスタンダードさんの制服をデザインをされました!

全国およそ170か所、800名のショールーム
アドバイザーの方々が着用される制服で
「水の流れ」をイメージしたしなやかさやが特徴!

ぜひこちらからチェックしてみてください!

★ ★ ★ ★ ★ ★

さて、今週は番組10周年記念ということで
先日開催された、東京ガーデンテラス紀尾井町での
公開収録の模様をお送りします!



公開収録は2018年以来。
会場にはおよそ200名もの方々が
お越しくださり、篠原さんもとっても感動された様子☆



収録時の篠原さんも素敵です♪

ということで今週も、素敵なゲストをお迎えしました。
写真家の大西浩次さん北山輝泰さんです!

写真家であり、天文学者でもある大西さんは
「地球と宇宙と人とのつながり」をテーマに、
星景写真を撮影されていらっしゃる他、
「長野県は宇宙県」連絡協議会会長として
長野県の星空の保護やすばらしさを伝える活動もされています。

そして北山さんは、星景写真家やビデオグラファーだけでなく、
星景写真の楽しさや魅力を伝える講師活動も
積極的に行っていらっしゃるんです!

そんなお二人のこれまでの星空の思い出を伺うと・・・?

大西さんが挙げられたのは、20代の頃に行かれた富山・立山。
8月のペルセウズ座流星群の時に標高3000mまで
登られたそうですが、あいにくの台風で避難小屋へ。
しかし深夜にどしゃぶりが終わり、外へ出ると
なんと見事な雲海、さらに星空が出現!
夜明けにはオリオン座があらわれ、きれいな月・・・と
大変だった分、印象が深かったそう!



会場ではお写真も投影させていただきました!
こちらはその初めての嵐の立山の時ではないそうですが、
同様な悪天候から良くなった後の写真ということです。
右に写っている3本の線は、オリオン座の三つ星ですね☆

北山さんは、2015年8月にオーストラリアのケアンズから
350キロくらい内陸に行ったところにあるシルバーバレーの星空。
農園のおじいちゃんに「日本人を初めて見た」と言われるくらい
田舎の田園地帯での、天の川は圧巻☆
星のあかりで、自分の影ができるほどだったそう!



さて、そんなお二人なんですが
「星空フォトコンテスト それぞれの宙を見上げて」
審査員も務めていらっしゃいます。
毎年、力作が揃う印象のあるコンテストなんですが、
審査のポイントはというと・・・

大西さんは、毎回どんどんレベルがあがってきて
審査も大変だそうですが(笑)
「それぞれの宙をみあげて」がキーワードなので
「どんな思いを持って見上げてるのかな?」というのが
伝わるかどうかを大切にされているといいます。

北山さんは「星景写真としてのピントや明るさなど
基本的なものはチェックしつつ、きっとまわりに
友達や家族もいると思うので、そのときの情景や
雰囲気が伝わるものがグッとくる」とのことでした!

現在「星空フォトコンテスト2022
それぞれの宙を見上げて」は、
11月30日まで作品を募集しています。

さて「本格的に写真を撮ったことがない」
という方のために星空写真を撮影するコツもお聞きしてみました。

北山さん自身も、スマホでよく気軽に撮影されているとか。
最近はスマホのナイトモードの性能がよくなったので、
アプリをいれて長時間露光したり、三脚とアタッチメントを
用意し、ある程度暗いところなら十分に撮影できます!とのこと。

大西さんは、夕方の帰り道に細い月や満月を撮るなど・・・
シャッターチャンスは狙ったものより
手軽に撮って、その時の心が感じたものを
表現してみるのがおすすめだそう。

満月の直前の薄明中も撮りやすいでそうなので、
「青い空を写そう」という感覚で
都会のビルや景色も盛り込みながら撮影してみては。
とアドバイスをくださいました!

ちなみにここからは放送後記の特別企画☆
この季節に撮りたい、オススメの星も伺いましたよ!

北山さんは、新月の前後3日間くらいの細い月。
日の出直前・日の入り直後の薄明中の
三日月などを撮影するのがおすすめ!



こちらは富士山からのぼった月の様子。
神秘的で美しすぎます・・・!



こちらは、細い月と金星と雷雲。
雷雲とのコラボはなかなか見られないかも!?

大西さんは、この秋の季節には日が沈む夕方、
天の川が南西に「垂直に立って見える」と教えてくださいました。
夜10時〜11時には夏の大三角形が西にかかって来て、
しばらくすると反対側にはオリオン座も。



こちらは今年9月30日の様子で
垂直に落ちる天の川と月を撮影されています!



こちらはJAXA(臼田宇宙空間観測所)
美笹深宇宙探査地上局54mアンテナと夏の大三角で
こちらはつい最近10月1日に撮影されたとか!

いかがでしたか??
素晴らしい星景写真の数々に、
「チャレンジしてみたいな」と感じられた方も
多いのではないでしょうか!?

さて、番組に戻りまして
先ほどお伝えしたフォトコンテストと連動して、
現在番組内で開催しているのが「星空エッセイコンテスト」。
毎週1作品、オリジナルCMとして篠原さんが朗読しています。
現在、このエッセイの特別展を10月31日まで
紀尾井テラス2階・成城石井前の紀尾井プラザにて
開催中なんですが…

今回ゲストのお二人に、その中から気になる作品を
1つお選びいただき会場でも篠原さんに朗読を
披露してもらいました!

私の思い出の星空は、1986年の「ハレー彗星」です。
南の低い空しか見えないとのことで、
南方の太平洋が一望できる場所として
三浦半島の城ヶ島(じょうがしま)まで行きました。
肉眼でもうっすらと見えたことを記憶しています。
当時の宝物だった一眼レフカメラで、
シャッタースピードを何回か変えて
夢中でシャッターを押しました。
赤道儀などの存在も知らない超初心者で
天文知識などもなかったのですが、
なんとか2枚だけ写真に写っていて感動しました。
次に見られるのは2061年…。
あの時の写真とネガフィルムは、今でも宝物の1つです。

ラジオネーム「ライオンのしっぽ」さんの作品です。
ありがとうございました!!

お二人にも彗星について伺うと・・・?

大西さんは、実は天邪鬼で?ハレー彗星は
撮影しなかったものの、スケッチをされたんだとか!
「星をスケッチにする」という発想には
篠原さんも「ぜひやってみたい!!」と大興奮でした♪



ちなみにこちらの写真は、
1976年に撮影されたウェスト彗星だそう。

そして北山さんはというと、なんと生まれた年だった
ということで、もしこれから撮影できるなら
「人と一緒に撮ってみたい!」と思いを語られていました。

次回ハレー彗星がとてもいい条件で見られるのは
2061年7月。
なんとその尾っぽが地球に入るくらいと言われています。
だいぶ先の話ですが・・・みんなで一緒に眺めたいですね!!!

ということで、あっという間に
お時間が来てしまいました;;
大西浩次さん、北山輝泰さん、
素敵なお話とお写真、ありがとうございました!!



次週も公開収録の模様をお届けしますよ。
お楽しみに!


★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★

♪ 星空のセレモニー / THE ALFEE

★ ★ ★ プレゼント情報 ★ ★ ★

東京ガーデンテラス紀尾井町内の店舗で使える商品お引換券
3000円分と星座早見盤を毎月10名様にプレゼントいたします。
ご希望の方は東京プラネタリーカフェのサイトにある
「メッセージはこちら」から、必要事項と、
「商品お引換券希望」と書いてご応募ください。
当選者の発表はプレゼントの発送を持って返させていただきます。
たくさんのご応募お待ちしております!

「東京ガーデンテラス紀尾井町」は、江戸時代
当地に屋敷を構えた、紀伊徳川家、尾張徳川家、
彦根井伊家に由来する由緒正しい歴史と、
国際都市 東京の中心という顔を持つ
「東京・紀尾井町」に位置する 複合市街地です。

商業エリアでは、カフェ、レストランが充実し、
気軽なランチから特別な食事や接待、記念日など
様々なシーンでご利用いただけます。
また、3Fの「空の広場」からは、
大きく開けた南の空を望むことができ、
都心にいながら「星が見られるスポット」としてもおすすめです。

番組内で開催中の星空エッセイコンテストに
応募されたエッセイの特別展も
10月31日まで開催しています。
会場は紀尾井テラス2階・成城石井前の紀尾井プラザにて。

詳しくは東京ガーデンテラス紀尾井町の
ホームページを確認してください

★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★

夜9時頃、南の空を見上げて見ましょう。
少し西に傾いた場所には0.6等級の土星。
そして東よりにはマイナス2.9等級の木星が明るく輝き、
秋の夜空でとても目立っています。
その2つの明るい惑星のあいだ、
南の空低くぽつりと輝く
白い星をさがしてみてください。
みなみのうお座のフォーマルハウト、
秋の夜空にたった一つ輝く1等星です。

今年の秋の夜空は、土星も木星も見えていて
なかなか賑やかですが、
いつも明るい星が少ない秋の夜空で、
南の空ではフォーマルハウトだけがぽつりと輝いているんです。
「フォーマルハウト」は、アラビア語で「魚の口」という意味。
みなみのうお座の上のほうにつながっている星座は、
水瓶を持つ少年ガニメーデスの姿が描かれたみずがめ座です。
その水瓶からこぼれ落ちる水を、
魚が口で受け止めている姿がみなみのうお座になっています。

日本では、秋の南の空でたった一つ目立つこの星を
「ヒトツボシサン(一つ星さん)」とか、
「アキボシ(秋星)」と呼んでいたようですよ。
フォーマルハウトが南の空で輝く頃には、
夜もめっきり冷えてきます。
スターパーティもそろそろ冬支度でしょうか。

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月別アーカーブ

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