2017年01月07日
2017年1月7日のオンエアレポート
あけましておめでとうございます+*:.。.*:+☆
今年も「東京プラネタリー☆カフェ」をどうぞよろしくお願いします♪
2017年初となるスター☆パーティのゲストは、
国立天文台 副台長の渡部潤一先生!
昨年の大晦日に引き続きお越しくださいました。
今回は、星の権威である先生に、
今年オススメの星イベントを教えていただきましたよ☆
ひとつ目は、なんと明後日、
1月9日から翌10日にかけて起こる「アルデバラン食」!
おうし座の1等星アルデバランが月に隠される現象です。
去年から今年にかけてこのアルデバラン食はたびたび起こっていますが、
日本が昼のタイミングばかり…
ちょうど夜中に、アルデバランが月に隠れ、
さらに出てくるところまで見られるのは、とても珍しいんだそう!
渡部先生もまだ目にしたことのないというアルデバラン食。
オレンジ色のアルデバランが黄色い月に隠れる…
きっと素敵な絵になるのでは、と楽しみにしていらっしゃいました♪
しかし、アルデバランの近くにある「ヒアデス星団」に
月が重なると雨が降る、という伝説を篠原さんが紹介すると…
「実はアルデバラン食の前に月がヒアデス星団を隠すんですよ」と渡部先生。
まさかの不安要素が…汗
お天気、よくなるといいですね…☆
そして先生がオススメする天文イベントふたつ目は、
夏休みの期間、8月7日の深夜(明けて8日)にある部分月食!
月が地球の影に25%ほど隠されるのが肉眼でもわかり、
先生いわく、“パックマンのような形” になるそう!
午前3時頃の現象ということで、
キャンプをしながら夜更かしして見てもいいかも、と篠原さん。
楽しい夏の思い出が作れそうです♪
そんな夏休み、先生ご自身は
アメリカへ素敵な天体ショーを見にいくご予定が!
現地時間の8月21日、太陽が月に完全に隠される
「皆既日食」があるんです。
これから皆既日食を見にいきたい!という方へ渡部先生がオススメするのは、
皆既日食を見るために組まれたツアーを利用すること。
実は先生ご自身も、いつもツアーに参加するそうで、
そのほうが自分で手配する手間も省け、安心して見ることができるんだとか。
さらに、「カメラは一切持っていかない」という驚きの発言が!
その理由は、皆既中の短い時間、
どうしても写真を撮っていると余裕がなくなってしまうから…
じっくり肉眼と双眼鏡で見る時間を大切にしているんだそうです。
「写真はもっと上手な人にまかせて後でもらう」という奥の手も。笑
皆既日食を存分に “感じる” という先生流の楽しみ方、
ぜひ機会があったら実践してみたいですね+゚:。*+
渡部潤一先生は昨年、星の観測にも役立つ新著
『最新 惑星入門』(朝日新聞出版)をお出しになりました。
こちらはなんと奥様と共著!
難しくなりがちな星の解説を、
奥様が易しい表現にしてくれたんだそうです。
最新の研究で明らかになった太陽系の姿が
面白いほどよくわかる本ですよ☆
そして、先生と篠原さんは1月8日に
大阪市立科学館で開催されるイベント
「Can Do!サイエンス2017」のスペシャルトークショーでも共演!
今年も仲良く星の魅力を伝えてくれそうです♪
すぐにでも外に出て星をみあげたくなる先生のお話…
2017年も楽しいスター☆パーティが盛りだくさんの予感です☆
![](/cms/thumbnails/33/3360183d0c155ff2078ab660bcccee3b.jpg)
渡部先生のネクタイは天の川柄!おしゃれ+*:.。.*:+☆
★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ 中央線 (feat.小田和正)/矢野顕子
♪ 月夜の帰り道/オオザカレンヂkeisuke
★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
今日の東京の日の入りは午後4時44分。
冬至を過ぎたとはいえ、夜の長い時期が続きますね。
太陽が西の空に沈み、空が暗くなり始める頃、
南西の空にきらきらと輝く一番星を見つけることができます。
宵の明星・金星です。
去年の秋頃からずっと宵の空に輝いていた金星ですが、
少しずつ太陽からみかけの距離が離れていき
いまが最も離れている頃になります。
ですから、かなり暗くなってからでも西の空にぴかぴかと
マイナス4等級の輝きで目立っているんですね。
金星は3月上旬頃まで、ずっと日の入り後の西の空に輝いています。
望遠鏡で観察していくと、そのあいだに、
半月のような形からだんだん細い三日月のような形に
変化していくようすがわかりますよ。
今年も「東京プラネタリー☆カフェ」をどうぞよろしくお願いします♪
2017年初となるスター☆パーティのゲストは、
国立天文台 副台長の渡部潤一先生!
昨年の大晦日に引き続きお越しくださいました。
今回は、星の権威である先生に、
今年オススメの星イベントを教えていただきましたよ☆
ひとつ目は、なんと明後日、
1月9日から翌10日にかけて起こる「アルデバラン食」!
おうし座の1等星アルデバランが月に隠される現象です。
去年から今年にかけてこのアルデバラン食はたびたび起こっていますが、
日本が昼のタイミングばかり…
ちょうど夜中に、アルデバランが月に隠れ、
さらに出てくるところまで見られるのは、とても珍しいんだそう!
渡部先生もまだ目にしたことのないというアルデバラン食。
オレンジ色のアルデバランが黄色い月に隠れる…
きっと素敵な絵になるのでは、と楽しみにしていらっしゃいました♪
しかし、アルデバランの近くにある「ヒアデス星団」に
月が重なると雨が降る、という伝説を篠原さんが紹介すると…
「実はアルデバラン食の前に月がヒアデス星団を隠すんですよ」と渡部先生。
まさかの不安要素が…汗
お天気、よくなるといいですね…☆
そして先生がオススメする天文イベントふたつ目は、
夏休みの期間、8月7日の深夜(明けて8日)にある部分月食!
月が地球の影に25%ほど隠されるのが肉眼でもわかり、
先生いわく、“パックマンのような形” になるそう!
午前3時頃の現象ということで、
キャンプをしながら夜更かしして見てもいいかも、と篠原さん。
楽しい夏の思い出が作れそうです♪
そんな夏休み、先生ご自身は
アメリカへ素敵な天体ショーを見にいくご予定が!
現地時間の8月21日、太陽が月に完全に隠される
「皆既日食」があるんです。
これから皆既日食を見にいきたい!という方へ渡部先生がオススメするのは、
皆既日食を見るために組まれたツアーを利用すること。
実は先生ご自身も、いつもツアーに参加するそうで、
そのほうが自分で手配する手間も省け、安心して見ることができるんだとか。
さらに、「カメラは一切持っていかない」という驚きの発言が!
その理由は、皆既中の短い時間、
どうしても写真を撮っていると余裕がなくなってしまうから…
じっくり肉眼と双眼鏡で見る時間を大切にしているんだそうです。
「写真はもっと上手な人にまかせて後でもらう」という奥の手も。笑
皆既日食を存分に “感じる” という先生流の楽しみ方、
ぜひ機会があったら実践してみたいですね+゚:。*+
渡部潤一先生は昨年、星の観測にも役立つ新著
『最新 惑星入門』(朝日新聞出版)をお出しになりました。
こちらはなんと奥様と共著!
難しくなりがちな星の解説を、
奥様が易しい表現にしてくれたんだそうです。
最新の研究で明らかになった太陽系の姿が
面白いほどよくわかる本ですよ☆
そして、先生と篠原さんは1月8日に
大阪市立科学館で開催されるイベント
「Can Do!サイエンス2017」のスペシャルトークショーでも共演!
今年も仲良く星の魅力を伝えてくれそうです♪
すぐにでも外に出て星をみあげたくなる先生のお話…
2017年も楽しいスター☆パーティが盛りだくさんの予感です☆
![](/cms/thumbnails/33/3360183d0c155ff2078ab660bcccee3b.jpg)
渡部先生のネクタイは天の川柄!おしゃれ+*:.。.*:+☆
★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ 中央線 (feat.小田和正)/矢野顕子
♪ 月夜の帰り道/オオザカレンヂkeisuke
★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
今日の東京の日の入りは午後4時44分。
冬至を過ぎたとはいえ、夜の長い時期が続きますね。
太陽が西の空に沈み、空が暗くなり始める頃、
南西の空にきらきらと輝く一番星を見つけることができます。
宵の明星・金星です。
去年の秋頃からずっと宵の空に輝いていた金星ですが、
少しずつ太陽からみかけの距離が離れていき
いまが最も離れている頃になります。
ですから、かなり暗くなってからでも西の空にぴかぴかと
マイナス4等級の輝きで目立っているんですね。
金星は3月上旬頃まで、ずっと日の入り後の西の空に輝いています。
望遠鏡で観察していくと、そのあいだに、
半月のような形からだんだん細い三日月のような形に
変化していくようすがわかりますよ。