オンエアブログ

2018年01月20日

2018年1月20日のオンエアレポート

今夜も先週に引き続き鏡リュウジさんにお越しいただきました!

占星術にアカデミックなアプローチをすることで
占い好きな方だけでなく、多くのファンに支持されている鏡さん。

篠原さんも昨年テレビのお仕事でご一緒したのがきっかけでお友達に!
鏡さんは篠原さんにたくさんの占いの本を送ってくださったんだそうです。

中でも篠原さんがオススメするのが『魔法の杖』(夜間飛行)という本。
こちらはジョージア・サバスさんという方が著者で、
鏡さんが翻訳したものなのですが、
鏡さんいわく「本というよりは “おもちゃ”」なのだそう。

閉じたまま自分で質問をして、
ここだと思うページをパッと開くと答えが書いてある…
例えば「明日連絡がきますか?」と聞いて開くと
「もうちょっと待ってね」という答えが!
AIも入っていないのに不思議と的を得ているのだといいます。

篠原さんも自分が悩んでいることを思いながら本を開いたら
出てきたのは「今日が金曜日ならその願いは叶います」という言葉。
ちょうど金曜日だったためすっかりハマってしまったのだとか。

実はこういった「書物占い」はヨーロッパに原型があり、
bibliomancy(ビブリオマンシー。biblioは本、mancyは占い)
と呼ばれているそう。
もともとは聖書やシェイクスピアなど、大事にしている本を開いて
最初に飛び込んできた言葉が自分に対するメッセージになっている、
といったものなのですが、
それを現代版にして簡単にしたのが『魔法の杖』だといいます。

篠原さんはこの本を開いて、待っていた答えをもらうとき、
ユーミンの “目にうつる全てのことは メッセージ”(やさしさに包まれたなら)
という曲が心のなかでかかるのだそう。

すると鏡さんが「今同じことを言おうとしたところ!」と
まさかのユーミンでシンクロ!

でもこの “目にうつる全てのことは メッセージ” ということが
実は占いの本質なのだと鏡さん。
占星術は高度な体系ですが、基本的には「星と星が近づいた」「離れた」
というのが自分に対するメッセージとなっているのだそう。

ともあれ、「パーティに持っていっても絶対盛り上がる!」と
篠原さんも大絶賛のこの『魔法の杖』。
ぜひ “心の扉を開く鍵” として手にとってみては+*:.。.*:+☆

鏡さんには他にもたくさん著書があります。
昨年出版された『占星術の文化誌』(原書房)という本は、
『魔法の杖』とは打って変わって、占星術を真面目に勉強したい、
という方に最適なアカデミックな一冊。

例えば「シェイクスピアは占星術を信じていた?」
「ホルストの組曲『惑星』は占星術をもとにしていた?」など
興味深いテーマについて書かれているそう。
占星術の深遠な世界に触れたい方はこちらもぜひ…☆


鏡さんは2月20日に、東京渋谷のコスモプラネタリウム渋谷で開催される
「星空の下のトークショー
『ルドルフ2世の時代の占星術と天文学-ケプラーを中心に』」
というイベントにご出演されます(チケットの販売は終了しました)。

お相手は番組にもいらしたことのある
プラネタリウム解説員の永田美絵さん!
永田さんはとっても優しい言葉と声で星の世界を語ってくださる方…
鏡さんのソフトな語り口とのコラボで
素晴らしい癒やしの空間が目に浮かびます+゚:。*+

このトークショーは、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催中の
「神聖ローマ帝国皇帝 ルドルフ2世の驚異の世界展」とのコラボ企画。

1600年前後に活躍したルドルフ2世のコレクションが見られるこの企画展では
当時の天文観測機アストロラーベや、天文時計、星座絵なども展示されます。

まさに「驚異の世界展」であることを見てもらいたいと鏡さん。
新大陸が発見され、世界の様相が変わったこの時代、
熱帯の色鮮やかな鳥や、各地の珍奇な生き物…
それら全てを手に入れたいというルドルフ2世の野心…
当時の “世界の新しさ” が凝縮された展示となっているそうです。

皇帝パワーで好奇心の赴くままに収集した
今の時代では絶対になしえないコレクション…
ぜひその目で感じてみては+゚:。*+

最後に2018年の展望を聞かれると…
「特に何も考えてない」と意外なお答え!
鏡さんの星座、魚座は “流される” のが特性。
「いただいた仕事を楽しんでさせていただく」
というのが鏡さん流なんだそうです。


お別れに「いつか一緒に星空観測しましょう!」と約束し合う2人。
篠原さんがレクチャーした星座を鏡さんが占星術で解説…
これは贅沢なスター☆パーティになりそう!
ぜひ近いうちに実現させてほしいですね+*:.。.*:+☆


鏡リュウジさんの公式サイトは→コチラ

★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ 二人のアカボシ/キンモクセイ
♪ やさしさに包まれたなら/荒井由実

★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
夜9時頃、東の空高く目をひくのは、仲よく並ぶペアの星、
ふたご座の「カストル」と「ポルックス」です。

明るさも色もよく似た2つの星のため、
西洋では、ふたごの兄弟にたとえられています。

お兄さんのカストルのほうが、やや暗く白っぽい色、
弟のポルックスのほうが明るく、黄味がかった色をしています。

こちらのポルックスは、冬の星が描く六角形
「冬のダイヤモンド」の一つにもなっていますね。

日本でもやはり、2つの星をセットにした和名が伝えられています。
シンプルに「二つ星」と呼んだり、
「目玉星」や「眼鏡星」など
2つの目に例えた呼び名もあるようですよ。
«Prev || 1 | 2 | 3 |...| 295 | 296 | 297 |...| 389 | 390 | 391 || Next»

最近の記事

  • 2023年07月29日
    2023年7月29日 ゲスト☆崎山蒼志さん
  • 2023年07月22日
    2023年7月22日 ゲスト☆崎山蒼志さん
  • 2023年07月15日
    2023年7月15日 ゲスト☆鈴木蘭々さん
  • 2023年07月08日
    2023年7月8日 ゲスト☆鈴木蘭々さん
  • 2023年07月05日
    2023年8月5日(土)番組公開収録イベント開催決定!

月別アーカーブ

  • Twitter @tokyofm_spaceをフォローする
  • Vixen presents 東京まちかど☆天文台
  • 東京ガーデンテラス紀尾井町
  • Vixen