オンエアブログ

2018年06月23日

2018年6月23日のオンエアレポート

今夜も先週に引き続き
JUN SKY WALKER(S)の宮田和弥さんにお越しいただきました!

学生時代にバンドブームを体験した篠原さんはジュンスカ世代!
最近もベストアルバムを聴いて、
歌詞を全部覚えていたことに我ながら驚いたそう。

篠原さんが友達と真似して歌っていたという曲、
「Let's Go ヒバリヒルズ」(1990年)には
“紫娘は頭が固い みんなで浴びるぜ やる気を出して”
という歌詞があります。

宮田さんによると実はこの “紫娘” とは、
当時住んでいたひばりヶ丘にあった居酒屋「村さ来」の店員さんのこと!

さらに “やる気を出して” は「やるき茶屋」!!
ひばりヶ丘にあった2つの居酒屋を歌詞に散りばめた
遊び心あふれる曲なんです。

そして30年の歩みの中には、「すてきな夜空」(1988年)や
「星空の記念日」(1992年)という、星にまつわる曲も。

「ジュンスカの歌詞は、太陽、月、星があるなら
星をイメージをして作ったものが多い」と宮田さん。

月はちょっと物憂げで、太陽はちょっと暑苦しい、
でも星は切ないけどキラキラとしていてポップ、
ジュンスカのメロディー感に合っていたといいます。

ギターの森純太さんや、
ベースでメロディメーカーでもある寺岡呼人さんは、
「ジュンスカのサウンドは、松任谷由実さんのメロディーに
ラモーンズの演奏をつけたものだ」と言っていたこともあるとか!

今思うとそんなサウンドが星にマッチしていたのでは、
と振り返っていらっしゃいました。

今年1月に発売されたカバーアルバム「BADAS(S)」では、
松任谷由実さんの曲「Hello, my friend」などのほか、
Mr.Childrenさんの「星になれたら」もカバーされています。
ここにも星が!

こちらは寺岡呼人さんが桜井和寿さんと一緒に作られた曲。
「呼人の中にも “星感” みたいなのがあるんだと思う」と言います。

ジュンスカさんはまさに星タイプのバンド!
「この番組に合ってますね。これはレギュラー決定だな…」
とつぶやく宮田さん。笑
もちろん何度でもいらしていただきたいです☆彡


JUN SKY WALKER(S)さんといえば、デビュー30周年を飾るアルバム
『ALL TIME BEST〜全部このままで〜1988-2018』が
ただいま絶賛発売中!

通常版には、本邦初公開となる、ジュンスカさんの
最後の原宿ホコ天でのライブ映像が見られる特典つき!

ファンにもみくちゃにされる宮田さんの姿が収められていて
今では絶対にできない!という、まさに “幻” のライブとなっています。

原宿の歩行者天国=ホコ天は、
ジュンスカさんのデビューのきっかけになった場所。

アマチュア時代、ライブハウスで歌っても
なかなか人が入らなかったので
ホコ天で演奏し、ライブのチケットや1本500円のカセットを販売。
そこから上り詰めていったのだといいます。

80年代のホコ天は、竹の子族、ロックンロール族、
そしてバンドブームを生み出した文化の発信地。
「今の時代の輝きとは違った、面白い輝きがあった」と宮田さん。

篠原さんも、「ライブでファンになる時代だった」と振り返ります。
確かに今はYouTubeなどネットから入るということが多いけど、
当時は現場やテレビの深夜番組などで演奏を聴いて、
気になってファンになる…という流れだった、と頷き合う2人。

あの時代の音楽の楽しみ方、流行の最先端、
その渦の真っ只中にJUN SKY WALKER(S)さんがいたんですね+゚:。*+

9月からは「30th Anniversary TOUR 〜全部このままで〜」もスタート!
9月28日の渋谷CLUB QUATTROを皮切りに、
30周年ということで全国30か所を巡るそう。

そして8月12日には
「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018」にも出演!
今回が初出演、ということで、
熱いライブを幅広い世代に届けてくれそうです♪

宮田さんにとってライブはどんなものかお伺いすると…
「生活の一部でもある」とのお答えが。
「犬の散歩もライブも変わらない、
全部一生懸命やる、楽しむ」のだそう。

さらにこれからの目標は「真面目にコツコツ」!
昔のやんちゃな印象からは想像もできないお言葉ですが…

ライブの後お酒を飲み、寝ないで翌日もライブ、
という20代の頃とはやはり違う、と宮田さん。

「ローリング・ストーンズとか70を過ぎて活躍している人たちも
愛する音楽を続けるために、色んなものを節制していると思う」
と言います。

自分と向き合い、やるべきことをやっていく、
それが50歳を過ぎてからのロックンロール。
この30周年をひとつの点として、35周年、40周年の点に向けて
また線を引いていければ…と語ってくださいました。

30年前とは正反対にも思える姿勢ですが、
それは変わらぬ “音楽への愛” を貫くための一番の方法…
時代を創った宮田さんだからこそ選べる “普通” が
最高にカッコよく、ロックだと感じました+*:.。.*:+☆

お別れは、今回のオールタイムベストアルバムに
唯一収録されている新曲とともに…
歌詞には “すてきな夜空” というフレーズも入っていますよ♪

JUN SKY WALKER(S)の公式サイトは→コチラ

★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ Cry For The Moon/土岐麻子
♪ One-Way/JUN SKY WALKER(S)

★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
夜9時頃。真南の空には、木星がピカピカと輝いています。

明るさはマイナス2.4等級。
今夜、そして明日の夜は、すぐ近くに明るい月がありますが、
その月明かりにも負けないくらいの立派な輝きです。

木星を見つけたら、ぜひ望遠鏡を向けてみましょう。
最大の特徴は、シマ模様。
明るい茶色のシマが2本。
じっくり見ていくと、もう少し複雑な模様も見えるかもしれません。

月が明るい夜は、ぜひ木星ウォッチングを楽しんでみてくださいね。
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