オンエアブログ

2018年07月28日

2018年7月28日のオンエアレポート

★ ★ ★ 東京ガーデンテラス紀尾井町「星空の集い」のお知らせ ★ ★ ★
東京ガーデンテラス紀尾井町では、
7月31日に「星空の集い」を開催します。
火星が最接近するこの日、
ハイスペックな望遠鏡を使って、火星を観察しませんか?

そして篠原さんもトークショーに登場!
国立天文台の小野智子さんと、火星トークで盛り上がります。

トークショーは紀尾井テラス2F 紀尾井プラザ、
観望会は3F 空の広場にて、どちらも夜7時から行われます。参加は無料!
天気が悪かった場合は、31日はトークショーのみ開催、
観望会は翌8月1日に順延となります。

星空の集いには篠原さんも赤い火星ファッションで参加する予定。
みなさんもぜひどこかに “赤” を身につけていらしてみては+゚:。*+

詳しくは→コチラをチェック☆彡

★ ★ ★ 篠原ともえからのお知らせ ★ ★ ★
8月3〜5日に東京銀座の歌舞伎座タワーで開催されるイベント
「歌舞伎と手仕事 第2弾」に篠原ともえが出演します!

落語の高座や、歌舞伎俳優さんによる裏話トーク、
最新の伝統工芸品の実演など、江戸の粋に触れられるこちらのイベント。

篠原さんは4日と5日に登場!
職人さんたちの実演をインタビューとトークで盛り上げますよ♪

お申込みはお電話(03-3545-6820)
またはWebサイトにて受け付けています。

詳しくはコチラをチェックしてくださいね☆

★ ★ ★ ★ ★ ★

今夜は宙アーティストのKAGAYAさんにお越しいただきました!

美しい星の写真やイラストレーションを手がけ、
リアルタイムで星空の情報を発信されているているTwitterのフォロワー数は
60万人以上(!)というKAGAYAさん。

そんなKAGAYAさんに、今大接近中の火星について伺いました☆彡

そもそも火星が地球に “大接近” するとはどういうことなんでしょうか?

火星は地球と同じく太陽の周りを回る惑星。
地球のすぐ外側を回っています。

運動場のトラックでのかけっこを想像してみましょう。
外側のレーンを火星、内側のレーンを地球が回っているとします。
一緒にスタートを切ると、内側の地球のほうが1周が短いので
火星を追い抜く瞬間が出てきます。これが “接近” のタイミング!

つまり今まさに、宇宙の中で
地球が火星を追い抜こうとしているところなんです+*:.。.*:+☆

この接近は2年2ヶ月に1度あるのですが、
惑星は楕円の軌道を描いて回っているため、
毎回、地球と火星の距離はちょっとずつ異なります。
今回はその距離がかなり近く、15年ぶりの “大接近” になる、というわけなんです。

かけっこの例え、とてもわかりやすいですね!

見なきゃ損なこの火星、空のどのあたりに見えるかも聞いてみました♪

ちょうど今日、晴れていれば(台風が心配ですが…)
いま南東のそばに昇ってきたばかりの月のすぐ右側に見える、
明るく赤く輝く星が火星!

夜7時くらいに地平線から顔をだすので、
夜8時くらいには見やすくなり、
夜中には南の空に昇るのでさらに眺めやすくなるそう。

肉眼で見てもとても明るい火星ですが、
双眼鏡があるともっと明るく眩しく見えます。

ちなみにKAGAYAさんは望遠鏡で観察!
大接近の時は火星の模様まで見えるそうですが…
実は今、火星では惑星規模の砂嵐が発生中…(汗)

残念ながら模様は隠されてしまっているんですが、
見方を変えれば、珍しい火星の砂嵐を見ているということに!

砂嵐は数ヶ月で収まることが多いので、
8月以降、模様が見えるようになるかもしれない、とのこと。
ぜひレアな火星の模様、この目に焼き付けたいですね+*:.。.*:+☆

KAGAYAさんといえば、美しい星空写真の名手!
ということで篠原さんから
「火星と2ショットって撮れるんですか?」という質問も。

答えは…YES!
火星はかなり明るくなっているので、
スマートフォンでも撮れるかもしれない、といいます。

街灯など、自分を明るく照らしてくれるものを見つけて、
火星を背後にしてシャッターを切ると…
火星は点にしか写らないかもしれないけど、
いい記念になるのでは? とレクチャーも。

ぜひみなさんも、自分だけの火星の思い出を残してみては…☆


KAGAYAさんは先月、自身初となるフォトエッセイ
『一瞬の宇宙』を発売されたばかり!

「手の中でKAGAYAさんの宇宙が感じられる素晴らしい本!」と
篠原さんも絶賛の一冊となっています。

こちらは星空写真を撮るに至るまでの準備や現場でのエピソードを
漫画『宇宙兄弟』の公式サイトに連載したしたものが元になっているそう。
編集者さんからの「一冊の本にしてみては?」との提案を受け
2年がかりで執筆されたとのこと。

本の中には「世界にたったひとつの自分だけの仕事」という表現が出てきます。

絵が好き。写真が好き、星が好き、コンピューターが好き、
それらを全部組み合わせて、
プラネタリウムの映像を作る仕事もされているKAGAYAさん。

自分が “好きなこと” というのは情熱を注いでできるため、
ものすごい力を発揮できる分野。
それを集めて合体すると、
世界でたったひとつの自分の仕事になるのではないか、と語ります。

また、KAGAYAさんのTwitterにもよく登場する
「空をご覧ください」という言葉も冒頭に登場します。

これは、いま見ている瞬間の宇宙の素晴らしい状態を
みんなで共有することにご自身もやりがいを感じ、発信し続けている言葉。

“一瞬の宇宙を共有することの喜び”
その思いに秘められた、KAGAYAさんの内側の宇宙が垣間見える
フォトエッセイとなっています。

そして、最新のプラネタリウム作品も上映が始まっています!
東京スカイツリータウンのプラネタリウム「天空」で上映中の
『星の旅 -世界編-』
KAGAYAさんが3年の歳月をかけて撮影した
世界各地の星空が堪能できる作品ですよ☆

いつも穏やかな印象のKAGAYAさんですが、
フォトエッセイから伺える本当の(?)KAGAYAさんは
ユーモラスで冒険心に溢れ、まるで少年漫画の主人公のよう。
これからも “夢中” を突き詰めて、私たちに美しい宇宙を見せてください+゚:。*+

お別れの曲は最新プラネタリウム作品
『星の旅 -世界編-』のサウンドトラックから♪



KAGAYAさんにはまた来週もお越しいただきます☆

KAGAYAさんの公式サイトは→コチラ

★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ ワンダープラネット/ 新津由衣
♪ Starry Journey/清田愛未

★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
夜9時頃、晴れていれば、南東の空には
満月を過ぎた月が明るく輝いています。

そのすぐ右側には、月明かりに負けないくらい明るく輝く赤い星が。
地球に大接近中の「火星」です。
明るさはマイナス2.8等級、なんと木星よりも明るいんです!

お隣の惑星・火星と地球が接近するタイミングは2年2カ月に一度。
その時々で近づく距離にもずいぶん差があり、
遠いときは1億キロメートル以上、
近いときは6000万キロメートルを切る距離となります。

今回、火星との距離はおよそ5759万キロメートル!
「大接近」と呼ばれる近さです。

8月、そして9月と、火星が見やすいシーズンはずっと続きます。
夏のあいだはたっぷりと “マーズウォッチング” が楽しめますよ。
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月別アーカーブ

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