オンエアブログ

2018年10月13日

2018年10月13日のオンエアレポート

★ ★ ★ 東京ガーデンテラス紀尾井町「星空の集い」のお知らせ ★ ★ ★
10月19日(金)、「東京ガーデンテラス紀尾井町」にて
「星空の集い」が開催されます。

今回のテーマは「紀尾井町で、月面クレーターを見よう」!
ハイスペックな望遠鏡で、上弦すぎの月のクレーターや土星を観察します。

会場には、キッチンカーや、宙グッズショップもオープン。
星空フェイスペイントや星の先生による星空解説など、
楽しい企画も盛り沢山ですよ♪

日時:10月19日(金)夜6時から
場所:紀尾井テラス3F「空の広場」
参加費:無料
※天気が悪かった場合は22日(月)に順延となります

詳しくは→コチラをチェックしてくださいね☆

★ ★ ★ ★ ★ ★

今夜も先週に引き続き大貫妙子さんにお越しいただきました!

庭に出て月光浴をしたり、
流れ星に感謝の気持ちを伝えることもあるというほど
夜空を日頃から見上げている大貫さん。
これまで星をモチーフにした楽曲もお作りになっています。

2002年には「星の奇跡」というラブソングも発表。
人を想う気持ちのように、ふわっとしたロマンチックなものは
いつまでも忘れてはいけない、という思いから書いた曲だそう。

篠原さんも言うように、大貫さんの、隣の人に語りかけるかのような
優しい歌声は唯一無二のもの。

ご本人によると「私はこうよ」と
自分を全面に出して歌うことには興味が無いそう。
そうではなく、ライブに来るお客様には
「私を通して自分に会ってもらいたい」と言います。

例えばある時、大貫さんの「黒のクレール」という曲を聴き、
お友達の男性が
「飼っていた猫が死んでしまったことを思い出して涙が止まらなかった」
と伝えてくれたことがあったそう。

実際、この曲は海辺の風景を歌った失恋の曲で、
男性の思い出とは全く関係ないそう。

でも「音楽ってそういうもの」と大貫さん。
この感想を聞いて、
「望むところ」と嬉しく思ったと語ってくださいました。

さらに2010年には坂本龍一さん作曲による
「3びきのくま」という曲もお作りになっています。
一見星と関係ないようなタイトルですが、
なんと小惑星探査機「はやぶさ」(初号機)の
ニュースから着想を得たものだそう!

行方不明になったり、
様々なトラブルを乗り越えて地球に帰還したはやぶさ。
帰ってきたことがご自身もとても嬉しく、
真っ暗な宇宙でさまよう姿に、地球という奇跡の星と、
亡くなった人の魂への思いを重ねて作ったといいます。

はやぶさは言ってしまえば機械だけど、
そこには確実に人の気持ちが乗っている・・・
どんなに宇宙が広くても、意外と気持ちは届くと信じている、
という大貫さん。

宇宙の中で起こった奇跡が、素敵な曲を生んだのですね+*:.。.*:+☆


大貫妙子さんといえば、
弦楽カルテット伴奏のコンサートを収録した
ニューアルバム「Pure Acoustic 2018」がただいま発売中!

収録されている「Siena」という曲の歌詞には
「青い星」や「冷たい月」というワードも登場します。

Siena(シエーナ)とはイタリアにある街の名前で、
大貫さんも実際に訪れたことがあるそう。

小さな街の中に、貝の形をした広場があり、
そこを大きな旗を持ちながら馬に乗って走る
お祭りもご覧になったことがあるとか。
大貫さんも大好きな場所だといいます。

同じ「星」や「月」という言葉を使っても、
「Siena」というタイトルの曲にあることによって、
日本で見るものとは全く別のものだとわかる・・・
星も月も太陽も、眺める場所によって全然違う、と大貫さん。

ひとつの映像が浮かぶような曲作り、
その空気に、星や月も溶け込むように存在しているんですね+゚:。*+

大貫さんは12月18日と19日に
キリスト品川教会グローリア・チャペルにて
「welcome to my garden 2018」というライブも開催!

弦楽とサックスのカルテットとともにお送りするという
アコースティックなステージ、
篠原さんも「竹中直人さんと行きたい!」と目を輝かせていました♪


淡々とした語り口のなかに
星や宇宙を愛するロマンチックな内面が見え隠れする大貫さん。
その豊かな感性でこれからも私たちに
美しい世界を見せていただけたら・・・
お会いできて光栄でした+*:.。.*:+☆

大貫妙子さんの公式サイトは→コチラ

★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ トロイメライ/YUKI
♪ La mer, le ciel/大貫妙子

★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
夜9時頃、東の空高く昇るペガスス座の後ろに、
まるでしがみつくかのように昇ってくる星座をみつけることができます。

アルファベットの大文字「A」のような並びの「アンドロメダ座」です。
アンドロメダは古代エチオピアの美しいお姫様。
あのカシオペヤの一人娘だったんですよ。

このアンドロメダ姫の左のつま先には、
「アルマク」という名前の2等星が輝いています。

こちらの星に望遠鏡を向けると、
2つの星が寄り添う「二重星」であることが分かります。

驚くべきは、その色の美しさ!
黄色い2等星と、青い5等星の組み合わせがとても印象的ですよ。
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