オンエアブログ

2019年08月31日

2019年8月31日のオンエアレポート

今夜も先週に引き続き、佐々木亮介さんにお越しいただきました!

冒頭から「どうもスターです(笑)」と小粋なジャブを効かせてくれた佐々木さんは、現在、ロックバンド「a flood of circle」のボーカル・ギターとして、そして最近ではソロでもご活躍中!
これまでに星や月の曲もたくさんお作りになっています。

中でも思い出深いと語るのは、2013年に発表されたa flood of circleの「オーロラソング」というナンバー。

この曲ができたのは、プラネタリウム好きの佐々木さんが、ツアー中に三重県の四日市にあるプラネタリウムを訪れたのがきっかけ。
「子どもやカップルに混じり革ジャンがひとり…笑」という状況だったらしいのですが、ちょうどその時上映されていたのが、オーロラの特集だったそう。

その上映は、最後に解説員さんがなんとケチャップとマヨネーズを混ぜた “オーロラソース” の作り方を紹介、画面いっぱいにレシピが映されるという衝撃の結末!
そんな解説員さんの “大ボケ” も含め、上映に感動し、「オーロラソング」という曲を作ったといいます。
よほど印象的なプラネタリウム体験だったんですね☆

他にも、「月に吠える」「Honey Moon Song」「月面のプール」など、月にまつわる曲がたくさん。
「なぜか太陽の曲が書けない」のだそう。
夜行性だからか、はたまた他の理由からか、ご本人もわからないようですが、今後さらなる月ソングを書きながら、その理由を探求してほしいですね+゚:。*+

そんな佐々木亮介さんは、ファーストフルアルバム「RAINBOW PIZZA」を発売されたばかり!
実はこちらのニューアルバムにも、月や星をイメージしたという曲が…

そのひとつが「Snowy Snowy Day Ya!」という収録曲。
題名にある「Snowy」は、文字通り “雪の” という意味の他に、ベルギーの漫画『タンタンの冒険』に登場する犬の “スノーウィ” にちなんだもの。

子どもの頃にベルギーのブリュッセルにある「ストッケル」という街に住んでいたという佐々木さん。
ストッケルの駅にはタンタンの冒険の大きな壁画が描かれていたこともあり、この漫画が大好きになったそう。

漫画のシリーズには『めざすは月』と『月世界探検』というエピソードがあり、物語に登場するスノーウィがとてもチャーミングだったことからインスパイアされ、この曲が生まれたといいます。

歌詞には “Fly me to the moon” というフレーズも。
佐々木さんの原体験が感じられる月ソングです+*:.。.*:+☆

さらに「We Alright」という曲にも星や月が登場!

新聞やニュースを見ていると、世界はあまり “We Alright(大丈夫)” じゃないと感じることが多いと佐々木さん。
世の中が平和な方向に進んでいってほしいという思いから “We Alright” と力強く歌える曲を作ったのだそう。

大切なのは「想像力」と「行動力」。
想像だけしていても行ってみなければわからない。
また、そもそも想像力がなければ、他の文化の人々がどんな考えを持っているのか理解しようともできない。

異なる文化の人々が共生する豊かな未来に向けて…タイトルの “We” にはそんな思いが込められていると語ってくださいました。

明日からはニューアルバム「RAINBOW PIZZA」を携えてのツアーもスタート!
9/1(日) の京都紫明会館を皮切りに、東京では10/2(水)に渋谷 WWWにて開催されます。

今回はお友達のメンバーで編成したソロのバンドセットで行うライブ。
a flood of circleとはまた違った新しいステージにチャレンジしたいとのこと。

ツアータイトルは「RAINBOW PIZZA Delivery Tour 2019」!
まさにピザが “デリバリー” されちゃうツアー…ということで、目下ライブをさせてくれるピザ屋さんを探しているそう。笑
(リリースパーティは実際に東京のピザ屋さんで行われたようです!)

東京公演が行われる10/2は佐々木さんの誕生日でもあるので、ぜひお祝いに駆けつけてみては☆彡

佐々木亮介さんの最新の活動に関しては、TwitterWebサイトa flood of circleの公式サイトをチェック☆

★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ 8月の長い夜/TM NETWORK
♪ We Alright feat.三船雅也/佐々木亮介

★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
8月も終わりになり、日の入りがだいぶ早くなりましたね。
夜8時頃になると空もすっかり暗くなり、真南の空に昇る、いて座を見つけることができます。
夜空が暗ければ、このあたりに天の川が見えるはず。

いて座には「南斗六星」と呼ばれる、6つの星がつくる ひしゃく の形があります。

まるで天の川の水をすくおうとしているように見えることから、
英語ではミルクの流れ(milkyway)にある匙(dipper)ということで、「milk dipper」と呼ばれるようです。

この南斗六星のあたりは、私たちが住む「天の川銀河」の中心方向。
天の川銀河の中心には、「いて座A*」と呼ばれる強い電波を放つ、小さな天体があり、そこに大質量のブラックホールが存在するのでは、と言われています。
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