2020年01月18日
2020年1月18日のオンエアレポート
今夜のスター☆ゲストは浅倉大介さんでした!
普段から音楽活動の合間を縫って星を愛でる活動、「星活」にいそしんでいらっしゃる浅倉さん。
昨年行った星活で最も面白かったというのが、8月にペルセウス座流星群の流星の流れた瞬間を動画で撮ったこと!
スタジオの屋上に広角のカメラを設置して1時間くらい回し続け、「星が流れたな」と思ったらカメラの前に手を当てる…という方法で撮影していったそう。
これは、一度画面を暗くすることで、後で見返した時にどの瞬間に星が流れたかわかりやすくするテクニック☆彡
撮影した流れ星はTwitterにもアップ!
都内のビルの屋上でこれだけ綺麗に撮ることができるんですね+゚:。*+
さらに、6月に月と木星のランデブー(接近)があった時にもカメラで撮影。
このときは「せっかくなので望遠鏡も出そう!」と、望遠鏡にカメラをつなげて、月の写真、そして木星とその衛星の姿もとらえたといいます。
この写真には、木星の衛星が大好きなNOMAさんも「かわいい!」と大興奮♪
時間が経つと衛星の位置も変わって楽しめるんだとか。
木星の表面には薄〜い縞模様も確認できます☆
浅倉さんも「Vixenの望遠鏡でやりました!」とドヤ顔。笑
でも「もっと極めるとすると、音楽の仕事置いてかなきゃいけない」とも…笑
なかなか極めたくても踏み込めないジレンマがあるのだそう。
制作が深夜になることが多く、夜型の浅倉さんにとって、「星活」の趣味は合っているといいます。
空を見ていると、それまで小さかった視野が急に広くなったり、気持ちの切り替えにもなるのだとか。
そして今年も、部分日食や、火星の中接近、はやぶさ2の帰還など、気になるトピックスはたくさんあるとしながら、浅倉さんが気になるというのは、やはり宇宙探査の分野!
特に注目しているのは「MMX」というJAXAが主導しているプロジェクト。
火星の衛星に行き、サンプルを採って帰ってこようという計画で、炭素や水に関係するものもわかるのでは?と言われているのだそう。
また、NASAが進行中の「マーズ2020」も今年打ち上げ予定!
将来人類が火星に降り立った時に備えて、火星の大気から酸素を製造する実験をしたり、火星表面からのサンプルの採取にも挑むそう。
マーズ2020のサンプル採取方法はJAXAとは違い、拾う係り、運ぶ係り、宇宙に打ち上げる係り、それをキャッチして地球に持ち帰る係り…と運送屋さんのように役割分担をしながら約10年がかりで戻ってくるというプロジェクトだとか…
はやぶさによって切り開かれたサンプル採取が、様々な星のうえで様々な方法で繰り広げられつつある…今年の宇宙探査の動向にも目が離せませんね!
浅倉大介さんといえば、昨年行われたソロライブの模様を収録したDVD「DA LIVE METAVERSE 2019 Cθda growth」が絶賛発売中!
こちらのライブには、宇宙をテーマにした曲が続く “宇宙ブロック” とも言うべきパートもあります。
そんなライブにも表れているように、浅倉さんがこれまで手掛けた曲の中には、ディープな宇宙観が投影された作品がたくさん!
例えば、2004年から翌年にかけて虹をテーマに1年に7枚のアルバムを制作(!)したシリーズには「Quantum Mechanics Rainbow」…量子力学から見た虹とは?というタイトルがつけられています。
その中には、
「Ouranos -te・n・ku・u-」…ギリシア神話に登場する天の神様 “ウラヌス” の名前を題した曲
「Schrodinger's cat」…“シュレーディンガーの猫” を表現するために無限音階で作った曲
「Sistema Sol」…太陽系を旅して地球の海辺に戻ってきたらどんな音が聞こえるだろう、という曲
などなど、宇宙や物理学からインスパイアされた曲も…
宇宙と音楽を深く掘り下げてつなげようという浅倉さんの脳内イメージが随所に溢れていますね+゚:。*+
この3月からは、そんな浅倉さんの音楽を感じることができるツアーも!
貴水博之とのユニット、accessの春のツアー「access ELECTRIC NIGHT 2020」が3月29日からスタートします。
「こっちは結構わかりやすい。ポップスなので」と浅倉さん。笑
ソロの世界観とは違ったaccessの音から、2020年代を駆け抜けるパワーがもらえそうですね♫
お別れの曲は発売中のライブDVDの中にも収録されている「Olympus」。
こちらは2018年の火星の大接近にちなみ、火星をテーマにお作りになった曲。
火星にある太陽系で最も高い山「オリンポス火山」、そして “マーズ” という名前のもとになったローマの戦いの神からイメージを広げたナンバーだそう。
今回聴いていただくのは、リリース前の貴重なデモバージョンです♪
宇宙好きには様々なタイプの方がいらっしゃいますが、天体観測もして、宇宙探査にも、宇宙論にも興味がおありな浅倉さんは実は貴重な存在なのでは…と感じます。
そのボーダレスな幅広い関心から、深く広い宇宙への愛が伝わったスター☆パーティでした+*:.。.*:+☆
![](/cms/thumbnails/bd/bd69547c9785adc0dce1e8a113a0405e.png)
浅倉大介さんの公式サイトは→コチラ♪
★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ Gravity/THE CHARM PARK
♪ Olympus/浅倉大介
★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
夜9時頃、南の空には、冬の代表的な星座「オリオン座」が高く昇っています。
狩人オリオンの腰にあたる位置に、きれいに等間隔にならんでいるのは「三つ星」。
そして、三つ星の下をよく見ると、3つの暗い星が、たてに並んでいるのがわかります。
こちらは「小三つ星」。
その真ん中の星に双眼鏡を向けて見ると…
ぼんやりとした光の雲のようなものが見つかります。
これが、「オリオン大星雲」の姿です。
オリオン大星雲は、ガスの中から、たくさんの星が生まれている場所。
生まれたばかりの星が放つ光が、まわりのガスを刺激して、このように光って見えるんです。
月明かりのない夜は、この大星雲に双眼鏡を向けて、1500光年かなたの輝きをキャッチしてみましょう。
夜空が暗い場所では、肉眼でもその存在がわかりますよ。
普段から音楽活動の合間を縫って星を愛でる活動、「星活」にいそしんでいらっしゃる浅倉さん。
昨年行った星活で最も面白かったというのが、8月にペルセウス座流星群の流星の流れた瞬間を動画で撮ったこと!
スタジオの屋上に広角のカメラを設置して1時間くらい回し続け、「星が流れたな」と思ったらカメラの前に手を当てる…という方法で撮影していったそう。
これは、一度画面を暗くすることで、後で見返した時にどの瞬間に星が流れたかわかりやすくするテクニック☆彡
撮影した流れ星はTwitterにもアップ!
都内のビルの屋上でこれだけ綺麗に撮ることができるんですね+゚:。*+
さらに、6月に月と木星のランデブー(接近)があった時にもカメラで撮影。
このときは「せっかくなので望遠鏡も出そう!」と、望遠鏡にカメラをつなげて、月の写真、そして木星とその衛星の姿もとらえたといいます。
この写真には、木星の衛星が大好きなNOMAさんも「かわいい!」と大興奮♪
時間が経つと衛星の位置も変わって楽しめるんだとか。
木星の表面には薄〜い縞模様も確認できます☆
浅倉さんも「Vixenの望遠鏡でやりました!」とドヤ顔。笑
でも「もっと極めるとすると、音楽の仕事置いてかなきゃいけない」とも…笑
なかなか極めたくても踏み込めないジレンマがあるのだそう。
制作が深夜になることが多く、夜型の浅倉さんにとって、「星活」の趣味は合っているといいます。
空を見ていると、それまで小さかった視野が急に広くなったり、気持ちの切り替えにもなるのだとか。
そして今年も、部分日食や、火星の中接近、はやぶさ2の帰還など、気になるトピックスはたくさんあるとしながら、浅倉さんが気になるというのは、やはり宇宙探査の分野!
特に注目しているのは「MMX」というJAXAが主導しているプロジェクト。
火星の衛星に行き、サンプルを採って帰ってこようという計画で、炭素や水に関係するものもわかるのでは?と言われているのだそう。
また、NASAが進行中の「マーズ2020」も今年打ち上げ予定!
将来人類が火星に降り立った時に備えて、火星の大気から酸素を製造する実験をしたり、火星表面からのサンプルの採取にも挑むそう。
マーズ2020のサンプル採取方法はJAXAとは違い、拾う係り、運ぶ係り、宇宙に打ち上げる係り、それをキャッチして地球に持ち帰る係り…と運送屋さんのように役割分担をしながら約10年がかりで戻ってくるというプロジェクトだとか…
はやぶさによって切り開かれたサンプル採取が、様々な星のうえで様々な方法で繰り広げられつつある…今年の宇宙探査の動向にも目が離せませんね!
浅倉大介さんといえば、昨年行われたソロライブの模様を収録したDVD「DA LIVE METAVERSE 2019 Cθda growth」が絶賛発売中!
こちらのライブには、宇宙をテーマにした曲が続く “宇宙ブロック” とも言うべきパートもあります。
そんなライブにも表れているように、浅倉さんがこれまで手掛けた曲の中には、ディープな宇宙観が投影された作品がたくさん!
例えば、2004年から翌年にかけて虹をテーマに1年に7枚のアルバムを制作(!)したシリーズには「Quantum Mechanics Rainbow」…量子力学から見た虹とは?というタイトルがつけられています。
その中には、
「Ouranos -te・n・ku・u-」…ギリシア神話に登場する天の神様 “ウラヌス” の名前を題した曲
「Schrodinger's cat」…“シュレーディンガーの猫” を表現するために無限音階で作った曲
「Sistema Sol」…太陽系を旅して地球の海辺に戻ってきたらどんな音が聞こえるだろう、という曲
などなど、宇宙や物理学からインスパイアされた曲も…
宇宙と音楽を深く掘り下げてつなげようという浅倉さんの脳内イメージが随所に溢れていますね+゚:。*+
この3月からは、そんな浅倉さんの音楽を感じることができるツアーも!
貴水博之とのユニット、accessの春のツアー「access ELECTRIC NIGHT 2020」が3月29日からスタートします。
「こっちは結構わかりやすい。ポップスなので」と浅倉さん。笑
ソロの世界観とは違ったaccessの音から、2020年代を駆け抜けるパワーがもらえそうですね♫
お別れの曲は発売中のライブDVDの中にも収録されている「Olympus」。
こちらは2018年の火星の大接近にちなみ、火星をテーマにお作りになった曲。
火星にある太陽系で最も高い山「オリンポス火山」、そして “マーズ” という名前のもとになったローマの戦いの神からイメージを広げたナンバーだそう。
今回聴いていただくのは、リリース前の貴重なデモバージョンです♪
宇宙好きには様々なタイプの方がいらっしゃいますが、天体観測もして、宇宙探査にも、宇宙論にも興味がおありな浅倉さんは実は貴重な存在なのでは…と感じます。
そのボーダレスな幅広い関心から、深く広い宇宙への愛が伝わったスター☆パーティでした+*:.。.*:+☆
![](/cms/thumbnails/bd/bd69547c9785adc0dce1e8a113a0405e.png)
浅倉大介さんの公式サイトは→コチラ♪
★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ Gravity/THE CHARM PARK
♪ Olympus/浅倉大介
★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
夜9時頃、南の空には、冬の代表的な星座「オリオン座」が高く昇っています。
狩人オリオンの腰にあたる位置に、きれいに等間隔にならんでいるのは「三つ星」。
そして、三つ星の下をよく見ると、3つの暗い星が、たてに並んでいるのがわかります。
こちらは「小三つ星」。
その真ん中の星に双眼鏡を向けて見ると…
ぼんやりとした光の雲のようなものが見つかります。
これが、「オリオン大星雲」の姿です。
オリオン大星雲は、ガスの中から、たくさんの星が生まれている場所。
生まれたばかりの星が放つ光が、まわりのガスを刺激して、このように光って見えるんです。
月明かりのない夜は、この大星雲に双眼鏡を向けて、1500光年かなたの輝きをキャッチしてみましょう。
夜空が暗い場所では、肉眼でもその存在がわかりますよ。