オンエアブログ

2020年02月08日

2020年2月8日のオンエアレポート

今夜は、現在放送中のアニメ「恋する小惑星(アステロイド)」より、声優の高柳知葉さん、山口愛さんにお越しいただきました!

「恋する小惑星」は通称 “恋アス”、高校の地学部を舞台にした、星や天文の話題が満載の作品。
高柳さんは木ノ幡 みら役、山口さんは真中あお役、2人の主人公としてご出演中なんです☆

「地学系女子=ジオジョ」を描いたアニメ…ということですが、このジオジョとは、ジオグラフィック(地学な)女子の略。
アフレコではお2人もわからないようなマニアックな単語も登場し、「言い慣れてない星の名前を、言い慣れているふうに言わなきゃいけない」のが一苦労なんだとか。

星が大好きな女の子の役を演じていらっしゃるお2人、もともと星や宇宙に興味はあったんでしょうか?

高柳さんは、小さい時にサンタさんから天体望遠鏡をもらったことがあるそう!
ご出身は千葉県なのですごい星が見える地域ではなかったものの、その望遠鏡を使って月や星を見ていたといいます。

一方の山口さんも詳しいわけではないと言いつつも、高校の授業で宇宙を学んだときは、理科が一番点数のいい科目に!
もともと星に興味があったため、家で勉強しなくても授業でスラスラと頭の中に入ってきたそう。

「好きだと勝手に集中するから勉強の結果にも結びつきやすい」とNOMAさん。
まさに “好きこそものの上手なれ” なエピソードですね♪

そんな星とご縁のあるお2人に、心に残っている星空のお話も伺いましたよ☆

山口さんは記憶が残っていないほど幼かった頃に、家族でハワイ旅行にいったことが…
星がすぐそこにあって掴めそうだった…というご家族の思い出話を聞き、「記憶に残ってたらなぁ」と残念に思ったそう。
ぜひまた家族で行って、星の思い出を作ってほしいです♫

高柳さんは小さい頃、ご両親と福島の “星が見えるペンション” を訪れたことが。
さらに、今年のはじめに「しぶんぎ座流星群」を “恋アス” のスタッフさんや役者さんと見にいったという、出来たてほやほやな思い出も!

周りの星に詳しい方々に教えてもらいながら、満天の星空とたくさんの流れ星を明け方まで満喫したとか。
「最近の一番の思い出」とも語ってくださいました+゚:。*+

このとき流星群を見にいったのは、静岡県の富士山のふもとあたり…
東京からすぐに行けて満天の星空を堪能、朝には戻ってこれる…というのが不思議な感覚だったそう。
都会に住んでいても少し足を伸ばすだけで、溢れんばかりの星を見ることができるんですね☆彡

“恋アス” のスタッフさんの中には、星好きな宙ガール、宙ボーイがたくさん。
過去に天文部を舞台にしたアニメを制作していた方も多く、その頃からなんと星を見に行くチームも存在しているとか!

さらに、原作のQuro先生自らもジオジョ!
アニメには、星空ファンにはおなじみのVixenの望遠鏡や雑誌『星ナビ』も登場するなど、細部がとってもリアルに描かれています。

星を愛するみなさんがお作りになっているからこそ、星の世界が丁寧かつ正確に描かれ、私たちの心をくすぐってくれるんですね+*:.。.*:+☆

中学生や高校生の頃にこの作品に出会っていたら、学校の勉強が楽しくなったのに…と高柳さん。
山口さんも、今の学生さんにこれをきっかけに星に興味をもらいたい、と言います。
若いみなさんの宇宙への入り口になれば…こんなに嬉しいことはありませんね!

お2人に改めて「恋する小惑星」の魅力を伺うと…

山口さんからは…
「恋する小惑星」は癒やされる作品。
地学部のみんなが夢に向かって活動していく中での心の変化を見てほしい。
星空がとても細かく描かれているので、もともと星が好きな方にも、まだ詳しくない方にも星を趣味として見てもらえたら…

高柳さんからは…
私自身、星空への感動が大きくなり、見方が変わった作品。
見る方それぞれに新しい発見、感動を感じてもらえるように頑張りたい。
天体に関心のある方が地質に興味を持ったり、地質が好きな方が天体に興味を持ったり、色々な発展が生まれたら嬉しい…

と、素敵なお言葉が☆
確かに、星が好きな私たちにとって、アニメの中に登場する地学の知識はとても新鮮…
ストーリーを楽しみながら、「地球」を含めて趣味の世界が広がっていくような、大きな宇宙愛に満ちた作品です+゚:。*+

星の作品に関わることにより、高柳さん、山口さんの中にも星への興味が湧き上がっているのが感じられたひととき。
お2人の可愛らしい声が響くたびに、スタジオの中にキラキラと星が輝くようなスター☆パーティでした+*:.。.*:+☆

アニメ「恋する小惑星」は、AT-X、TOKYO MXほか、各種配信サイトでも視聴できます。
詳しくは恋する小惑星の公式サイトをご覧ください☆

★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ last sparkle/上坂すみれ
♪ 歩いていこう!/東山奈央(「恋する小惑星」オープニングテーマ)

★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
いま、私たちの地球と同じ惑星のひとつ「水星」が、日の入り後の西の空で、見つけやすくなっています。

惑星の中でも太陽に最も近い水星は、空でのみかけの位置が、太陽からあまり離れることがないため、日の入り直後の西の空か、日の出直前の東の空でしか見つけることができません。

2月10日は、水星が太陽から最も離れる「最大離角」となることから、その前後は、このレアな惑星を見つけるチャンスとなります。

明日2月9日の東京の日の入りは、午後5時16分。
日の入りのおよそ30分後、西南西の空、高さ10°くらいに、ぽつりと輝く水星を見つけることができます。

水星は、宵の明星・金星よりも空のずっと低くに、ひっそりと輝いていますが、西の空が開けた場所で、ぜひ探してみてくださいね。
この後数日は、水星を見つけるチャンスが続きますよ。
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