オンエアブログ

2020年02月22日

2020年2月22日のオンエアレポート

今夜は、やのとあがつまの矢野顕子さん、上妻宏光さんにお越しいただきました!

お2人はこの春、“やのとあがつま” というコラボユニットを始動させたばかり。
日本を代表するアーティスト・矢野顕子さんと、同じく日本を代表する三味線奏者・上妻宏光さんの新ユニットです♪

矢野さんはご自身のTwitterなどでも最新の宇宙ニュースをシェアするほど宇宙が大好き!

右手には木星のリングが…素敵+*:.。.*:+☆

宇宙の魅力は「わかんないことが多すぎるところ」だといいます。

誰も行ったこともない惑星でも、データなどによる推測から様々なことがわかってくる…
「全然知らないんだけど、なんか好き!」なのだそう。
上妻さんも「わかんないんだけど好きって大切ですよね」と頷きます☆

そして矢野さんは、宇宙はどうなっているのか考える中で、地球だけが特別な存在であることにも惹かれる、といいます。
「宇宙を知れば知るほど地球が愛おしくなる」というNOMAさんの言葉にも強く同意される矢野さん。
隣で笑っている上妻さんに、「どうする火星に生まれてたら? 三味線弾いてる場合じゃないよ!」とも。笑

さらに矢野さんは、宇宙に行った宇宙飛行士のみなさんが、地球の表面のごく薄い大気が紫外線などの有害なものをカットしてくれていること、それがないと私たちは生きられないことに言及していることにも感じるものが。
地球を大切にしないといけない、世の中にいる宇宙や地球全体に関心のない人にこそ、いま地球にいる素晴らしさをわかってほしい、といいます。

宇宙や地球のスケールで自分自身を考えると、「おのずと今何を選ぶべきかが見えてくると思う」とNOMAさん。
宇宙を知り、宇宙に思いを馳せれば馳せるほど、地球、そして私たちの住む環境のかけがえのなさが身に沁みますよね+゚:。*+

3月4日にはやのとあがつまの1stアルバム、「Asteroid and Butterfly」がリリースされます!
日本各地の民謡のカバーに加え、書き下ろしの新曲など全9曲を収録したこちらのアルバム、NOMAさんも「超かっこよかった!」と絶賛の1枚です。

6歳の頃から津軽民謡を学んできたという上妻さん。
今年ソロデビュー20周年を迎え、民謡に従来と違った広がりを持たせたいと考え、矢野さんの世界観がそんな広がりを与えてくれるのでは…と声をかけたのがコラボのきっかけ。

そしてタイトルの「Asteroid」とは「小惑星」という意味!民謡がテーマのアルバムに小惑星とは…!?
矢野さんによるとこれは「完全に思いつき」。
最初は「meteorite(隕石)」と迷ったそうですが語感がいいのでこちらになったそう。
収録曲である「おてもやん」の2番を英語にしたため、意味を持たせようと無理やり(笑)このワードを入れたといいます。

矢野さんは東京生まれの青森育ち。
青森の夏の風物詩「ねぶた祭り」のリズムには小さい頃から親しんでいたとか。

初めて意識して民謡を聴いたのは、大人になって1stアルバム『JAPANESE GIRL』(1976年)を出すときだったといいますが、やはり今でも津軽民謡が一番好きだそう。

矢野さんとコラボして、「シンプルで民謡的なフレーズを楽曲に活かす刺激をもらった」と上妻さん。
10代の頃はどうしても洋楽に対するコンプレックスがあり、三味線を使って洋楽的なアプローチにトライしていたそう。
その経験をふまえたうえで、もっと日本的な民謡のグルーヴをシンプルに打ち出し、かつ矢野さんの世界観に合うようなものを提示できたら…という思いで曲作りを行ったと語ります。

音を作っていく中で、「結局のところこの2人じゃないと出来ないものが出来ていくのが楽しい」と矢野さん。
民謡好きのNOMAさんもお2人が生み出す全く新しい民謡に、これまでにない刺激をもらったようです♫

民謡というすでに確立しきったように思えるジャンルに、斬新な広がりを作り出している矢野さんと上妻さん。
お2人の新たなコラボにまるで宇宙の深淵を開拓していくような力強さとエネルギーを感じたスター☆パーティでした+*:.。.*:+☆

お2人にはまた来週もお越しいただきます♪

やのとあがつまの公式サイトは→コチラ

★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ スターマーカー/KANA-BOON
♪ おてもやん/やのとあがつま

★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
空がすっかり暗くなった夜7時頃、冬の代表的な星座、オリオン座が、真南の空に高く昇っています。

オリオンはギリシャ神話に登場する狩人。
その足下に、小さくかわいらしい星座「うさぎ座」があります。

最も明るい星が3等星と、ひっそりと輝くこのうさぎ座。
都会で探すのは簡単ではありませんが、澄んだ冬の夜空でよく目をこらすと、ぴょこんと耳を立てた、かわいらしいうさぎの姿が浮かび上がってきます。

すぐ近くのおおいぬに追われ、狩人オリオンの足下に隠れるように逃げ回る、うさぎの姿なのだそう。

きらびやかな冬の星空の中、こんな小さな星座に目を向けてみるのも楽しいですね。
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