オンエアブログ

2020年02月29日

2020年2月29日のオンエアレポート

★ ★ ★ NOMAさんオススメ☆村山斉先生のスピーチ ★ ★ ★
番組冒頭でNOMAさんがご紹介した、物理学者の村山斉(ひとし)先生が国連のイベントで行ったスピーチ、日本語訳はこちらからご覧いただけます。
宇宙をつくる素粒子やダークマターの研究の権威である村山先生の考える平和、そして科学の役割とは?
ぜひご覧ください+*:.。.*:+☆

★ ★ ★ ★ ★ ★
今夜も先週に引き続き、やのとあがつまの矢野顕子さん、上妻宏光さんにお越しいただきました!

普段はニューヨークにお住まいの矢野さん、実はマンハッタンにも星を見られるスポットがあるんだとか☆

それが、「ハイライン」という観光スポット。
廃線となった鉄道の高架を利用した公園なんです。

そこでは毎週火曜の夜に、アマチュアの天文愛好家のみなさんが天体望遠鏡で木星や土星を見せてくれるんだそう!
デートをしているカップルが望遠鏡で土星の環を見て「キャー!」と叫んで喜ぶ…なんて光景も♪
大都会の中で触れられる宇宙も素敵ですね+゚:。*+

さらに矢野さんは宇宙飛行士にも憧れているそう!
低軌道の宇宙からでいいので地球を見てみたい…というのがその理由。

ISSに行き、願わくはハッチを開けて外に出たい(!)、という矢野さん。
宇宙飛行士の野口聡一さんが、その著書に「ハッチを開けて宇宙空間に出たところ、そこは死の世界であり、しかしふと下を見ると青い生命に溢れた地球があった」と書いていたのを読み、自分でも経験したいと強く思ったといいます。

ここで「地球以外に生命はいると思いますか?」とNOMAさんが質問すると…
「微生物のようなものがいても不思議じゃないけど、人間は特別じゃない?」という矢野さんに対し、「銀河が無数にある中で、どこかに太陽と地球のような関係の星があり、人のような生物がいる可能性もゼロではないのでは」と上妻さん。

実は上妻さん、小さい頃にライトを夜空に向けて、UFOと交信しようとした経験が!
家に来たら怖いので、ちょっと離れた場所で行ったんだとか(笑)

すると矢野さん、油井亀美也宇宙飛行士が、幼い頃にレタス畑で望遠鏡を使って星を見ていたところ、怖くなって望遠鏡を置いて家に帰ってしまった…というエピソードを思い出したよう。
宇宙に感じる怖さについて、恐怖ではなく、あまりにすごくて自分がちっぽけに感じる気持ち…「畏敬の念」が好きなのだと語ります。

それを聞いて「矢野さんと会ったときにそう思った」と上妻さん。笑
あまりに大きくて畏敬の念を抱いてしまうほどの存在…矢野さんは宇宙だった!?
宇宙をキーワードに様々な方向に転がるトーク、楽しい話は尽きません+*:.。.*:+☆

お2人はこの春「やのとあがつま」というコラボユニットを始動されたばかり!
3月4日には1stアルバム、「Asteroid and Butterfly」をリリースされます。

アルバムには、日本最古の民謡と言われている富山県の「こきりこ節」や、宮城県の「斎太郎節」など6曲の民謡のカバーに加え、2曲の描き下ろしも収録されています。

描き下ろし曲のひとつである「会いにゆく」は、矢野さんが「嫌がる上妻さんに無理やりメロディーを書かせた」というナンバー(笑)

上妻さんによると、すでに出来上がった矢野さんの詞にメロディーをつけるということに対して不安があったのだそう。
でも自分にとって初めての試みで、いい経験にもなり、曲としても詞とメロディーがうまく合わさったと感じているといいます。

そしてお2人によるコンサートツアーも!
東京では、5月10日に東京文化会館・大ホールにて開催されます。

どんなコンサートになりそうか伺うと…
「宙乗りとか、サイケデリックなライトショーとか…」と言い出した矢野さんに対し、「どのくらい予算かかるの?」と不安げな上妻さん。。笑
“あくまでも予定” …とのことですが、矢野さんの宙乗り、ぜひ見てみたいですね!笑

お話を伺っていると、自由でまさに ”宇宙” なイメージの矢野さんと、素朴な上妻さんとのやりとりには、どこかやみつきになるような心地よさが…
お2人のコンサート、そしてこれからの創作活動での化学反応にもときめきが広がるスター☆パーティでした+゚:。*+

やのとあがつまの公式サイトは→コチラ

★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ ポラリス/大橋トリオ
♪ いけるかも/やのとあがつま

★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
夜9時頃、西の空では月が大きく傾いて、地平線に沈もうとしています。

このクロワッサンのような形の月は、明日は、少しふっくらとした姿になって、おうし座へと移動します。
月の近くには、すばるがあることに気づくはず。

そしてさらに翌日の3月2日には、上弦前の月が、おうし座のヒアデス星団と重なります。

牡牛の左目にある3等星・ε星のすぐそばに輝く月は、夜10時20分過ぎには、この星を隠してしまいます。
晴れていたら、月が星を隠すようすに注目したいですね。

空高く昇り、その輝きがいっそうまぶしく感じられる冬の月。
春めいてくると、月も春霞の中で、少しぼんやりと見えるようになります。

煌々と輝く月を楽しめるのも、あと少し。
暖かくして冬の月光浴を楽しむのも素敵ですね。
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