オンエアブログ

2020年05月09日

2020年5月9日のオンエアレポート

★ ★ ★ 篠原ともえからのお知らせ ★ ★ ★
篠原さんが新しくデザイン会社を立ち上げました☆
名前は「Studeo」、ラテン語で学ぶという意味だそう。
それにともない、公式Webサイトも新設!
篠原さんがこれまでに手掛けたデザインや、Vixenとのコラボ望遠鏡などのお仕事も見ることができますよ。
ぜひおうち時間の合間に覗いてみてくださいね+*:.。.*:+☆

★ ★ ★ ★ ★ ★

今夜も先週に引き続き松尾貴史さんにお越しいただきました!

俳優にコラムニスト、アーティスト…とマルチに活躍されている松尾さんですが、星の思い出もお持ちなんでしょうか?

思い出に残っているというのが、高校や大学のときに行ったという鹿児島の離島・与論島で見た星空。
空気が綺麗なせいか、周りに人工の光源がないせいか、「降るように」星が見えたといいます☆

大人になってからも、ドラマの撮影で行った長野県で星を見たことも。
「星が見えるところがある」と街灯もないところに案内され、みんなで首が痛くなるまで降ってくる星を眺め、時間を忘れたそう。

松尾さんは星を見る時、同じくらいの明るさでもまたたく星とまたたかない星があり、距離の問題なのか、恒星と惑星の違いなのか…なんてことを考えるそう。
さらに、何光年、何百光年、何万光年という距離にある星が今地球で見えてることに、「あの星は今もうないかもしれない」と思い不思議な気持ちになるといいます。

すると「そんなこと思いながら見たことない!」と篠原さん。
篠原さん自身は星を見ながら、小さいときのことやデビューしたての頃を思い出してセンチメンタルな気持ちになるんだとか。
これは男性と女性の感じ方の違い…なんでしょうか??

これを聞いて、松尾さんは「綺麗なものを見たらイマジネーションを膨らませるスイッチにすればいい」と言います。
それは海でも夕日でも森でも星でもいい、と。

人間は自然を統制したような気になって都合が悪いと遠ざけようとするけど、他ならぬ人間自身が自然。
どんなにお金持ちでも病気を防げないように、自然に人間が打ち勝つことはできないもの。
自分が生かされているという謙虚な気持ちを、美しい自然を見た時に持つというふうに紐付けしておくと、いつも謙虚な気持ちでいられるはず。
自然界の綺麗なものを見るというのは、心の栄養になる…と語ってくださいました。

自然を心を穏やかにするスイッチにする、とても素敵な考え方ですね+*:.。.*:+☆

松尾貴史さんはこの夏、舞台へのご出演を控えていらっしゃいます。
その名も、音楽劇「プラネタリウムのふたご」!
なんてプラネタリー☆カフェにぴったりなタイトル+゚:。*+

いしいしんじさんの小説が原作の大人のファンタジーで、大人がザワザワしながら、子供の時の感覚を思い出してもらえるような世界観だといいます。
5年前にもいしいさん原作の舞台「麦ふみクーツェ」で郵便局長を演じた松尾さんですが、今回は工場長役。
ギスギス怒っていたりする場面が「僕に似合う」とか。

長年舞台への出演を続け、ライフワークにされている松尾さん。
舞台でお芝居をしはじめたのは、師と仰ぐ小説家・中島らもさんに「一緒に劇団を旗揚げしないか」と誘われ、楽しそうだからと参加したのがきっかけだそう。

そして他のお仕事が忙しく、3〜4年経って抜けるような感じになった時、今度は俳優の原田芳雄さんから「俺も年に1回以上はお金を払って観にきてくれたお客さんの前で何かを演じることを続けているので、お前もそうしないか」と言われたといいます。

生のお客さんに生の自分が何かを見せるということは、表現者として根源的な大事なことだと教えられ、松尾さんもそのような状況を渇望していたこともあり、年に1回以上はお芝居をすることになり、20数年続けているそう。
原田さんは亡くなる直前まで松尾さんの舞台に足を運んでくださり、ダメ出しをしたり褒めてくれたりしたとか…

例え同じ芝居をしたとしても、お客さんが一緒に作ってくれ、その日の天気でも出来上がりが変わってくる舞台は “ナマモノ”。
それを経験させてもらうのは何ものにも代えがたい喜びであり、ある種の “麻薬” のようなもの。
一生続けていければこんなに幸せなことはないとその魅力を語ってくださいました。

篠原さんも2006年に舞台「BIGGEST BIZ」で松尾さんと共演した際、回によって後半だけでなく中盤だったり前半だったり、毎回お芝居の山場が変わり色が変わっていくことに夢中になったといいます。
演じてみなければわからない “生” の舞台…役者のみなさんを虜にする魅力があるんですね+゚:。*+

松尾さん出演の音楽劇「プラネタリウムのふたご」、東京公演は、7月1日(水)〜5日(日)、日本青年館ホールにて開催されます。
詳しくは公式サイトをご覧ください☆

松尾さんと舞台をつなぐ故・中島らもさん、原田芳雄さんとのエピソード。
お芝居を続ける松尾さんの核を感じられる、素敵なお話でした…☆彡

お別れの曲は、松尾さんのリクエストでROGUEの月ソング♪
ご友人であるボーカルの奥野敦士さんは、事故で半身不随になりながら音楽活動を続けられています。
その強さやしなやかさを尊敬しているという松尾さん、ぜひ歌声を聴いてほしいと仰っていました+゚:。*+

松尾貴史さんの最新情報は、TwitterInstagramをチェック☆

★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★
♪ 夜の公園/赤い公園
♪ LIKE A MOON/ROGUE

★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★
夜9時頃、東の空高く、うしかい座の1等星・アルクトゥルスのオレンジ色の輝きが目にとまります。

ネクタイのような形をしたうしかい座。
その下には、小さいながらも特徴的なかたちの星座「かんむり座」を見つけることができます。

日本でもかんむり座の星のならびは、「くびかざり星」や「ゆびわ星」などと呼ばれていたようです。
くるりと弧を描いてならぶ7つの星を「く・び・か・ざ・り・ぼ・し」とたどるのが篠原さん流の探し方ですよ☆
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