オンエアブログ

2020年11月21日

2020年11月21日 ゲスト☆高橋真理子さん

本日のOAの模様はradikoのこちら

★ ★ ★最近の星ニュース ★ ★ ★

「コスモ女子」という女性コミュニティ、
皆さんご存知でしょうか?

「女性にとって、宇宙業界へのキャリアを身近に」を
テーマに発足し、宇宙に興味がある
女性のキャリア形成や、ビジョンの実現を
応援されているコミュニティなんです。

なんと2022年には、世界初!
女性だけでの人工衛星の打ち上げにも
チャレンジされる予定だそうです!

専門的な勉強会から、なんとなく宇宙が好きという
ビギナーさん向けのイベントなども
運営されているそうなので、
ぜひ「コスモ女子」をチェックしてみてくださいね。

★ ★ ★ ★ ★ ★

さて今夜のスターゲストは、
先週に引き続き、この方!
一般社団法人「星つむぎの村」
代表理事の 高橋真理子さんです。



星つむぎの村は、
「星を介して人と人をつなぎ、ともに幸せになろう」を
ミッションに、星空観望会や、
星や宇宙に関するワークショップ、さらに
「障害や病気で、移動が困難な方にも星空を」
という思いから始められた「病院がプラネタリウム」
などを手がけられています。

その名の通り、病院にプラネタリウムを
持ち込み、投影をされるという企画なのですが、
その活動の中で高橋さんが大切にされているのは、
病気や障害を抱えた子どもたちはもちろん、
ケアされている方へのケアも忘れないこと。

生死に関わる現場で、常に緊張感を持って
働かれている医療関係のスタッフの方々、
また愛するお子さんが病気や障害を
乗り越えようと、必死でサポートされている
ご家族の皆さんにも、一緒に星空を眺める時間が
必要なのでは?という思いからだそうです。

プラネタリウムの感想には、
そんなケアされている方々からの
喜びや感動の声も多いといいます。

篠原さんも、「病院ってなんだか
緊張感がありますよね…」ということで、
病院に行くときは、その雰囲気に飲まれないよう、
背筋を伸ばしてお気に入りのアイテムを
つけていくんだとか。

決して病院は悪い場所ではありませんが、
やはりどこか無機質で真っ白な空間は、
普段の生活と比べると、ちょっと違和感がありますよね。
そんな場所に、プラネタリウムが現れたら…
想像しただけでワクワクしませんか?

最近は、華やかな小児病棟などもあるそうですが、
病院で着る入院着も、もっとかわいいものが
あってもいいということで、篠原さんの目標の1つが
病院でも楽しめるパジャマを作ることだそう!
高橋さんも「きっと求めている人たちは
たくさんいると思う」と賛同してくださいました♪

さて、病院がプラネタリウム。
どんな風に行われるのかというと、
普段やるときは、最初に空が映し出され、
みんなで目をつぶっての
カウントダウンから始まるそう。
そして、「ゼロ!」
目を開けた瞬間に星空がいっぱいに
広がっているんだとか☆

「わぁ・・・」と歓声があがるだけでなく、
目の輝きや、ボディランゲージで
表現してくれる子どもたちの姿に、
高橋さんも、学びが多くあったといいます。

ちょっと体験してみたいですよね??
そこで、今夜は高橋さんに
一部のナレーションを披露していただきました。
内容は、こちらの動画でもご覧いただけます。



いかがでしたか?
高橋さんの声、言葉に
スタジオも思わずウルウル…;;
また一段と、星空を眺めることが好きになりました!

ここまでお聞きになると、
「星つむぎの村人になりたい!」という方も
いらっしゃるのでは?

星つむぎの村には、
プラネタリウムの運営やグッズ製作、
星好きな仲間が欲しいという
ボランティアメンバーが150人以上
集まっています。
ぜひこちらからチェックしてみてくださいね!

また、高橋さんが今年9月に発売された著書
『すべての人に星空を ―「病院がプラネタリウム」の風景』
あわせてぜひご覧ください♪

ということで高橋さん、
2週にわたって素敵なお話をありがとうございました!

今夜、最後にお送りする曲は、
高橋さんがシナリオを書いた
プラネタリウムのプログラムのために作られた
こちらの曲。



さぁ、少し手を休めて、
星空、眺めてみませんか?

★ ★ ★ 本日のオンエア曲 ★ ★ ★

♪ ムーンライト  / ひかりのなかに
♪ 果てない星の物語 / 池田綾子

★ ★ ★ スターレシピ ★ ★ ★

夜9時頃。東の空高くのぼる「すばる」に続いて、
オレンジ色の明るい星がのぼっています。
おうし座の1等星「アルデバラン」です。

「アルデバラン」はアラビア語で
「後に続くもの」という意味。
まさに、すばるの後を追いかけるように続くことから
こう呼ばれたんだそうです。そして同じ理由で、
日本での呼び名も「後星」とされています。
星を見る上では、国境はないんですね。

さて、このアルデバランのまわりを見ると、
星がアルファベットの「V」のように
並んでいるのがわかります。
これは星の集まり・星団で「ヒヤデス」という
名前なんですが、私たちからの距離がとても近いために、
星がまとまってではなく、ばらばらに見えるんだそうです。

ちょうど、アルデバランが牡牛の右目、
ヒヤデスの星の並びが牡牛の顔にあたります。
背中にプレアデス星団をのせて
立派なツノを突きだす大きな牡牛の姿、
想像できるでしょうか?

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