子宮頸がん予防啓発プロジェクト Hellosmile

~あなたとあなたの大切な人の笑顔のために~

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Hellosmile Lounge

女性ならではの健康面やメンタル面での悩み、キャリアや恋愛問題に絡む悩みなど、日曜日の深夜だからこそ、 ちょっと話づらいことも一緒に考えていきます。

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小巻亜矢
小巻亜矢
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第3回 オンエアー
[2015.07.19]
『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いた女性のお悩みについて一緒に考えていきます。
どんなアドバイスが出てくるでしょうか?
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



▼ラジオネーム:かなさん(24歳/茨城県)
彼氏と共依存なのですが、別れた方がいいのでしょうか?
周りから別れた方がいいと言われます。
でも私は6年付き合った彼氏以外心を開ける人がいません。
友人には何度も裏切られてしまいます。
私がしつこいのだと思います。アダルトチルドレンです。
私はどうしたらいいのでしょうか?

(小巻さん)
依存って「それがなくては生きていけない」、それ無しには自分が成り立たなくて、
それに頼り切ってしまう状況を言うんです。でも、かなさんの場合は、
“共依存”とか“アダルトチルドレン”という単語に引っ張られちゃってるかなという感じがします。
というは、メールをくださったりとか、少なくとも友達からこう言われますとか、
この短いメールの中にもちゃんと、彼氏以外の登場人物がいるんです。
ということは、彼氏と自分だけの、本当に二人っきりだけの依存しあっている、
ほかの世界を拒絶するような状況ではないな、というのを感じました。
なので、ちょっと依存しすぎるかなと思っていたら、
お友達と出かける時間を気持ち増やしてみるとか、
少し1人時間を楽しむことを取り入れてみるとか、
そういうことから、依存具合を自分でコントロールしたらどうかな、というのがまず1つ思いました。

(菅野さん)
共依存っていうのは、そもそもどんなものなですか?

(小巻さん)
共依存は、お互いに依存している状態で、例えばよくあるのが、強烈なヤキモチで、
自分以外の世界から遮断してしまうんです。
出かけさせなかったり、電話やメールを遮断してしまう、っていう風になって、
お互いにお互いの世界しか認め合わないというようなこととか、
それが高じてDVになってしまったりとか、症状としてはいろんなことがあるんですけど。
かなさんの場合は、そういう感じじゃないんだろうなと。
「別れた方がいいんでしょうか?」ということは、
別れた方がいいのかなと思うところもありつつ、
やっぱり彼のことが好きで一緒にいたい気持ちが強くて、
心を開ける人が彼以外いないんですということなので、
そこまで“共依存”ということを突き詰めなくていいのかなという気がします。
それよりも気になることが、“アダルトチルドレン”と言い切っているところです。

(菅野さん)
アダルトチルドレンってあんまり聞かないんですけど・・・

(小巻さん)
アダルトチルドレンは、“自分の中の幼児性”というか、
子供の頃のいろいろな出来事に、すごくコントロールされている状況をいうんです。


M:Take A Bow / Madonna


(小巻さん)
自分の中にある子供のころの体験が、今でも影響して、
様々な事象として表れているのかなと思うんですけど。
これは誰でも、ほとんどの人があることなんですね。
子供の頃、すごく厳しい父親に育てられて、よく怒られ時にはちょっと殴られたとか、
あるいは友達関係でも、ちょっとしたことですごくいじられて、
それ以来あることができなくなってしまった、というのはよくあることなんですね。
誰でも持っている記憶の中のことが、今の自分を作っているとも言えるんです。
対話的自己論という、自分の心の声を聞くということをやってみたいんですけど。
自分の心の中にはいろんな自分の側面があって、
例えば、自分を一台のバスに例えてみて下さい。
自分のバスの中に、いろんな自分が座席に座っているのをイメージして、
その中には、いろんな役割をやっている自分、会社での役の自分、親からは娘の自分、
彼氏にとっては彼女に自分、それから頑張り屋の自分もいれば、
ちょっと怠けたい自分もいたり、すごく優しい慈愛に満ちた自分もいるかと思えば、
ちょっと意地悪な自分もいたり、いろんな自分がいると思うんです。
その中に、子供の頃の自分も誰もが絶対に乗せている自分なんです。
近頃めったに出てこないけど、大切な人が自分に関心がないそぶりを見せた時に
急に心許なくなって、しがみついてしまうような気持ちが高じて、
その人のことをどこまでも追いかけてしまう、ちょっとストーカーに繋がるような、
それも誰もがちょっと持っているようなところはあるんです。

(菅野さん)
自分でセーブしてるけど、本当はそうしたいっていうところはありますよね。

(小巻さん)
大人になっていくプロセスでいろんなことを我慢したり、
特に日本人は我慢を美徳としているところが未だにあるので、
我慢をしている人はたくさんいると思うんですね。
そんな中で、かなさんのように、抑えてきてる部分が何かあって、
「あれっ」って思ってしまった時に、そのせいかなって思ってしまうことってあるんですね。
なので、いろんな自分のある面がそうだけれども、それが嫌だなって思ったら、
違う自分のボリュームを上げてみようよっていうことと、
もう1つは、自分というバスのハンドルは、自分が握っているんだよ、
行きたい方向に変わろうと思ったら、ちょっとハンドルを切り返してみると、
少しずつ何かが変わるよ、ということをイメージしてもらいたいんですね。
すごく自立しなきゃとかじゃなくても、1人時間をちょっと楽しんでみるとか、
そんなことからやってみるといいかなと思います。

(菅野さん)
恋愛で他に手がつかない子って、趣味のない人が多いような気がして。
他に打ち込めるものがあると、すごく強い気がします。

(小巻さん)
もっと歳を重ねて、子育てが終わった時にもちょっと似ていて、
愛する対象がふと自立して一人ぼっちになってやることがなくて、みたいな。
そうじゃなくて、少しずつ自分の世界、趣味とかボランティアとか仕事とか、
そこを広げていくと、ちょっと何か変わるんじゃないかなと思います。

(菅野さん)
おひとりさま上手は、ほんと楽しいですよ。
皆さん図書館に是非一度行ってみると楽しいですよ(笑)
私も寂しいって気持ちがないわけじゃないんですけど、
ひとり時間が楽しめるようになったら、結構どんな時でも元気でいられるようになったので。
本が友達、音楽が友達、映画が友達っていう、人以外にも友達がいっぱいできた感じで。
かなさんもね、そうなっていったら、もうちょっと気が楽になるんじゃないかなと。

(小巻さん)
心のスペースが広がるんじゃないかなと思いますので、
是非そんなことを試してみるといいのかなと思います。
そうやって人生は豊かになっていくんだと思います。
今の状態も決して悪くなくてね、本当に一生懸命だと思うんですよね。
そういう痛みとか苦しみがある人は、人の優しさとか愛に敏感だと思うので、
自信を持ってほしいなと思います。


M:If I Knew / Bruno Mars


(小巻さん)
共依存とアダルトチルドレンだったんですけども、
誰にでもそんなような思いだったりとか、そういう時期があると思うんですよね。
あまり突き詰めないで、“おひとりさま”を是非お勧めということで。
おひとりさまの過ごし方をたくさん考えながら、お休みになるといいかなと思います。
ダメ出しではなくて、出来てることもたくさんあるんです。
かなさんみたいに、メールをしたり、友達に意見を聞いたりって、すごく能動的ですよね。
自信もって、おひとりさまの時間を楽しんでみてください。

(菅野さん)
まずは、カフェとか、そういうことからでも楽しいと思います!

M:Streamside / The Album Leaf
M:Take A Bow / Madonna
M:If I Knew / Bruno Mars

第2回 オンエアー
[2015.07.12]
『Hellosmile Lounge』今夜は街角で伺った女性のお悩みが届いています。
どんなアドバイスが出てくるでしょうか?お相手はモデルの菅野結以さん、
そして「Hellosmile」の実行委員会副委員長の小巻亜矢さんです♪




▼ラジオネーム:ちあきさん(20歳/大学生)
SNSのことなんですけど、大学のサークルのLINEのグループで、
私以外の人が何も反応してくれないことです。反応してくれなくて、心が折れました。

(菅野さん)
SNSの悩みって結構みんな持ってたりしますよね。

(小巻さん)
そうですね。このLINEの反応してもらえないっていうのは、
小学生からずっと問題になっているようなところもありますよね。

(菅野さん)
あと、“いいね”の数を日々気にしてしまうとか、
“いいね依存症”みたいになっている人もいますよね。
楽しむはずのためのSNSが・・・。

(小巻さん)
それが日々の悩みを深くしてしまっているところがありますよね。
面白い調査があって、総務省が行った調査によると、
SNSの利用率が、10代が78%、20代が95%、30代が82.6%、と出ていて、
本当にみんな生活の一部となっています。
情報源としても活用できるし、友達との連絡網として活用して、
メリットもたくさんあるですが、「常に気にしなくてはいけない」みたいなことで、
“SNS疲れ”という現象も起きています。
後から、自分が書いたことについて悩んでしまったりとか、ストレスに感じてるとか。
男性に比べて、女性の方が圧倒的に、
疲れたりストレスに感じてる率は高いという調査結果もあるんです。
一概には言えないのですが、男性っていうのは、欲求としては、
有能性の証明欲求が高いと言われていて、
「こんなことしました」とか「こんなに自分のやったイベントに来てくれました」って載せて満足。
女性は、「ネイルこんなのにしました」とか「これ食べたよ」といった
「聞いて聞いて」といった記事が多いですよね。
反応してほしいし、反応してあげたいっていう、
それが一つのエネルギー源になっているところはありますよね。
女性特有の「共感してほしい、してあげなきゃ」っていうのはたぶんあるかなって思います。

(菅野さん)
私もSNSを始めた頃は、反応してもらえるとすごい嬉しかったし、
寝る直前までいじっちゃってたりとか、肌身離さずのところがあったんです。
でも私今年、一人旅をしたんですよ。ロンドンに一週間行きまして。
その時に、せっかく旅だからと思って、Wi-Fiを持たずに、
一切SNSを使わずに一週間過ごしてみたんです。
そしたら、意外とSNSで人と繋がっていた気持ちになっていたけれど、
私は同時に縛られてもいたんだということに気付けて、
意外と目の前の景色は素晴らしいものたくさんあって、
「もっと上を向いて生きていこう」と気付けて、それからは程よく、付き合えるようになりましたね。

(小巻さん)
“反応してくれるべき”とか、“自分も反応しなければ”っていう思い込みが、
比較的、女性には強い傾向があるんですよね。
それをまず手放すために、断捨離的に意識的に手放すということを、
まずは丸一日から始めてみるといいかもしれないですね。
そこに縛られると、せっかく楽しめるはずの大学生活が残念ですもんね。
もっと前を向いていくために、SNSのことは一回置いといて、ピリオドを打つ感じで、
本当に携帯を見ない日を作ってみることから始めるのが良いかなと思います。

(菅野さん)
友達って一週間くらい連絡とらなくたって、友情が壊れるようなものじゃないじゃないですか。
だからそんなに気にし過ぎず、程よく。
きっと大学のサークルだったら直接も会うでしょうし、
その時に「あれ、反応してよ!(笑)」とか冗談交じりに言っちゃうのも有りかもしれないです。

(小巻さん)
そうですね。直接言うといいかもしれないです。
LINEとか文字で残るときつかったりしますよね。だからそういう意味でも、
直接のコミュニケーションを始めるっていう、
ポジティブに“直接のコミュニケーション派”みたいなこともいいかもしれないですよね。

(菅野さん)
実際、LINEとかもらっても見たけど、返すのを忘れちゃってたっていうことよくあるんですけど、
それは悪意がないんです。
送った方は既読スルーされたみたいな感じになっちゃうですよね。
なので、実際はそんな、なんの悪意とか深い意味のないことだったりするから、
気にしすぎず、直接聞いてみたり、直接話すのがいいですよね。
花の大学生活、細かいことを気にしないで!

(小巻さん)
妄想の中で、嫌われたのかな、とか、なんか言ったのかなって思ってしまいますが。
せっかくの大学生活楽しんでほしいと思うので、前を向いていこう!


M:Roar / ケイティ・ペリー


(小巻さん)
すごく身近なツールだからいろいろあるでしょうね。
でも本当に、道具に振り回されないで、使いこなしてやりましょうよ!
せっかくの夏ですから、楽しんで思いっきり弾ける、
健やかで笑顔がいっぱいな夏にしてほしいなと思います。

(菅野さん)
この小さな箱に依存し過ぎず、太陽を見て生きていきたいですね!

(小巻さん)
スマホ見てる時って、どうしても姿勢も悪くなるので。

(菅野さん)
しかも、スマホ見すぎて下を向いてると顔も垂れるらしいですよ!
皆、上向いてた方がリフトアップしますよ!

(小巻さん)
人間って、上向いて暗いことって考えられないんですよ。
下を向いて明るいことも考えにくいんです。
心と体が繋がっているので、だから、本当に空を見て、太陽を見て、星空を見て、
気持ちあげていきましょう!


M:Nobody's Empire / ベル・アンド・セバスチャン
M:Coming With You / Ne-Yo
M:Roar / ケイティ・ペリー
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