- 第15回 オンエアー
- [2015.10.11]
- 『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いたお仕事のお悩みについて一緒に考えていきます。
どんなアドバイスが出てくるでしょうか?
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪
▼ラジオネーム:さくちゃんさん(22歳/主婦)
私は一年ちょっと前から下着の販売員のアルバイトをしています。
もともとまわりと比べて仕事がテキパキできません。
聞かれたことなどでいろいろお答えしているうちに、少し長めになってしまいます。
早くしようと手短に進めると「ああ、本当はもっと伝えたいことがもっとあったのに」としょんぼり。
販売員はやっぱり結果、スピード性なのかとよく考えます。
しかし今日もさっきまでバイトでしたが、
多くのお客様に「丁寧にしてくれてありがとう」と言われると嬉しすぎてたまりません。
社交辞令でも、1人の販売員として出会えたお客様へのきっかけになれたらなと、
やっぱりそのやり方を続けていきたいとついつい思ってしまいますが、いかがなものでしょうか。
(菅野さん)
仕事をする上でのスピーディーさ、正確さに悩んでいるんだけど、
それよりなにより、このメールを読んで、「なんて愛情を持って仕事をしているんだ」って、
素晴らしいですよね。
(小巻さん)
そうですね。是非このやり方を続けてもらいたいと思います。
仕事をしている上で、このままでいいのかなとか、
逆に接客が苦手で人と話すのが嫌だとか悩んでいる方もいるでしょうし、
多くの方が、仕事の悩みは抱えていると思うんですよね。
さくちゃんさんの場合は、スピード性がなくてテキパキできないってことで悩んでいますけど、
でも、「丁寧にしてくれてありがとう」と言われて嬉しいということで、
基本このままで良いと思うんですよね。
私は仕事で、サンリオピューロランドというところで、
まさに販売員の社員教育もさせていただいているんです。
そこで、お客様からクレームをいただくこともありますし、
お褒めの言葉もいただくことがあるんです。
どんな時にお客様が満足するかっていうと、丁寧に対応してくれている、
自分の立場に立ってくれている、そんなところまでっていうところまで説明してくれている、っていう、
言葉のスピーディーさとか、テキパキというところよりも、お客様が求めていることっていうのは、
まして下着の販売なので、楽しみに来ているテーマパークと通じるところはあると思うんですけど、
やっぱりオンリーワンとして扱ってもらえていることが嬉しいんだと思うんですよね。
ですから、丁寧すぎるくらい説明してくれたり、
一生懸命さが一番大切なんじゃないかなって思うんですね。
そういう対応をするスタッフさんには、
「あなたがいるからもう一回来たい」って言ってもらえたりとか、
「あのスタッフさんにお礼を言ってくださいね」って
名指しでお礼のメールを頂いたりするんですけど、
逆に「忙しいのはわかるけど、ちょっと寂しかったです」ということをいただく場合もあるので、
やっぱり丁寧すぎる方が、お客様の満足度は上がっているんですよ。
(菅野さん)
やっぱり人ですもんね。
ご飯屋さんでも、どんなに美味しくても店員さんがちょっと不愛想だと、
次はいいかなって思っちゃったりしますもんね。
(小巻さん)
さくちゃんさん、そのままでいいと思います。一生懸命さを忘れないで、
販売のお仕事を楽しんでいただければいいんじゃないかなと思います。
(菅野さん)
やっぱり私の周りでも、『仕事が早い=仕事ができる』みたいなのが
出来上がっていたりするので、悩んでる人も結構多いんですよね。
(小巻さん)
もしスピードが必要な場合があれば、コツはあると思います。
M:Now And Forever / Richard Marx
(小巻さん)
仕事上で、このままでいいのかなって悩みを抱えている人もいると思うんですけど。
例えば、さくちゃんさんが今苦手だと思っていること、そのままでいいんですが、
もし変えた方がいい場面があるとしたら、それは“伸びしろ”だと思って努力したらいいと思うんです。
この場面では丁寧に、例えば事務処理とかはテキパキやろう、とか。
テキパキやるには、『To Doリスト』を作って潰していく。
すごく明確な、Action・Do・Checkっていうのがあるので、
それでやってみていただければいいと思うんですけど、
テキパキもできるし、丁寧にもできるっていう、素敵じゃないですか。
(菅野さん)
両方できたら最強ですね。
(小巻さん)
最強ですよ。そうやってまた新しい仕事が転がり込んできたりとか、
まださくちゃんさんは22歳とお若くて、そして主婦ということで、ご結婚もされているので、
これからたくさんいろんな経験をされていくと思うんですけど、
多くの方が苦手だと思っている部分が、その人のエキスパートの部分になっていくという、
そういうお話もよく聞くんです。
「これが苦手だから一生懸命やったら、そっちが伸びた」ってありますから。
(菅野さん)
私は、悔しさこそがすべての原動力なんです。どんなに自分ができて褒められたとして、
それは嬉しいけれど、それより、自分的に出来なくて悔しかったって思うから、
次までに絶対よくしてやろうと思って、いろいろ勉強したりとかすると、
だんだんと自然とスキルアップしていけたのかなって思います。
(小巻さん)
素敵ですね。七転び八起きと言いますか。失敗したら起きるし、ここが苦手だなと思ったら、
ちょっと仕組みを考えて克服するっていうことをやっているうちに、スキルアップしていきますよね。
さくちゃんさん、楽しみですね。今、下着の販売員のアルバイトをしているということなんですけど、これからどんなことが待っているか分からないので、
楽しんで、テキパキしていきたい部分と、丁寧な部分、どちらか一つ選ぶ必要はないと思うので、欲張って両方伸ばしていっていただければと思います。
M:Open Arms / Journey
(菅野さん)
愛情を持って仕事をすることが一番大事なんだなって感じた気がします。
(小巻さん)
さくちゃんさん、きっとお仕事好きなんですよね。私たちもそうですね!
(菅野さん)
愛情だけは負けないというつもりでやっております!
M:月、欠け feat. ACO / toe
M:Now And Forever / Richard Marx
M:Open Arms / Journey