- 第29回 オンエアー
- [2016.01.17]
- 『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いたメッセージをご紹介します。
そして、国立成育医療センター産婦人科医、三井真理さんにもお悩みにお答えいただきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪
▼ラジオネーム:マキノさん(39歳/会社員)
私は乳がん2年生です。現在ホルモン治療のため生理がとまったままです。
お薬の副作用で、新たな心配が生じるのはなんだか残念ですが、だからこそ子宮の検診にもきちんと行こうと思います。
子どもに携わる仕事をしてきたからこそ、子どものいない人生を送ることへの淋しさもありますが、
まずは自分を大切に、機嫌よく生きて行こうって思っています。
ラジオを聴いて頑張っている皆さんと一緒に、私もがんば りたいです。
(菅野さん)
「機嫌よく生きていこう」ってすごく良い言葉ですね。
(小巻さん)
いろんなことが不安だと思います。同じ経験をしたものとして、とてもその気持ちが分かりますし、
前向きに前向きにっていう、性格的にもすごく共感できるところがあります。
頑張りすぎずに、でも、せっかく機嫌よく生きていこうと思っていらっしゃるので、
マキノさんは、その工夫の引き出しをたくさん持っているんだと思います。
時には美味しいものだったり、家族と出かけたりとか、
笑顔のスイッチをたくさんご存知なんだと思うんです。
どんな時に自分が笑顔になれるのか、みなさんも日頃から笑顔のスイッチってどこかな?
何を見た時に笑顔になれるかな?
というのを、ち ょっと意識するだけで、見るものとか聞くものとか笑顔になれるんです。
マキノさんはもうそれをご存知なんだという気がします。
(菅野さん)
ラジオを聴いている皆さんにもパワーを与えようとしているし、素晴らしいなと思います。
そしてマキノさんからは曲のリクエストもいただいています!
周りの友達が幸せそうに見えてたまらなかった時、心に響いた大好きな歌。
M:Beautiful / Superfly
なんてパワーの出る曲なんでしょう!
マキノさん、ありがとうございます!
ここからは、国立成育医療研究センター産婦人科医・三井真理先生に
リスナーの方からの質問に応えていただきます。
▼ラジオネーム:まほまほさん(29歳/女性)
市の検診で子宮頸がん検診を受けていますが、
先日同年代の友人が子宮体がんの検診で再検査になってしまったと言っていました。
子宮頸がんと子宮体がんの両方を検査しないと意味がないと聞いたのですが、どうなんでしょうか。
(三井先生)
“子宮体がん”の検査で再検査ということで、“子宮体がん”の方が、
膣からいくと“子宮頸がん”を調べる部分をこえて子宮の奥の方になるんです。
子宮の奥の方に病気があるのか、 手前の方に病気があるのかっていうのを正確に区別するために、
ご友人の方はそ う言われたのではないかなと思います。
(小巻さん)
意味がないというよりかは、しっかりと“子宮頸がん”の検査と、
“子宮体がん”の検査を両方してくださいねということですよね。
(三井先生)
そうですね。
子宮の入り口は一箇所なので、子宮の奥の方の“子宮体がん”の検査をする時に、
検査するための器具が子宮の出入り口を通過するんです。
なので(子宮の奥か手前か)どちらの細胞に病気があるのか調べる時には、
それぞれ別のところから正確に調べなければ分からないと言われたのかなと思います。
(小巻さん)
発症する場所が違うということで、検査する器具も違うということなんですか?
(三井先生)
子宮の出口の“子宮頸がん”の検査をする時はブラ シ、“子宮体がん”はスティック状の、
より正確に子宮の中の細胞がとれる器具を使用します。
(小巻さん)
ぜひ両方ともしっかり検査をして、問題があればそちらの治療を進めるということですよね。
(三井先生)
検診って誰でもドキドキするし、何かあったらどうしようって思った時に再検査って言われてしまうと、
悪い結果が出てしまうの ではないかと思い込んで、
それだけで心配になってしまうんですけど、子宮や卵巣は症状がすぐに出る臓器ではないので、
検診でいかに早く見つけてあげるかということが、今後の自分のためでもあるかなと思います。
それが大きな一歩だと思います。
(小巻さん)
勇気をもって、しっかり両方の検査をしてくださいね。
M:Close To You / Tymes4
オンエアー曲リスト
M:I don' t know / Chara x 韻シスト
M:Beautiful / Superfly
M:Close To You / Tymes4