- 第33回 オンエアー
- [2016.02.14]
- 『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いたメッセージをご紹介します。
そして、国立成育医療研究センター産婦人科医、三井真理さんにもお悩みにお答えいただきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪
▼ラジオネーム:大泉洋大好きっ娘さん(31歳/自営業)
この間勇気を出して子宮ガン検診に行って来ました!
結果は異常がなくホッとしています。検診に行って本当に良かったと思いました。
(小巻さん)
報告をくださって、ありがとうございます。
結果が出て何もなかったというのは、本当にしばらく安心して過ごせますからね。
(菅野さん)
気持ちよく日々を過ごせる気がしますし、やっぱ初めて(検診に)行くのって
どうしても緊張しますけど、行ってしまうと、
なんでこんなに意気込んでいたんだろうって思うくらい簡単なので。
(小巻さん)
そんな大泉洋大好きっ娘さん、ぜひ、頑張った自分にご褒美を!
(菅野さん)
そうですね。大泉洋さんが出演している作品のDVDを買うとか、
大泉洋さんの北海道のカレーをいっぱい食べていいとか!
ぜひご褒美をあげて下さい!
▼ラジオネーム:ゆかりんさん(49歳/パート・アルバイト)
私は乳がん2年半です、楽チンと思う反面寂しいとも思います。
でもこんな思いしている方々はこの世の中に沢山いますよね(^o^)
それぞれの治療法は違っても皆さん適当にがんばりましょう!
(小巻さん)
短いメッセージの中にいろんな思いがあるなと感じました。
楽チンというのは、どこのことかははっきりとは分からないんですけど、
「楽チンと思う反面寂しい」って、ポジティブにとらえてみたり、
ちゃんと自分の感情をキャッチされていたり、最後に「適当にがんばりましょう!」と、
あんまり頑張りすぎもせず、“あなたなりに適当に”っていう、
その言葉にも前向きさがあるなと思って強さを感じました。
(菅野さん)
頑張ろうと思うと、ちょっとめげちゃう日もあるし、
そこまで頑張れないよって思う日もあるけど、
“適当に”だったら頑張れる気がするって思います。
(小巻さん)
乳がんや子宮頸がん、子宮がん、いま本当に増えているからこそ、
このハロースマイルの活動をしているんですけども、
いろんな方がいろんな思いをしながら、治療したり、
検診に足を運んだりされているんだなということが、改めて伝わってきました。
女はみんな、こんな生理痛から始まって、いろんな思いをしているので、1人じゃないし、
こうやってみんなでシェアしながら励まし合いながらやっていきたいなと思いました。
M:Woman / John Lennon
(菅野さん)
ここからは、国立成育医療研究センター産婦人科医・三井真理先生に
リスナーの方からの質問に応えていただきます。
▼ラジオネーム:こたろうさん(28歳/会社員)
夏に転職しました。
秋から生理の量がすごく少なくなり、心配で婦人科を受診したところ、
「環境の変化によるストレスが原因」と言われました。
本当にストレスが原因なのでしょうか。
調べる方法はありますか。
(三井先生)
ストレスが原因かっていうのは、「明らかにストレスです」と
線結び的に言える方法ってなかなか難しいと思うんです。
恐らく、他に検査をいくつかしていると思うんです。
例えば、超音波検査で子宮と卵巣の形をみたりとか、血液検査でホルモンの状態をみたりとか。
そして総合的に判断して、生理の量が少なくなるような、“目で見える病気”は考えにくいので、
例えば、環境の変化や恋人と別れたり、なにかすごくショッキングなことがあったりなど、
ストレスは目には見えないので、他のいろんな検査をしたうえで、
最終的に診断をいただいたのかなと思います。
(菅野さん)
じゃあ、ストレスが原因ですって言われたってことは、
逆にとらえれば目に見える原因はなかったということなんですかね?
(三井先生)
検査をして、卵巣が腫れているとか、子宮に何かできていますとか、
そういうことではなくて、いろんな検査を総合して、最終的にストレスが原因ではないか、
とドクターはおっしゃられたのではないかなと思います。
(小巻さん)
ストレスを測るのって難しいところがありますよね。
28歳ということで、この年代って、転職とか結婚とか変化の激しいライフイベントが
たくさんある世代でもあるので、そういったことが、
生理とか体調に影響するということも多そうではありますよね。
(三井先生)
そうですね。夏に転職しましたと書いてあるので、
もしかしたら自分が思っている以上に頑張ってしまっているのかもしれないし、
このぐらい平気と思いながら毎日頑張り続けている方、非常に多いと思うので、
もしかしたら、そういった心のSOSのサインが出ているのかもしれないです。
(小巻さん)
でもこたろうさん、心配で婦人科を受診したというところが、一歩踏み出せてて。
(三井先生)
本当に勇気がいったと思います。
心配していた時間は長かったんじゃないかなと思います。
(小巻さん)
こたろうさんの場合は、少し様子を見て、生理の様子がずっと戻らなかったり、
何か痛みが出たりということがあったら、もう一回、婦人科で診てもらうということでしょうか?
(三井先生)
あとは、自分で出来ることとして基礎体温を測ること。
なかなか毎日測るのは難しいんですけども。
私たちは診察室でお話している時の状況しか分からないんですね。
でも基礎体温があると、病院にいない時の身体の状態が分かるので、
自分の身体を見つめるという意味でも、基礎体温を測ると自分の身体のリズム、
月経不順の方は特に参考になるかなと思います。
M:Stay With Me / Sam Smith
オンエアー曲リスト
M:L-O-V-E / Nat King Cole
M:Woman / John Lennon
M:Stay With Me / Sam Smith