- 第47回 オンエアー
- [2016.05.22]
- 『Hellosmile Lounge』今夜は、先日来日された国連人口基金の事務局長・ババトゥンデ・オショティメインさんへのインタビューの様子と、
メールで届いたメッセージをご紹介します。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪
(菅野さん)
小巻さんは、なんでも先日、“すごい方”にインタビューをされたんですか?
(小巻さん)
国連人口基金(UNFPA)の事務局長・ババトゥンデ・オショティメインさんが来日されて、インタビューの機会をいただきました。
(菅野さん)
どんな方なんですか?
(小巻さん)
ババトゥンデさんは、国連人口基金という、国連の中でも女性の健康にまつわる様々な支援をする機関があるんですが、そこの事務局長を務めている方なんです。
ナイジェリアのご出身で、もともとナイジェリアで保健大臣を務められて、エイズ対策にも力を注いだ方です。2011年から国連人口基金の事務局長を務められて、
私はお目にかかるのが6回目なんです。
お医者さまをされていたので、健康のこと、特に女性の健康や出産など、世界ではまだまだたくさんの問題があるので、そこに純粋な思いをもって、
このお仕事をされているんだなという感じなんですけど、今回は、ちょっとだけお時間があればということで、子宮頸がんについてもインタビューさせていただきました。
(菅野さん)
どんなお話だったんですか?
(小巻さん)
世界の子宮頸がんの現状はどんな感じかを伺いました。
非常にまだまだたくさんの女性が、子宮頸がんに“り患”したり、命を落とされたりということが現実に起こっていて、
ハロースマイルの中でも「欧米は検診率が80%以上に対して、日本は、すごく検診率が低い」ということをお伝えしているんですが、
ハロースマイルで支援しているモロッコでは、子宮頸がんの検診、若い世代への啓発っていうのは、まだまだ途上なんですよね。
いろいろと深刻だという状況を伺ってきました。
(菅野さん)
子宮頸がんの予防と啓発っていうのは、日本だけの問題じゃないんですね。
(小巻さん)
ババトゥンデさんにお目にかかると、国連の方ということもあって、「本当に世界の問題なんだな」ということをすごく実感できました。
私たちにできることは何かなって、改めて思うんですけど、ババトゥンデさんのお話の中で、やはり教育が大切だということ。
周りの大人が考えてあげる教育も大切ですし、国とか組織として、どうやって病気のことや、自分を守ることを伝えていけるのかということ、検診のシステムとか、
そういうことを、国を挙げて、国境を越えて、みんなで考えていかなければいけない問題なんだなということを強くお話しされていました。
(菅野さん)
ハロースマイルへもメッセージをいただいたとか?
(小巻さん)
ハロースマイルの独特の啓発スタイル、キャラクターに応援してもらったり、結以ちゃんのようにファッションリーダーだったり、アーティストの方に
“自分事”としてメッセージを発してもらったり、時にはエンターテイメントの機会を活かして啓発を伝えていくっていうのは、なかなか他の国では、
1回だけ皆で集まろうよってことはあっても、継続して取り組みが何年も行われているということに対して、お褒めの言葉もいただきましたし、
これからまだまだ期待しています、というメッセージをいただいてきました。
(菅野さん)
ババトゥンデさんに、またいい報告できるように頑張らなくちゃですね!
(小巻さん)
そうですね、一緒に頑張っていきたいなと思います。
M:Woman / John Lennon
▼ラジオネーム:里山さん(16歳/学生)
私は生理がよく来なくなります
前に1年くらい来なくなって病院に行き生理が来るようになりました
しかし今また4ヶ月くらい止まっています。来ても1日だけとかがほとんどです
やはり病院に行ってもう一回見てもらった方がいいのでしょうか?
(小巻さん)
病院に行って診ていただいて、ホルモンのバランスとかで特に治療することがないですよって言ってもらったら、
食べるもの、休み方、運動とかを気を付けて生活していけばいいのかなと思うんですけど、
自己診断とか、心配になっている方がよくないと思うので、ぜひ、もう一回勇気を出して病院に行ってもらいたいなと思います。
(菅野さん)
しかも、こういうものって、結構心と繋がっていたりもするので、病院に行って、「ストレスたまっているから、もうちょっと楽にしてみて」って言われたら、
ちょっと頑張りすぎないようにしよって思うきっかけにもなるかもしれないので。
ぜひ、気軽にもう一回、病院に行ってみて下さい。
メッセージありがとうございました。
▼ラジオネーム:まろんさん(30歳/会社員)
こんばんは。はじめてこの番組を聴きました。
女性の体の仕組みについてあらためて考えさせられる時間で、
生き方のヒントを与えられたような気もしました。
私も、女性ホルモンと、どううまく付き合っていこうかと日常生活の中で考えることが多いです。
最近は、とてつもなく仕事のモチベーションが下がり、食べることが唯一の対処法になってしまっています。
お二人は、気分を上げるために何かされていることってありますか?
(菅野さん)
食べるっていうのも、もちろんすごく良いと思うんです。
私も、ちょっと気分上がらないなっていう時は、好きな音楽聴いたり、好きな映画を観たり、好きな本を読み返したり、そういう一人でできることを、まずはしてみる。
あと、好きな食べ物を食べて自分を甘やかすとかをした後に、それでも上がらないなって時は、人と話すってことが大事だなと私は思います。
人と話すと視野が広がるじゃないですか。
自分とは違う考え方の人の意見を聞くと「あ、そういう考え方もあるんだ」っていう、物事ってプラスの面とマイナスの面の両方があると思うので、
自分とは違う視点を持った人と話すと、「そういう考え方をもって明日からはやってみようかな」とか思えるので、人と話すことは大事かなと思います。
(小巻さん)
私もまだまだ落ち込むことってあるんですけど、やっぱり“言葉の力”を借りることをよくやっていて、良いことをイメージすると元気になってくるんですけど、例えば、
『目の前にすごくすっぱい梅干しがあると想像して』
って、それだけですっぱそうな顔になり、ちょっとよだれがでて(笑)
言葉によってイメージができると、身体も絶対に反応するんですね。
だからぜひ、一番言われているのが“ありがとうは魔法の言葉”なんですけど、
自分が今いることに“ありがとう”でもいいし、仕事にとてもモチベーションが下がっていても、「仕事があることに“ありがとう”だ」とか、
無理矢理でもいいので、“ありがとう”など、ポジティブな言葉を発してみると、気持ちと身体が引っ張られていくので、試してみてほしいなと思います。
(菅野さん)
たしかに、一回無理にでも、朝起きて鏡の前で笑顔つくると、意外と気持ちが元気になったりもしますもんね。
(小巻さん)
「今日、私は元気じゃないかも・・・」って言った後に、ネガティブで終わらないで、「でも頑張る」とか、
無理くり言葉だけでもいいからポジティブに持って行くと、気持ちと身体がついてき始めると思います。
(菅野さん)
それなら、日常で簡単に取り入れられますね。
いくつになっても、どんな人でも、必ず落ち込む時や、モチベーションが下がる時があると思うので、波もありますし、
そんなに無理し過ぎずに、楽しんでもらえたらなと思います。
まろんさん、メッセージありがとうございました。
M:ハピネス – スマイル・バージョン / AI
オンエアー曲リスト
M:Fight Song / Rachel Platten
M:Woman / John Lennon
M:ハピネス – スマイル・バージョン / AI