子宮頸がん予防啓発プロジェクト Hellosmile

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Hellosmile Lounge

女性ならではの健康面やメンタル面での悩み、キャリアや恋愛問題に絡む悩みなど、日曜日の深夜だからこそ、 ちょっと話づらいことも一緒に考えていきます。

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小巻亜矢
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第58回 オンエアー
[2016.08.14]
『Hellosmile Lounge』8月は「女の子の体と健康、強化月間!」ということで、産婦人科医の三井真理さんをお迎えして、皆さんのお悩みに答えていきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



(菅野さん)
8月は「女の子の体と健康、強化月間」ということで、国立成育医療研究センター産婦人科医、三井真理先生をお迎えしています。

▼ラジオネーム:花のJKになりたいさん(15歳/学生)
初めてまして、こんばんは。毎週聞いてます!
私の祖母は癌で亡くなったので、防げる子宮頸がんについてとても興味があります。
ところで、子宮頸がんとは関係無いのですが、私には同い年の彼氏がいます。
その彼が性行為を求めてきます。なんとなく話をそらし てきましたが、もう限界です。
私はもしもの時は責任を持てないし、そもそもまだしたくありません。
汚いとかは思ってないけど嫌です。私って変ですか?好きな人ならするのが当たり前ですか?

(小巻さん)
まず三井先生に、低年齢化している性体験のお話しなどいただきましょう。

(三井先生)
初めて性交渉をもつ年齢については色んな統計があるんですけど、大ざっぱに言うと、ここ最近の日本の男女の、初めて性交渉をもつ年齢の平均が、20歳くらいと言われています。
今、20代の方の平均は、だいたい18歳前後と言われていて、花のJKになりたいさんのご両親の世代に比べると早くなってきているのかなと思います。
この年齢が早くなってきているのには、やっぱり性についての 情報を、インターネットとかでどんどん取り入れやすくなって知識が入りやすいというのがあるんですね。
地域差もあるんですけど、日本全国的にみても、平均年齢は下がってきていて、あとは欧米の方はもっと早く、18歳よりももっと低い年齢で報告されています。
その分、性教育をどうするかということも、大きな課題かなと思います。
日本の性教育の現状というのは、これも地域によってばらつきがあると思うんですけど、例えば、なんで生理がくるのかっていうのも、きちっと真正面から向かって教育をしている施設というのは、多いかと言われれば、たぶん少ないのが現状なのかなと思うんですね。
男女の身体の仕組みから、どうして子供が産まれるのか、どうして性交渉があるのか、とい う道筋がまだちょっと、確立されるのはなかなか日本では難しいのかなと思います。
でもその反面、ちょっと調べれば、スマホからでもどんどん情報が得られるので、親とか教師らがいろいろ言う前に子供たちの方は情報を吸収してしまうことが起こり得るかと思います。

(小巻さん)
同い年の彼氏ということは、15歳・16歳で、そうすると、大好きだとどうしても一緒にいたい、抱きしめたいっていうその先に、どうしても性行為っていうのは、言いにくいですが、それも健全な欲求ではあると思うんですけど、花のJKになりたいさんの気持ちが、まだちょっと嫌というところにあるんですよね。
その気持ちって全然変じゃないと思うし、たくさんコミュニケーションをとって、「嫌いじゃなくて 大好きだけど、まだ怖い、まだそういう気持ちにはなれない」と率直にお話ししたらいいんじゃないかなと思います。

(菅野さん)
全然変なことではないですよね。人それぞれにタイミングってあると思うし、花のJKになりたいさんはすごくちゃんとしてるというか、「もしもの時は責任とれない」っていうことも考えてるのは偉いなと思いますよね。
なので、そのことを彼に伝えてわかってもらって、お互いのタイミングが来た時にっていうのが一番幸せなんじゃないかと。

(小巻さん)
そうですね、素敵な恋をしてほしいですね。

M:My Place / Brian & Tony Gold

▼ラジオネーム:テレビっ子さん(20歳/学生)
私は大学生です。私が所属している学部は授業数が多く、ほとんど毎日朝から夕方まで授業が入っています。
そのため気持ちに余裕がありません。
毎日授業の予習・復習はやっているつもりでした。
最近、授業で先生への問いかけに答えられず、キツく注意されました。
勉強ができないのはこの忙しい時間割のせいなんだからしょうがないでしょ!と思ってしまい、心のなかで反発してムシャクシャしています。
大学生にもなって私の直さなくてはいけない面なのは分かっているし、こんなことで苦労するなんてくだらないと感じてはいます。やる気もなくなりがちです。
こんな時どんな気持ちを持てば良いでしょうか。アドバイスお願い します。

(小巻さん)
子育てとか仕事に出ても、こういうことってありますよね。やることがいっぱいで余裕がなくなっちゃう時ってありますね。

(菅野さん)
でもそんな中、「毎日授業の予習・復習はやっているつもりです」っていう、偉い!

(三井先生)
これすごいですよね!手を抜いてないですよね。

(菅野さん)
たぶん先生にキツく注意されたのも、一回がすごく心に残っているんだと思うんですけど、それを気にせず、日々怒られても気にしない人いっぱいいると思うんですよね。

(小巻さん)
やることやっているんですからね。
あとは、少し余裕を持たせるためには自分へのご褒美ですね。
三井先生は、ムシャクシャする時ありますか?

(三井先生 )
私はすごく、テレビっ子さんのメッセージに共感できますね。
自分もそういう時ありました。
大学の授業が朝から晩まであって、本当に余裕がなくなる時ってあって、テレビっ子さんがおっしゃってることがよく分かるなと思ったんです。
「なんで勉強してるんだっけな?」ってことを見失いそうになることもありますし、でも身につく勉強って時間の長さじゃなくて時間の濃度、深さだと思うんです。
なので私は、全くやる気がない時は、本当にやらなかったですね。リフレッシュする時間を決めて、宝塚歌劇を観たりですね、全く違うことをして気持ちをリセットしてました。
そうすると、また向かっていける時ってくるのかなと思います。
きっとこの学部はご自身が希望し ていったところだし、「ここを勉強したい」と思って行かれたとこだと思うので、その気持ちはたぶん揺らいでないと思います。

(小巻さん)
ムシャクシャしながらも真面目に予習・復習しているところからも見ると、そういうことでしょうね。

(菅野さん)
毎日完璧にできる人なんて、誰もいないから大丈夫です!
適度にさぼりつつ、ぜひ楽しんでやっていって下さい!

M:Don't Know Why / Yeshemabeth


オンエアー曲リスト
M:Love Is Stronger Than Pride (Mad Professor Remix) / SADE
M:My Place / Brian & Tony Gold
M:Don't Know Why / Yeshemabeth
第57回 オンエアー
[2016.08.07]
『Hellosmile Lounge』8月は「女の子の体と健康、強化月間!」ということで、産婦人科医の三井真理さんをお迎えして、皆さんのお悩みに答えていきます。
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



(菅野さん)
今日はまず、「Hellosmile 事務局」にお便りが届いたんですよね?

(小巻さん)
そうなんです。“景子さん”とおっしゃる、女性の方からメッセージを頂きました。
景子さんは、今年の3月に子宮頸がんの手術をされて、お仕事に復帰されたのですが、仕事・職場の環境や、頑張りすぎて体調が悪くなってしまったり、彼との関係性とか、いろんな葛藤の中で、Hellosmileにお便りをくださりました。
「自分に何ができるんだろう?何かできることがあれば、ぜひお手伝いしたい」ということで、とても強く前向きなメッセージを頂いたんです。
子宮頸がんという、すごく辛い体験を、何とか前向きにとらえたり、自分自身の辛い体験から、自分の後輩の女性たちには“こういう思いをしてほしくない”という思いが、すご く強く伝わってきたので、何度かやり取りをさせていただいて、改めて、リスナーの皆さんへ伝えたいメッセージを頂いたので、皆さんに聞いていただきたいなと思います。

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▼景子さん より(一部抜粋)

検査をきちんと受けてほしい、ワクチンを知ってほしい。勿論大事です。
でもそれよりも、今後悔しないよう一日一日結果を残せるよう精一杯生きてほしいと思います。

日本は、まだまだ女性には優しくないところはあるけども、出産やこの子宮頸がんのように女性の病気でますます不利になることもあります。
だから若い女の子には毎日毎日大事にがんばってほしいと思います。
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(小巻さん)
他にも、
「聞いている方の中に 、もし同じような体験をしている人がいたら、そして、同じような体験の中で、踏み出せないような状態でいるとしたら、自分の体験から、誰かの背中を押してあげるとか、そういう役割を神様からもらった、選ばれた人なんだよ、と言ってあげたい。」
という言葉もありました。
「名前を出してもらっても構いません」ということで、ある種の覚悟を感じるような、メッセージだったんですけども、景子さんの体験や思いを無駄にしたくないなと思いました。
リスナーの皆さん、ぜひ「1日1日を大事に」というメッセージを受け止めていただければなと思います。

(菅野さん)
検査を受けてほしいのはもちろんだけど、それより、今を後悔しないように1日1日を大事に生きてくださいっていうメ ッセージ、これはきっと誰でも、今日からでも明日からでも出来ることだと思うので。
景子さん、メッセージありがとうございました。

M:FourFiveSeconds / Rihanna, Kanye West, Paul McCartney

(菅野さん)
8月は「女の子の体と健康、強化月間」ということで、三井先生にリスナーの皆さんからの「心と体のご質問」に答えていただきます。

▼ラジオネーム:るるさん(28歳/会社員)
わたしが勤務している職場では、希望者は子宮頸がん検診を受けることができます。
そのため、1年に1回は検診に行くようにしています。
しかし、最近気になるのは、芸能人の方が 毎年必ず検診に行っていたのにガンになったというニュースです(北斗さん、小林真央さんなど)。
検診はどのくらいの頻度で行くのがベストなのでしょうか?
1年に1回の検診では少ないのかな。。と心配です。

(三井先生)
るるさんも今の時点で1年に1回、検診に行かれているということで、忙しい中、時間を作って自分の身体を見つめることをされているのは、素晴らしいことと思います。
頻度に関しては、健康な状態であれば、1年に1回でよろしいかなと思います。
ただ、この検診で、よく経過をみていった方がいい何かが見つかった場合は、それは検診ではなく、診察を受けるということになるんですが、なので、検診という形で受けるのは、今の時点では、年に1回でよろしいかと思 います。
逆に検診を受けすぎて良くないことというのは、例えば、乳がん検診のマンモグラフィーなどは、被爆のリスクが上がってきてしまうので、もともと乳房にご病気があるとか、そういったことでなければ、年に1回でいいのではないかと思います。

(菅野さん)
芸能人の方が 毎年必ず検診に行っていたのにガンになったというニュースが気になるとのことですが。

(三井先生)
実際に、私も診療で聞かれることが多いのですが、じゃあ年に2回、3回にした方が良いのかというのは、なかなか難しいところなのかなと思うんです。
なので、乳がんに関しては、年に1回は会社の検診を受けて、それ以外の1回は、自分の負担にはなってしまうのですが、近所のクリニックで診てもらうようにしているという方もいらっしゃるので、そういった方法もあるかなと思います。

(菅野さん)
基本的には1年に1回で大丈夫だけど、気になるようだったら、もう1度行ってみて下さい、ということですね。
三井先生、ありがとうございました。

M:All By Myself / Jamie O' Neal


オンエアー曲リスト
M:Cosmic Love / Mayer Hawthorne
M:FourFiveSeconds / Rihanna, Kanye West, Paul McCartney
M:All By Myself / Jamie O' Neal
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