- 第23回 オンエアー
- [2013.06.07]
- 金曜日の夜にホッとひといき、「Hellosmile Cafe」。
今夜は、先週に引き続き20代、30代の女性に増え続けている「子宮頸がん」の予防啓発を推進するプロジェクト「Hellosmile」の実行委員会 副代表 小巻亜矢さんと「相手を否定しない美学」をテーマにお送りしました。
まずは苦手な人を思いながら鏡に向かって「だいっきらい」と言ってみて下さい。
次に大好きな人を思って「大好き」と言ってみましょう。
「大嫌い」と「大好き」を言っている時の顔は全然違いますよね。
「大嫌い」と言っている時の顔はとげとげした感じが前面に出ていて嫌な感じがする「否定しない美学」というのは、自分が笑顔でいるためには相手を完全に否定してはいけない。
人は相手のほんの一瞬を見て「この人はこういう人だ」とレッテルを貼ってしまうのは、やめたいですね。
レッテルを貼ってはいけないと教えてくれたのは小学校6年生の男の子でした。
「Hello Dream」という子供たちの夢を育む社会をつくる活動の一環で小学校6年生のクラスに行った時のお話しです。
自分が15年後何になりたいかを発表する「子供たちの夢を描く授業」をした時、クラスに一人「やることがスローで積極的に物事に参加しない」男の子がいました。
この授業でも何もしなかったが、「かっこいい大人はいる?」と何度か聞いたら「おじいちゃん」と答えました。
「おじいちゃんは何をしているの?」と聞いたら「ラーメン屋」との答え。
体が小さいのに大きな鍋を運んだり、麺の湯きりをしているのがかっこいいから自分も「ラーメン屋」になりたいとだんだん話をしてくれるようになりました。
みんなの前で発表する時、なかなか言えないでいるとみんなから野次が飛び、「ラーメン屋」になりたいと答えたらみんなから
「そんなにぐずぐずしてたらラーメンがのびちゃうよ」、「まずそう」と口々に言う中、「そのラーメン屋に誰に来て欲しい?」と聞いたら、その男の子は「クラスのみんな」と言いました。
その瞬間空気が変わり、一番野次っていた子が「行ってやるよ」と言うようになり続いて他の子達も「割引しろよ」「行くよ」と言い出して、その男の子も笑顔に。。。
私(小巻さん)自身もその男の子に「やれない子」、野次を飛ばしていた子にも「冷たい子」とレッテルを貼っていた。
そうすると、相手の可能性も、自分の可能性も閉じてしまうんだなと学びました。
それは大人の女性でも同じことで、その人の奥に何があるか分からないのにその人を全否定することは出来ない
そう思うことで自分が優しい気持ちでいられるのかもしれませんね。
<プレゼント>
キャラクター大賞投票期間中のサンリオから、
「サンリオキャラクターたちの手のひらサイズの小銭入れ」をプレゼント!
キキララ、タキシードサム、ポムポムプリン、そしてキティちゃんなど、、、
お好きなキャラクターをメッセージ欄に書いて、ぜひご応募ください!
>>ご応募はこちらから!!
ON AIR SONG リスト
M1:「You're Beautiful (Bossa Version) / マルセラ」
M2:「Sara Smile / Daryl Hall&John Oates」
M3:「Can't Smile Without You / バリー・マニロウ」