- 第37回 オンエアー
- [2013.09.13]
- 金曜日の夜にホッとひといき、「Hellosmile Cafe」。
今夜は、20代、30代の女性に増え続けている「子宮頸がん」の予防啓発を推進するプロジェクト「Hellosmile」の実行委員会副代表の小巻亜矢さんから、明日を笑顔にするためのヒントをいただきます。
今回のテーマは「ストレスマネジメント」について。
番組にいただいたメールをもとに、大学院で心理学、特に自分との付き合い方の研究をされていた小巻さんとお話したいと思います。
▼ラジオネーム:おしゃるさん(女性・33歳・パート・アルバイト・茨城県)
家事に仕事にと日々変わりなくすごしていますが、最近、疲れやすく、イライラしやすいです。
夏の疲れがどっと出ているのかちょっと、自分にリラックスの時間を作らないとバランスが崩れているとつくづく感じています。
まず、自分の体、心の声に気づいていることは素敵なことです。
自分に優しく、大切にするための具体的な方法として身体を癒す。体に気持ちいいことをしてあげる。
お風呂でゆったり半身浴をしながら好きな本を読む、好きな音楽を聞く。
ウォーキング、ダンス、マッサージ、おいしいものを食べる、歌う、泣ける映画を見るなど。
自分の体に気持ちがいいことで自分を癒してみたらいかがでしょう。
イライラとどう付き合って対処したらよいか?
実は、選択理論というものが、心理学であります。
人間がある行動を起こすには、4つの順序があります。
「生理反応」、「感情」、「思考」、「行為」
「生理反応」心拍数が上がる、顔が赤くなる、血圧が上がる
「感情」イラッとする。ムカッとする
「思考」何でいつもそうなの?何てついてないんだろう
「行為」ドアをバタンと強くしめる
最初の「生理反応」、「感情」はコントロールできない。
「思考」、「行為」は少し選択する余裕がある。
まずは分かりやすい「行為」から変えてみませんか?
今度イラッとした時は、お水を一杯飲んでみる。好きな香りのハンカチを使う。ピンクのリボンを手首に巻いておく。
何でもいいので「行為」の部分から変える努力をしてみる。
ピンクのリボンを見た時に、「こんなことでイライラして物にあたる必要は無いな」と考えることで、「感情」もイライラをあまり引きずらなくなるものです。
結果「生理反応」もやがてコントロールできるようになってくるかもしれません。
こんなことを少し実行してみることで、ちょっとずつですが、イライラがイライラを呼ぶことから開放されていくといいですね。
ON AIR SONG リスト
M1:「Here Comes The Sun / Marcela」
M2:「Lost In Your Eyes / Debbie Gibson」
M3:「Vanilla Twilight / Owl City」