- NY国連本部にて「官民パートナーシップによる若者支援」事例発表カンファレンスに参加
- [2014.06.03]
- 5月27日(火)・28日(水)にニューヨークにある国際連合本部にて行われた
「官民パートナーシップによる若者支援」事例発表カンファレンスにHellosmile実行委員会副委員長の小巻亜矢が参加しました。
以下、小巻からの報告となります。
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ブラジル・メキシコ・エルサルバドル・南アフリカ・インド・アメリカに続き、
最後に日本の事例としてハロースマイルの取り組みを発表させて頂きました。
他国の事例は、青少年の性暴力の問題を切り口として貧困、就労、教育の課題、ひきこもり、自己肯定感の低下など心の問題と支援の対象も多岐にわたっています。
途上国と先進国では貧困や教育レベルの程度は大きく違いますが、青少年が抱える心理的課題は共通のものが多々あることがわかりました。
自身の専門であるグローバリゼーションの社会における自己理解ととてもリンクして、どの国の事例も興味深く、関わりたい気持ちが募りつつ拝聴しました。
ハロースマイルの事例は、他国の方にはとても目新しく映ったようです。
高評価のポイントは
?キャラクター・エンターテイメントを使って効果的に若者に訴求できている
?複数の公的機関と複数の企業と継続的にパートナーシップをつないで活動している
?cause related marketingが複数同時進行で成功している
?日本のみならず世界へ拡大し、今後のポテンシャルが大きい
各国の方に興味を持って聴いて頂き、プレゼン後も質問や是非一緒に何かできないか、という声を頂きました。
子宮頸がんの予防啓発という切り口から、性暴力や女性のエンパワメントの支援との接点も見出す可能性はあると感じています。
私たちの想いである「あなたとあなたの大切な人の笑顔のために」自分を大切にしてほしい、ということを広く伝えていきたいと決意を新たにいたしました。
余談ではありますが、国連という場でプレゼンテーションをした感想を少しお伝えしたいと思います。この機会を頂けたことは光栄であり、信じられない気持ちでもありました。
ハロースマイルは、一人の思いから始まったプロジェクトです。実行委員長であるTFMの武内英人氏にその思いが伝わり、TFMのCSRヒューマンコンシャスとの共鳴が起こり(起こしていただき)サンリオからこれまでにない大きな理解と協力を頂き、JAL様、ユニクロ様、フコク生命様・・・と
輪が広がり、さらに厚生労働省はじめ多くの公的機関の後援を頂けるに至り、UNFPA(国連人口基金)とのパートナーシップへと広がりましたのは、関わってくださった皆様のお力によるものです。
この奇跡的な素晴らしいプロセスに感謝する共に、ハロースマイルが国連という場で他国の想いある皆様にご紹介できるまでになったことが光栄であり、信じられないほどの気持ちでした。
国連では当たり前に多様な言語が使われ同時通訳が入ります。
私の発表は英語で行いましたが、スペイン語、フランス語、ポルトガル語に同時通訳されていました。英語力はまったく自信がなかったので、ぎりぎりまで単語の発音を電子辞書で調べたり、とあたふたしていました。でも、終わってみて感じたのは、大切なことは英語ではなく日々の行動であり、想いをまっすぐに持ち続ける、ということでした。
動き回り、人と会うことはエネルギーを要しますが、その分自分のポジション(自分の中の多様な視点、ともいえるでしょうか。)が豊かになるので、自分の可能性が広がる。
人は無限の可能性がある、と言うけれど、日々何かに出会い、何かを感じること自体、無限に可能性を拡げていることになるのだから、生きているだけですごいこと、年を重ねることは万歳!なことだな〜と、そんな感想も持ちました。
さて、プレゼンの最後は“この星に笑顔を増やしましょう!”で締めくくりました。
会場にいた皆様は終始真剣に聴いて下さっていましたが、最後はにっこり目を合わせ微笑みあって拍手をくださいました。
Hellosmile 〜あなたとあなたの大切な人の笑顔のために〜
日本に限らず、世界にいるひとりでも多くの方が笑顔で過ごすことができるように
“Hellosmile”今後も活動を行ってまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
2014年6月3日 小巻亜矢
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