福島県いわき市「おのざき」レポート
12月15日と22日のHand in Handは、福島県いわき市の老舗鮮魚店「おのざき」のレポートをお届けしました。
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12月15日放送/前半
12月22日放送/後半
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福島県最大級の老舗鮮魚店「おのざき」は、1923年、福島県沖で水揚げされる「常磐もの」を提供する鮮魚店として創業。今年創業100年を迎えました。現在は三代目の小野崎幸雄さん、四代目の雄一さんがその屋号を支え、鮮魚店を4店舗、飲食店を2店舗展開、加工品の製造販売も手掛けています。
活きのいい鮮魚はもちろん、加工品の「厚揚げソフトかまぼこ」も有名で、東京の日本橋ふくしま館「MIDETTE」でも人気商品となっています。我々スタッフが「おのざき」の存在を知ったのもじつはこの商品がきっかけでした。そのまま炙って食べても美味しいし、汁物や煮物に使うと良い旨味が出て料理が一段階美味しくなる逸品です。
そんな百年企業である「おのざき」を支える三代目と四代目のお話し、来し方と今後についての思いはレポートの通りですが、実家へ戻り家業を受け継ぐ決意をされた四代目の雄一さんを誇らしく見つめる父・幸雄さんの表情が印象的でした。
お話しを伺った基幹店舗の「鮮場やっちゃば平店」はさながら“魚好きの遊園地”で、魚種の豊富さが自慢の“常磐もの”の魅力が詰まった店舗です。我々も取材のあとキョロキョロしながら歩きましたが、鮮度バツグンで見たこともない魚もあってまあ楽しい。しかしインタビューでもあったように、これでも震災前に比べればぜんぜん少ないし、とくに今年夏の処理水放出以降は全国の皆さんが福島の海産物の応援、買い支えをして頂いたおかげで“魚が入ってこない”という現状も印象的でした。まさに嬉しい悲鳴。
取材のあとは直営のお寿司屋さん「いわき海鮮寿司おのざき いわき駅前ラトブ店」へ。じつは取材前からスタッフもちょくちょく通っていて、常磐ものの新鮮で美味しいネタがいつでも味わえるとっておきのお店なんです。看板メニューの“メヒカリの炙り握り”をはじめ、常磐ものの美味しいところを堪能させて頂きました♪
「おのざき」の店舗では「厚揚げソフトかまぼこ」をはじめ、「金曜日の煮凝り」などオリジナルの加工品も販売していますし、お寿司屋さんでは腰が抜けるほど美味しい“常磐もの”が堪能できます。
いわきを訪れ際はぜひ足を運んでください。
お店の情報やオンラインでの購入は、おのざきオフィシャルサイトから。
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